アメリカのトランプ大統領が今月25日午後、動物虐待・拷問防止法案(Preventing Animal Cruel and Torture Act / PACT法)に署名した。 この法案は、今年3月に米連邦議会に提出されていたもので、法案が通れば動物虐待がアメリカ史上初の全米に及ぶ連邦犯罪になるとして注目を集めていた。 10月22日、法案は米連邦議会下院を通過し、11月5日に上院でも全会一致で可決された。残るは大統領の署名のみだったが、ついにその署名が行われたのだ。 この連邦法により、国家レベルで動物の虐待や拷問は重罪となり、違反した場合、最長7年の懲役と罰金が科されることとなる。