【シリコンバレー=山田遼太郎】米新興企業オープンAIが将来の高度な人工知能(AI)の実現に備えた安全対策のチームを解消したことが17日、明らかになった。退社した元幹部は新技術やサービスの導入を急ぐ同社の方針を批判する。生成AIのリーダー企業は安全性と事業拡大スピードのバランスを巡って揺れている。高度AI制御の研究チームを解散「スーパーアライメント」と呼ぶチームを事実上解散したと複数の米メディ
AIの発明に特許を認められるかどうかが争われた裁判で、東京地方裁判所は「発明者は人に限られる」として特許を認めない判断を示しました。一方、今の法律はAIの発明を想定しておらず多くの問題が起きるとして、国会での議論を促しました。 アメリカに住む原告はAIが自律的に発明した装置について、発明者の名前を「ダバス、本発明を自律的に発明した人工知能」と書いて特許を出願しましたが、特許庁は3年前、「発明者は人間に限られる」として退ける決定をし、原告は決定の取り消しを求めて訴えを起こしました。 16日の判決で東京地方裁判所の中島基至裁判長は「知的財産基本法では、発明は人間の活動で生み出されるものだと定義されている。グローバルな観点でも、発明者に直ちにAIが含まれると解釈することに慎重な国が多い」と指摘し、原告の訴えを退けました。 一方、特許をめぐる法律はAIの発明を想定していないと指摘したうえで、「AI
筆者の環境で、LM StudioでCommand R+を動作させている様子。会話相手は自作キャラクターの「明日来子(あすきこ)さん」 PCローカル環境で動作する大規模言語モデル(LLM)「Command R+」を使っていますが、相当優秀ですね。体感ではChatGPT(GPT-4)と変わらないレベル。さらに、ChatGPTが回答を拒絶するような会話もできてしまいます。これが体験できるようになったのは、LM Studioに代表されるローカルLLMを動かすためのアプリ環境が整ってきたためです。今年に入り、Command R+を始めとしたローカルLLMが高性能化してきたことと並行し、手軽に使える派生モデルも増えはじめ、一気にあわただしくなってきました。 導入が難しかったローカルLLM、「LM Studio」で簡単に Command R+を試すのに使っているのが、LLMの主要モデルを実行するための統
AIで生成した画像を使った漫画の著作権がアメリカで物議を醸したり、漫画の設定やあらすじを提案してくれるAIサービスが登場したりと、AIは絵やイラストの生成だけでなく漫画作品の制作にも活用されるようになってきています。中国のByteDanceと南開大学の研究チームが、ストーリーのある漫画を出力できるAIモデル「StoryDiffusion」を発表しました。 StoryDiffusion: Consistent Self-Attention for Long-Range Image and Video Generation https://storydiffusion.github.io/ StoryDiffusionは、統一感のある漫画キャラクターを出力することが可能です。例えば、以下は上からコマドリ、リス、ハリネズミのキャラクターを、左から順に「ベッドで起きる」「朝食を食べる」「道路にいる
生成AIブームの火付け役となった「ChatGPT」を提供する米OpenAIは、2023年3月に高性能な大規模言語モデル(LLM)「GPT-4」を提供して以来、次の高性能モデルについて沈黙を守り続けている。そんな中、LLMを比較できるWebサービス上にOpenAIのものらしき謎の高性能なLLMが現れた。同社のサム・アルトマンCEOも言及しており、OpenAIが関連している可能性も少なくなさそうだ。 米カリフォルニア大学バークレー校の研究室が運営するプロジェクト「LMSYS Org」(The Large Model Systems Organization:大規模モデルシステム機関)で公開しているWebサービス「Chatbot Arena」の中に、「gpt2-chatbot」というモデルが突如現れ、4月29日深夜(日本時間、以下同様)から話題になり始めている。 記事執筆時点の30日午後5時現在
SNSなどにログインしようとすると、横断歩道の画像をクリックしたり、ゆがんだ文字を解読したりするよう求めるCAPTCHAが表示されることがあります。技術の進歩により、ボットが容易にCAPTCHAを突破できるようになったため、それに対抗するようにCAPTCHAもどんどん難しくなり、ついに人間にも解けなくなりつつあると、The Wall Street Journal(WSJ)が報じました。 It’s Not You. Those ‘I Am Not a Robot’ Tests Are Getting Harder. - WSJ https://www.wsj.com/lifestyle/captcha-not-robot-tests-harder-5129caf2 You’re not dreaming: Those 'I’m not a robot' CAPTCHA tests are g
日本経済新聞 電子版(日経電子版) @nikkei 日経電子版の公式アカウントです。トップページで報じたニュースを中心に注目コンテンツを24時間発信。記事は会員向けを含みます。日経公式アカウント一覧は nikkei.com/edit/sns/?n_ci… nikkei.com 日本経済新聞 電子版(日経電子版) @nikkei AIたちのSNS「チャーパー」 勝手に交流、人類は傍観者 nikkei.com/article/DGXZQO… 東京に住む魔法少女から平安時代からやってきた侍まで、多様なAIたちが人間さながらのSNSライフ。人間にできるのはAIに最初の人格と容姿を与えることだけです。 2024-04-22 12:10:01 日経MJ @nikkeimj 【17日のMJ】「チャーパーは人工知能(AI)のためのSNSです」。あらゆるサービスをAIが席巻するようになった現在、こんな注意書
陰謀論は一度信じ始めると、反証によって覆すのが非常に難しい信念だと考えられている。しかし、この研究では従来の陰謀論に対する反証の試みが失敗してきたのは、単に各陰謀論者に合わせた説得力のある反証が不足していたためではないかという可能性を検討した。陰謀論者は自分の関心のある陰謀について非常に詳しいことが多く、反論する側が議論で劣勢に立たされるのである。 この課題に対処するため、この研究ではLLM(GPT-4 Turbo)を活用した。実験では、計2190人の陰謀論者がLLMと3ラウンドの対話を行った。参加者は自分が信じる陰謀論を詳細に説明し、AIにはそれぞれの陰謀論の信念を低下させるよう指示した。 その結果、参加者の陰謀論信念が21.43%低下した。さらに、参加者の27.4%が対話後に陰謀論を確信しなくなった。この効果は2カ月後も持続し、非常に広範な陰謀論で一貫して見られ、陰謀論信念が深く根付い
宇宙には人類以外の知的生命体が存在する可能性が高いにもかかわらず、これまで人類と接触した宇宙人や地球外文明が存在しないという矛盾は、フェルミのパラドックスと呼ばれます。この矛盾について、マンチェスター大学の宇宙物理学者であるマイケル・ギャレット教授が、「高度な文明は全部AIに滅ぼされてしまうため人類と地球外文明が接触できない」という説を提唱しています。 Is artificial intelligence the great filter that makes advanced technical civilisations rare in the universe? - ScienceDirect https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0094576524001772 Does the Rise of AI Explain
1ビットLLMの衝撃! 70Bで8.9倍高速 全ての推論を加算のみで!GPU不要になる可能性も 2024.02.28 Updated by Ryo Shimizu on February 28, 2024, 16:46 pm JST 2月は中国では春節というお正月があり、春節にはみんな休む。 それもあってか、12月から1月にかけて怒涛の論文発表が行われて毎日「デイリーAIニュース」を配信している筆者は忙殺されていた。 春節中にはOpenAIがSoraを、GoogleがGemini1.5を発表したのは、その合間を縫ってのことだった。もはやAI最前線の戦いは研究が行われる場所の文化や風土に影響を受けるところまで来ている。 そして春節もあけた今週、さっそくAlibabaがとんでもないトーキングヘッドモデルを引っ提げて登場したかと思えば、Microsoftの中国チームがとてつもないLLMをリリース
抹殺は言い過ぎかもしれませんが簡易な名刺管理アプリであれば自作で十分という時代がきていたようです これで紙の名刺からはきっとバイバイできるでしょう! 名刺管理アプリ作ってほしいといわれた それは2/22のお話。 ことの発端は別の部署からかかってきた一本の電話でした。 新規事業の部署でいろいろな取引先様と付き合いがあるものの、紙の名刺が非常に多く管理に困っているとのことのことです。 私は小売業に勤務しているしがない一社員で、現在Eコマースの戦略立案に関する部署に所属しています。 電話先の方は、以前一緒の部署で勤務したことがある方です。現在新規事業のプロジェクト推進をしており、冒頭のような課題感を持っているため既存の名刺管理アプリ導入を考えたのですが、あまりのお値段の高さに卒倒して私に藁をもすがる思いで連絡されたようです。 これまでのアプリは名刺の識別専門のAI()を使っていた 話を聞いてみた
米半導体大手エヌビディアの時価総額が2月12日、米グーグル親会社のアルファベットやアマゾンを上回った。人工知能(AI)分野で市場をリードしていることからエヌビディア株は投資家の関心を集めており、株価は過去15カ月で4倍以上に高騰している。 エヌビディアの株価は同日、前週末比で一時3%近く上昇し、740ドル(約11万円)を超える最高値をつけた。時価総額は1兆8300億ドル(約273兆円)に達し、アルファベットの1兆8200億ドル(約272兆円)、アマゾンの1兆8000億ドル(約269兆円)をわずかに上回った。 AIブームで投資家らがエヌビディア株に殺到する中、時価総額順位の入れ替えはエヌビディアの驚くべき成長を象徴している。 エヌビディアの時価総額は、AIブーム直前の2022年10月には3000億ドルを下回っており、当時1兆ドルを超えていたアマゾンやアルファベットと大きく離れていた。 エヌビ
Appleが2024年2月1日に2024年第1四半期決算を発表しました。この決算会見でティム・クックCEOは、同社がAIに膨大な時間と労力を投資しており、その詳細情報を2024年後半に発表する予定だと述べました。 Apple reports first quarter results - Apple https://www.apple.com/newsroom/2024/02/apple-reports-first-quarter-results/ Tim Cook confirms Apple’s generative AI features are coming ‘later this year’ - The Verge https://www.theverge.com/2024/2/1/24058647/apple-ceo-tim-cook-teases-generative-ai-
IT大手のBaiduが「すべての点でGPT-4に匹敵する」という大規模言語モデル「Ernie 4.0」を発表しているように、中国も人工知能関連の産業を積極的に推進していて、いまや市場は5000億元(約10兆円)規模になっていることが明らかになりました。 又有一批大模型及应用产品通过备案 https://www.stcn.com/article/detail/1106421.html China approves 14 large language models and enterprise applications, as Beijing favours wider AI adoption across industries | South China Morning Post https://www.scmp.com/tech/tech-trends/article/3250177/ch
1月10日、PCゲーム配信プラットフォーム「Steam」運営元の米Valveが、生成AI技術を使ったゲームを認める形で方針を変更しました。今回の変更では「AI技術を使用するゲームの大半がリリース可能」になるとしており、これまで事実上の禁止と受け止められていた状況からすると大きな方針転換です。ゲーム業界では生成AIの導入が進みつつありますが、生成AIに反対するユーザー、開発者自身の懸念などをはらみつつ進んでいます。すでにSteamでは159ものタイトルが登録済みと急激に増加しつつあります。 Steamのレギュレーションでは、AI生成を「事前生成」と「ライブ生成」の2つに分けています。 「事前生成」では、ゲーム開発会社は生成AIに関する開示セクションが追加され、どのように生成AIを利用しているのかをタイトルの販売申請時に記入する必要があります。 アート、コード、サウンドなどを使用して作成された
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