アメリカなどの外国企業と契約を結んだ数千人の情報技術労働者が、年間数百万ドル(数億円)の賃金を秘密裏に北朝鮮に送金して弾道ミサイル計画に充てていたことが、FBIの調べにより明らかになりました。 Office of Public Affairs | Justice Department Announces Court-Authorized Action to Disrupt Illicit Revenue Generation Efforts of Democratic People’s Republic of Korea Information Technology Workers | United States Department of Justice https://www.justice.gov/opa/pr/justice-department-announces-court-a
北朝鮮は2022年11月18日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し、ミサイルは北海道渡島大島の西に広がる日本の排他的経済水域内に落下しました。幸いにも人的被害は報告されていませんが、もし落下地点付近を航行中の船舶や航空機があれば被害が出る可能性もあり、日本を含むG7諸国は北朝鮮を「最も強い言葉で非難」する声明を発表しています。こうした北朝鮮のミサイル発射をGPS衛星の信号から検知する仕組みを、有志の研究者が発表しました。 A volunteer project used GPS to detect a North Korean missile test | New Scientist https://www.newscientist.com/article/2348466-a-volunteer-project-used-gps-to-detect-a-north-korean-mis
ソル・ソンギャは、自分にも「夫を“買う”とき」がきたことを覚えている。 1960年代後半生まれのソルは、北朝鮮の工業都市、順川(スンチョン)で貧困と空腹のうちに育った。 成人したソンは建設現場で働きはじめる。その数年後の1990年代初頭、彼女の母親が勤めていた製薬工場から持ち出したペニシリンをこっそり売るようになった。そこから彼女の人生は変わった。 当時、旧ソ崩壊のあおりを受けた北朝鮮では国内経済と食糧配給制度が破綻し、深刻な飢きんが起きていた。このとき、数百万人が餓死したと言われている。化学者だった母から専門知識を叩き込まれたソルは、家計を助けるために薬の生産に乗り出す。数人の従業員を雇用し、公安当局に賄賂を渡し、自力でカネを稼ぐようになった このままビジネスを続けていくには、身分の低さを補ってくれる政治的なコネを持つ夫が必要だと、ソルは考えた。北朝鮮には政治的な身分制度「出身成分」があ
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