5月10日、「クラウドコンピューティングEXPO」のさくらインターネットブースでは、民間を巻き込んだIT振興を進める福井県鯖江市に関するセッションが行なわれた。オープンデータへの取り組みで注目を集めた鯖江市が手がける子供向けのプログラミング教育やIoTへの取り組みなど、最新動向が披露された。 オープンデータへの取り組みからスタートした鯖江市 国内のメガネフレーム生産の9割を占めるメガネのまち、福井県の鯖江市。女子高生発の施策を自治体として実施する「JK課」や仮面女子とのコラボレーションといったエッジの効いた取り組みのほか、自治体としてオープンデータにコミットしていることでも知られている。今回のセッションでは、こうした鯖江市の取り組みとともに、現在進められているIoTによるバス情報の収集プロジェクトが披露された。