このnoteは、スタートアップの起業家/経営者で、メンタルを崩してしまった(崩してしまいそうな)あなたに読んでいただきたくて書いています。 ひとりひとりの「メンタル不調」の背景には言葉にはし尽くせない「人生」そのものが存在するのであって、そう簡単に定式化できないことは重々わかっていますが、それでも、これまで数百人の起業家/経営者をサポートしてきた中で見えてきた共通点は、もしかしたらあなたにも役に立つかもしれないと思うので、少しでも参考になればと思っています。 長くなるので、まずは目次を見て、必要なところだけを読んでください。 そして、もし身近に、こんなことを知っておいてほしい人がいたら、ぜひ共有してあげてもらえるととても嬉しいです。 はじめに知っておいてほしいことスタートアップ起業家/経営者がメンタル不調に陥ることは、珍しいことではないまず知っておいていただきたいのは、スタートアップの経営
1979年生まれ。京都大学経済学部卒業。国会議員秘書を経てプレジデント社へ入社、プレジデント編集部配属。経済誌としては当時最年少でプレジデント編集長就任(2020年1月)。2021年7月に独立。現在に至る。 Twitter → https://twitter.com/ogurapunk CONTACT → https://k-ogura.jp/contact/ 「超一流」の流儀 ビジネス界を中心に各界の「超一流」の言動にスポットを当て、ビジネスパーソンの仕事に生かせる「超一流ならではの流儀」をお届けする。 バックナンバー一覧 「売上高を伸ばすべきか、利益を増やすべきか」――。経営者だけでなく、会社の収益管理の一端を担う管理職や現場社員の誰もが一度は直面する、「経営の永遠のテーマ」だ。この問いに対して、「経営の神様」と称された稲盛和夫氏はどう答えたのか。(イトモス研究所所長 小倉健一) 売上
「かっぱ寿司」の産業スパイ事件 回転寿司大手「はま寿司」の営業秘密を不正に入手したなどとして、「かっぱ寿司」を畝位するカッパ・クリエイトの社長を逮捕しました。 社長と他2名。 容疑は「不正競争防止法違反」 競業企業の営業秘密を盗んで、上場企業の現職社長が逮捕されるのって、異例です。 法人としての会社も同時に書類送検されるそうです。 この社長、前職が「はま寿司」の取締役。 その後2020年の11月に転職して2021年から「かっぱ寿司」の社長やっていた。 古巣から持ち出して、新しい会社に活用。 仕入れの秘密とか経営の根幹に関わる情報だったんだろうね。 寿司業界の産業スパイ事件。 業界大手が切磋琢磨して、よりいいものを、よりお手軽に提供する。 それができるなら、競争もいいと思う。 消費者のためになるから。 でもね、熾烈な競争は、犯罪行為をも発生させてしまう。 ヘッドハンティングされて社長になるく
僕は2020年から「顧問編集者」という仕事をしています。これは経営者の思考を言語化して社内外に伝える仕事です。 この仕事についてForbesさんに記事にまとめていただいたのですが(本当にありがとうございます!)「もっと知りたい」という声もいただいたので、今日はもう少し詳しく書いてみたいと思います。 「顧問編集者」を始めたきっかけ僕はもともと書籍の編集者でした。 前職のダイヤモンド社では『佐藤可士和の打ち合わせ』『週刊文春編集長の仕事術』『福岡市を経営する』など、主にビジネス書を作ってきました。 2018年に出版社を辞め、1年ほどは書籍のフリー編集者をやっていました。運のいいことに『メモの魔力』や『リーダーの仮面』などのヒット作にも携わることができました。 そんななか、ある経営者から「Webサービスをローンチするとき自分の思いをnoteに書きたいのだけど時間がなくて困ってる。ちょっと手伝って
コロナ禍で社会が変わり、新規事業がたくさん生まれている。スタートアップにチャンスが巡ってきただけでなく、本業消滅の危機に直面した大企業は新規事業へのシフトに必死だ。しかし、それらを成功させるのは今も昔も容易ではない。新規事業を成功させるのに本当に大事なことは何なのか。最もくわしいのは連続起業家(シリアル・アントレプレナー)と呼ばれる実業家たちだ。中でも守屋実氏は30年間で52もの新規事業立ち上げにかかわり、成功も失敗も数多く経験してきた。それらリアル過ぎる経験を盛り込んだ新刊『起業は意志が10割』から「起業に大事な9つのポイント」を9回にわたってお届けしたい。新規事業に限らず、これらはプロダクトをヒットさせるヒントでもあり、チームリーダーやPMをサポートする人にとっての心得でもある。 9つのポイント6 カネ=もっとも大事 「起業に大事な9つのポイント」6つ目はおカネについて。「イシ・コト・
3年後、5年後、10年後に「生き残る会社」「消える会社」…371社を実名公開! 2030年、本格的な淘汰がはじまる 猛威を振るう自然災害。世界は脱炭素化へと舵を切り始めた。もはや環境問題を無視した経営は成り立たない。この大きなうねりの中で生き残ることができる会社は果たしてどこか? 徹底予測する。 鍵は「再生エネとIT」 毎年1月末に、世界の政財界のトップがスイスのリゾート地に集まって会議が開かれる。地球の未来を、そして新しいビジネスの展開を語る上で欠かすことのできない「ダボス会議」だ。 2021年はコロナ禍のため、5月シンガポールでの開催になるが、そのテーマは「グレートリセット」。コロナ後の世界が、旧来の社会システムや価値観をリセットし、まったく新しい形に生まれ変わることを宣言する壮大なテーマだ。 そんな議題に呼応するかのように、アメリカでは環境政策を重視する民主党へ政権が移行し、再生可能
金融業界で、最近、預金口座の維持のため手数料をとることを検討する動きが出ています。日銀のマイナス金利政策で金利が低くなり収益が悪化していることも背景にありますが、利用者の負担が増えるだけに今後、議論となりそうです。 ところが最近、金融機関の間で、利用者から手数料をとることを検討する動きが出ています。 日銀が追加の金融緩和策としてすでにマイナスとなっている短期の金利をさらに引き下げた場合、収益がますます悪化するというのが理由です。 19日記者会見した全国銀行協会の高島誠会長は、今後、日銀がマイナス金利を引き下げることを決めれば影響が大きいと懸念を示しました。 また預金口座の利用者から手数料を取ることについては「預金口座はキャッシュレス決済などにも利用され、維持管理のコストが高まっている」と述べ、コストの増加が経営課題になっているという認識を示しました。 一方、同じく19日記者会見した日銀の黒
*当記事は、登壇資料の補足記事である。長文につき、時間がない方はこちらの資料のみ版だけでもご参照いただけると嬉しい。 週末、「エモさが作る組織」というテーマでフジテレビのプライムニュースαにミラティブ社を特集いただいた。 ちょっとエモフォーカスで実態よりだいぶ陽キャっぽく見える感じだったけどw、ミラティブはとにかくエモい会社にしたいと思って作ったのは事実だ。 先週はセガから元取締役CSOの岩城さんを迎え入れる発表をしたこともあり、まだまだながら「組織力」についてForbesに記事にしてもらったタイミングでもある。 「採用候補者様への手紙」もミラティブなりの正直な組織の現状をつづったものだ。 そんな折、登壇で「思考法」をテーマにお題をいただき、ちょうど最近の考えをまとめたので、outputしておく。 (何かに時間を使ったらとにかく最大限活用したいケチな性格なのだ…) 資料中にもあるが、登壇資
有名ブロガーさんの確定申告について教えてもらったのですが、そのとき気付いちゃったんですよね。 あ、確定申告すれば億万長者になれるな。 って。 そこで今回は、弥生株式会社さんの主催する「かんたん!個人事業主・フリーランスのための確定申告セミナー」に参加して、学んだ内容をレポートしたいと思います。 まぁ結論を先に言えば億万長者になれる可能性はそんなにないんですが、”万長者”くらいにはなれそうなのでぜひご参照ください。 まずはおさらい・確定申告とは? 確定申告とは、所得税をいくら支払うか税務署に報告することです。 所得(収入から、必要経費を差し引いたもの)から控除を引き、そこに特定の税率をかけたものを「所得税」と呼ぶらしいのですが、これを「いくら払うかちゃんという」ことみたいです。 テレビとかでよく聞く、”節税”とかいうおいしそうな単語は、この所得税をおさえることと同義。ここに万長者への儲けの秘
芸術作品は100年以上たっても価値がある NHKの日曜美術館で、印象派の画家、モネの特集をやっていました。 100年以上前の画家ですが、今も作品が傑作として残っている。 モネの「印象日の出」(1872年)という作品で「印象派」が誕生したと言われている。 印象派の画家たちは、それまでの写実的な伝統の壁を乗り越え、新しい表現を完成させていきました。 動いている現実の光を一瞬のうちに、印象的に捉えようとする。 時間や季節とともに変化する、光を追求していった。 まさに芸術史の上では革命的だったわけです。 100年以上たった今でも、評価される理由があるわけです。 この番組を見ていて思った。 会社の経営も「芸術作品」だよな。 そういうこと。 経営者にとって、会社は作品なんだと思う。 時を超えて残る経営を目指そう 会社は一時期だけ儲かればいいわけではありません。 自分が立ち上げた会社が大きくなり、時代の
たくさんのメッセージありがとうございます 今日、57歳の誕生日でした。 お祝いのメッセージ、ありがとうございます。 心づかいと愛情を感じました。 本当にたくさんの人に支えられて、今があるんだなって、感謝しています。 何も恩返しはできませんが、自分にできること、得意なことで、一人でも共感してくれるような、何か新しい視点を発見してもらえるような、そんなことができたらいいなと思っています。 これからもよろしくお願いします。 ジャズに名曲はない 57年間を振り返ってみると、自分の人生に決定的な影響を与えてくれた人っていうのは、何人かいるものです。 高校のときの先輩、荒川さんは、確実にその一人。 ボクにジャズの素晴らしさを教えてくれた人です。 ボクは音楽が好きです。 特にジャズが好き。 高校のときからずっとジャズを聴いていました。 そのジャズを聴くきっかけが、この荒川さんという先輩だったのです。 荒
誰に伝えたいのか、それを明確にする 販促や広告、ブログやSNSの発信、プレゼンや講演、なんでもそうですが、伝える相手のことがよくわからないと、届かない。 「誰に」伝えたいのか? これを明確にすることが大事です。 そう思いますよね。 専業主婦に伝えるのか、ベテランの経営者に伝えるのか、新人の会社員に伝えるのか、相手によって関心ごとも違うし、もっている問題だって違うかもしれない。 誰に伝えるのかがわかったら、どういうふうに伝えたらいいかがわかってきます。 どういう言葉を使って、どういう方法で、どんな内容を伝えればいいか。 これを明確にしなければ、あまり伝わらないのです。 マーケティングでいっても同じです。 自分の商品を、どういう人達に買っていただくのか? そしてその人たちに、どういう価値を届けるのか? こういう視点が重要ってことです。 今は情報があふれ、ちょっとやそっとじゃ伝わらない時代です。
いつも変化して新しい価値を生み出そう エクスマ塾2015も、62期から始まって、今進行中なのは67期沖縄と68期仙台です。 昨日、仙台の塾をやっていて気づいた。 塾のカリキュラムが、毎回ちがうってこと。 もちろん、根幹となる部分、エクスマの考え方はまったくブレていません。 関係性を大切にする。 独自の価値を創出する。 仕事を楽しむ。 競争の排除。 などなどの、本質的なことは変わりません。 でも、カリキュラムが、毎回変わっていっている。 昨日は、塾生さんからの質問に答えるコーナーを、Ustreamでライブ中継しました。 それを見ていた62期の塾生福井さん(おさる)が 「62期から内容が変わりましたね〜」 って、コメントしてくれた。 それを見て、確かに62期とは内容が全然ちがう、って思ったんです。 まだ一年もたっていないのに。 カンタンに言うと、進化しているってこと。 同じことを決めた通りにや
「こだわり」の本来の意味を知った 「こだわる」という言葉はマイナス評価の言葉であって、プラス評価に使うのは、間違いだということを最近知った。 読売新聞の「編集手帳」というコラムを書いている、竹内政明さんという方が言っていた。 たくさんある新聞一面のコラムで、「編集手帳」が一番名文だなって、常日頃思っていたので、興味深く読んだ。 [こだわる] つまらないことに心がとらわれて、そのことに必要以上に気をつかう。 拘泥する。 本当はこういう意味だったのです。 それがいつしか乱れて、細かなことまで気をつかって味覚などの価値を追求すること」なども、「こだわる」という言葉を使うようになった。 でも、これは本来とはまったく意味がちがう正反対の使い方。 知らなかった。 こだわりって、プラス評価されているのに、なんとなく違和感を感じていたので、なんとなくホッとした気分でした。 でも、今は一般的にいい意味で使わ
コンサルタントは誰でもなれる もう4月も中盤に近づいているのに、冬のように寒い日が続いていました。 やっと春らしくなってきました。 マンションの中庭のシャガの花もきれいです。 質問されたことがあります。 「コンサルタントになるには、どうすればいいのですか?」 コンサルタントになるのは、カンタンです。 あなたも今すぐに、なることができます。 今から、自分はコンサルタントだ、と宣言したらいいのです。 コンサルタントに資格はいりません。 名刺を作って、肩書きに「〇〇コンサルタント」って書けばいいのです。 資格がないから、誰でもなれる。 そのかわり、競争も多くて実力だけが頼りの世界です。 コンサルタントで成功するためのキーワードは以下の3つです。 1:経験に基づくノウハウ 2:ブランド力 3:人柄 1:経験に基づくノウハウ ノウハウっていうのは、その分野のスキルや知識、人脈など、いわゆるあなたのコ
こんにちは。インターネットで1番頭が悪い会社バーグハンバーグバーグです。 そろそろ確定申告の期限も間近。まだの方は急がねばなりませんが、領収書を眺めていると「これってそもそも経費に入れていいの?」なんてことがよくありませんか? そんなわけで今回は、全自動クラウド会計ソフト「freee(フリー)」さんに会場の提供と税理士さんの紹介をして頂き、経費の疑問を解決すべく、代表のシモダテツヤが色々と質問してまいりました。 全自動クラウド会計ソフトとは… 簿記の知識がなくても、個人の青色申告から会社の会計まで自動でやってくれるソフトです。freeeは、ユーザーをサポートする認定アドバイザーとして会計士・税理士と提携している関係から、今回のお話を聞くことができました。 というわけで、税理士の李顕史さんに色々お伺いしました。 李顕史さんは、化学メーカー、ネット銀行といった上場企業から、年商3億円の企業まで
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