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考察に関するshibusashiのブックマーク (339)

  • 2017年度も、やっぱり緊縮財政だが - 経済を良くするって、どうすれば

    政府予算案の国会提出により、2017年度の財政収支は、国の予算、地方、年金の通算で、0.6兆円の緊縮と判明した。緊縮は、消費増税の2014年度はもちろん、2015、16、17年度と4年連続だが、2015年度の7.9兆円、2016年度当初の5.8兆円に比べれば、遥かに小さい。アベノミクスは、1年目の2013年度だけが3.2兆円の拡張財政であり、その後は、厳しい緊縮財政を敷いてきた。ここに至って、ようやく緩めることにしたようだ。 ……… 2016年度の財政は、2015年後半に輸出が失速したにもかかわらず、大幅な緊縮に挑む無理なもので、年明けの円高株安に驚き、早くから方向転換を余儀なくされた。当初では5.8兆円の緊縮だったが、1次補正で熊の震災対策を打ち、2次補正では建設国債を発行して3.1兆円の緊縮に緩め、3次補正でも赤字国債増発により1.2兆円の緊縮に改めるという経緯をたどった。 201

    2017年度も、やっぱり緊縮財政だが - 経済を良くするって、どうすれば
  • 日本国のバランスシート分析 政府資産世界一、徴税力も強大

    「日は1000兆円も借金があるから増税しなければいけない」「ギリシャのように破綻する可能性がある」──新聞・テレビで何度も繰り返されてきた“警告”だ。 だが、日という国家の財務状況は「借金の額」だけを見ても判断できないはずだ。投資家や銀行が企業の経営状態が健全かをチェックする際には、必ず「バランスシート」を見る。では“日国”についても同じように見てみるべきではないか。 ◆借金は当に“多い”のか? 政府は過去最高の97兆4547億円の来年度予算案を編成した。そのうち35%の34兆3700億円が借金(国債の新規発行)だ。 かつて自らを「世界一の借金王」と称した小渕恵三首相の時代に約645兆円(1999年度末)だった日の国の借金総額はいまや1000兆円を超え、今年度末には1094兆円に達する。国民1人あたりで計算すると862万円だ。 しかし不思議なことに、政府は何十年にもわたって収入(

    日本国のバランスシート分析 政府資産世界一、徴税力も強大
    shibusashi
    shibusashi 2017/01/10
    『ほとんどの国のバランスシートは債務超過状態です。それでも企業と違って破綻しないのは、政府には徴税権といういわば“見えない資産”があるからです。日本の場合、少なく見積もっても毎年30兆円の税収がある』
  • 労働生産性の国際比較

    ultraviolet @raurublock 日生産性部のレポートを読むと、生産性日米格差拡大の一番の戦犯は「金融」分野のように見える。「電気機械」も割とひどい。「情報通信業」も90年代後半との比較では悲惨だが、リーマンショック以降は頑張ってる nikkei.com/article/DGKKZO… 2016-12-13 10:37:01 ultraviolet @raurublock 飲・宿泊などの労働生産性の低さは、働いてる人の頑張りが足りないという意味ではなく、売るサービスの単価が安く、付加価値生産額はどう頑張っても売り上げを超えることはないので、という話から来てる。ここで生産性を上げようとすると、「ITを駆使したワンオペ」とかにならざるを得ない 2016-12-13 10:59:15

    労働生産性の国際比較
    shibusashi
    shibusashi 2016/12/17
    『アメリカのサービス業生産性が高いってのは、例えばスーパー行くとレジで大行列してるわけ。つまり労働投入量が絶対的に少ない。』
  • 『この世界の片隅に』と、「右手」が持つ魔法の力 - 日々の音色とことば

    今日は、映画『この世界の片隅に』についての話。 もうすでにいろんなところで評判になっている。たくさんの人が心を揺り動かされている。絶賛されている。「映画館で観るべきだ」って言っている。僕も同意。名作だと思う。だから付け加えることはないかなとも思ったんだけど、やっぱり自分が感じたことを書いておこう。 僕は試写のときと、公開翌日と、2回観た。どちらも、途中から気付いたら涙ぐんでいた。なんと言うか、「感動を体感する」ってこういうことなんだと思った。原作は読んでいたから話の筋はわかっていたけれど、そういうこととは関係なしに、伝わってくるものがあった。物語というものの持つ質的な力に触れたような感覚があった。 最初の感想ツイートは以下。 『この世界の片隅に』観てきました。試写含めて2度目だったけどやっぱり涙ぐんでしまった。「描く」ということについて徹底的に貫いた作品だと思った。すずさんが絵を描く人だ

    『この世界の片隅に』と、「右手」が持つ魔法の力 - 日々の音色とことば
  • 働き方改革研究所

    現在の日は、少子高齢化による生産人口の減少に直面しており、従業員の生産性を上げることが大きな課題となっている。生産性向...

    働き方改革研究所
    shibusashi
    shibusashi 2016/11/12
    『人は過去に自分が何を考えていたのかを、正確に思い出せないという癖がある。新しい考えや事実を知ると、あたかもそれをずっと前から知っていたかのように思ってしまい、それを知らなかったときのことが思い出せ』
  • トランプ候補はなぜ大統領選に勝ったのか: 極東ブログ

    トランプ候補はなぜ大統領選に勝ったのか。後から理由を考えるというのもむなしいともいえるし、そもそも予想が外れた反省というものはそういうものだともいえる。いずれにせよ、自分なりに気になることをこの機に書いておきたい。たぶん、この基調傾向は日にも影響してくる。すでに先日の都知事選挙でもその影響があったようにも思える。 まず、メディアに左右されず米国社会を素直に見ていたらトランプ勝利がわかったはずという意見が当然のごとく出る。だが、これは単純に誤りだろう。特定の個人が生活空間から知りうることは限定されているし、米国の場合、州や階層でかなり分断されているので、どこに自分が置かれているかしかわからないものだ。 次に前提なのだが、メディアからは今回の米国大統領選挙の当の動向はわからなかった。メディアの予測は恥ずかしいほどに外れた。むしろそのことがここでのテーマであって、トランプ大統領がどうというこ

    トランプ候補はなぜ大統領選に勝ったのか: 極東ブログ
    shibusashi
    shibusashi 2016/11/11
    『金が絡む主張はあいまいとなり、言い方は悪いが直接金に関係しない話題が前に出てくる。このクリントン陣営の構造的な問題は、民主党内で早々にサンダース現象として現れていたが、十分に解消できず』
  • cakes(ケイクス)

    cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日

    cakes(ケイクス)
  • 電通や東芝といった大企業が、「軍隊化」してしまうワケ

    電通の女性新入社員が「過労自殺」したことを受け、「オレの時代はもっと大変だった。いまの若い者は我慢が足りない」と思った人もいるだろう。上の世代にとっては“常識”かもしれないが、なぜそのような考え方をしてしまうのか。 スピン経済の歩き方: 日ではあまり馴染みがないが、海外では政治家や企業が自分に有利な情報操作を行うことを「スピンコントロール」と呼ぶ。企業戦略には実はこの「スピン」という視点が欠かすことができない。 「情報操作」というと日ではネガティブなイメージが強いが、ビジネスにおいて自社の商品やサービスの優位性を顧客や社会に伝えるのは当然だ。裏を返せばヒットしている商品や成功している企業は「スピン」がうまく機能をしている、と言えるのかもしれない。 そこで、連載では私たちが普段何気なく接している経済情報、企業のプロモーション、PRにいったいどのような狙いがあり、緻密な戦略があるのかとい

    電通や東芝といった大企業が、「軍隊化」してしまうワケ
    shibusashi
    shibusashi 2016/10/12
    『長時間労働やある程度の「しごき」を是とする企業人たちは、「企業=人生の修練道場」だと思い込んでいるふしがある』
  • [アニメ] 91 Days: 極東ブログ

    次週の展開を見るが待ち遠しいと思えるアニメは少ないが、『91 Days』(参照)は久しぶりにそう思える作品だった。つまり、面白いし、ある種、中毒性すらある。音楽もいい(参照。が、少しもわっとした情感も残った。特に最終回にそれが濃く反映されていたように思う。 背景は、1920年代・禁酒法時代の米国のイタリアン・マフィアの街ローレス。冒頭、少年アンジェロ・ラグーザ一の誕生日、4月としては珍しく雪降る日の夜、ヴァネッティ・ファミリーの、ヴァンノ、ドンのヴィンセント、息子のネロが突然訪問し、アンジェロを残し、家族すべてが射殺。物語は、その7年後、アンジェロが復讐を遂げるまでの91日間を描いている。アニメとしては12話(1クール)で完結。 復讐のきっかけは、故地を離れ、すりや泥棒で孤独な生活を送っていたアンジェロ青年にある日、復讐を誘う一通の匿名の手紙が届いたことだった。アンジェロはアヴィリオ・ブル

    [アニメ] 91 Days: 極東ブログ
  • TKが宇多田ヒカルに引導渡されたとコメントしていますが、両者は何がどう違って、TKはそのように思ったのでしょうか。 | ask.fmhttps://ask.fm/polytope

    About polytope: Nothing here yet polytope photo gallery: Nothing to show here at this time 感覚的には速攻で分かるのですが、言葉にしようとすると難しいですね。長くなるので時間があるときに読んでください。ワタシの回答としては、オリコンチャートにも通用するR&Bのグルーヴを90年代のTKは作れず、宇多田ヒカルは作れたということでしょう。trf「Overnight Sensation」と宇多田「Automatic」を聞き比べればわかると思いますが、TKはどこまで行ってもタイミングがほぼジャストなんです。でもR&Bのグルーヴというのはゆらぎ・ずらし・間が必要です。頑張ったのは安室奈美恵「Don't wanna cry」ですが、やはり甘すぎる。 TKはロックや4つ打ちのグルーヴを作ることはできました。ただTKは

    TKが宇多田ヒカルに引導渡されたとコメントしていますが、両者は何がどう違って、TKはそのように思ったのでしょうか。 | ask.fmhttps://ask.fm/polytope
  • 『東京は夜の七時 -リオは朝の七時-』歌詞精読

    フモフモコラムプレミアム更新停止ならびに引っ越しのお知らせ。 by リアタイに追いつけるように頑張ります (10/06) ウチの地元のふるさと納税は誇り高いゴ。 by フモふぁん (12/16) フモフモコラムプレミアム更新停止ならびに引っ越しのお知らせ。 by フモ専用 (12/15) ウチの地元のふるさと納税は誇り高いゴ。 by よ (12/15) フモフモコラムプレミアム更新停止ならびに引っ越しのお知らせ。 by ∪・ω・∪ (12/14) 昨日からずっと浮雲氏の難解なボーカルと向かい合っていましたが、ようやくスッキリしました。リオパラリンピックで披露された『東京は夜の七時 -リオは朝の七時-』の件。メディア向けのセグメントガイドに、まんま歌詞を載せているページがあり、手元にはもちろんないのですが、ウェブ上のいくつかの画像を手掛かりにして、ようやくほぼほぼ正しいだろうものがまとめられ

    『東京は夜の七時 -リオは朝の七時-』歌詞精読
  • 2020への夢と、椎名林檎が見せてくれたもの : 大石蘭 公式ブログ

    椎名林檎が総合演出をつとめたリオ五輪閉会式の引き継ぎセレモニーを観て、 椎名林檎は(私の思う)アーティストのめざす究極の姿を見せてくれるなぁとあらためて思う。 マジョリティの求めるものに真正面から応えつつ、 そこに自分の考える「美しさ」を堂々と表現すること。 大なり小なり表現者というのはその狭間でバランスをとりながら仕事をするものだと思うけれど、 それが壮大な形で実現されていた舞台だった。 国歌やアニメやキャラクターや日の丸やスカイツリーなど、その善し悪しや好き嫌いはおいておいて、 多くの老若男女が「これが日(東京)だ」ととらえているモチーフはちゃんとおさえる。 その最たるモチーフが「安倍首相」だろう。 日の代表選手たちからバトンのように受け渡された、日の丸を模したボールを手にする首相。 タクシーに乗り込んで、「リオに間に合わない!」と焦っている設定だ。 そんな首相が変身するように登場

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  • 庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』を見てマーケティングが完全に変わると怖くなった。《天狼院通信》 | 天狼院書店

    2016-08-01 庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』を見てマーケティングが完全に変わると怖くなった。《天狼院通信》 天狼院書店店主の三浦でございます。 断っておきますが、僕はエヴァンゲリオン信奉者でもゴジラ信奉者でもありません。 エヴァンゲリオンも、アメリカ版のゴジラも、それなりに観ておりますが、まあ、たぶん、僕より詳しい人は大勢いると思います。 実は、今回、僕が確認したかった点は「マーケティング」でした。もちろん、クリエーターとして「コンテンツの質」は気になっていましたが、それよりもはるかに「マーケティング」が気になった。 もっと具体的に言うと、誰があの「宣伝」を仕掛けたのか、ということがとても知りたかったのです。 宣伝用のCM、いわゆる「トレーラー」は、はっきり言って最悪でした。 やっちゃったなー感が満載でした。 あまりに前作とそのコアなファンに傾倒しすぎて、『スター・ウォーズ』的な

    庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』を見てマーケティングが完全に変わると怖くなった。《天狼院通信》 | 天狼院書店
  • 「新自由主義」の妖怪 - 新自由主義という「段階」?  稲葉振一郎 | ウェブマガジン「あき地」 2015.9.30

    これから「新自由主義とは何か?」という題目でしばらくお話をしたいと思います。 この題目は亜紀書房さんの方からいただいたもので、私自身としてはこの題目、ことに「新自由主義 neo liberalism」という言葉を使うことに何がしかの戸惑いやためらいがないわけではありません。どういうことかと言うと、この言葉多分に実体がない――具体的にまとまったある理論とかイデオロギーとか、特定の政治的・道徳的立場を指す言葉というよりは、せいぜいある種の「気分」を指すもの、せいぜいのところ批判者が自分の気に入らないものにつける「レッテル」であって「ブロッケンのお化け」以上のものではないのではないか、という疑いがどうしても抜けないからです。 この問題については拙著『「公共性」論』(NTT出版)で簡単に論じましたので、個人的には「もういいか」という気持ちもあったのですが、今回少し気分を変えて、新しい角度からこの問

    「新自由主義」の妖怪 - 新自由主義という「段階」?  稲葉振一郎 | ウェブマガジン「あき地」 2015.9.30
  • 「EU離脱派」が勝利し、「『政治的に正しい(politically correct)』正論」が死んだ日 - いつか電池がきれるまで

    http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20160624-00000039-ann-intheadlines.yahoo.co.jp bylines.news.yahoo.co.jp イギリスのEU離脱に関する国民投票の推移をみながら、ワーテルローの戦いのときのロスチャイルドのことを思い出している。これで、「離脱と思わせておいて、最後の最後に逆転残留」とかになって大儲けする人とかいたらすごいよな。というか、こんな歴史的な日に突然出くわすことになろうとは。— FUJIPON (@fujipon2) June 24, 2016 まさか、こんな歴史の転換点に、突然立ち会うことになろうとは。 「拮抗しているとか言うけれど、結局は『残留』ということで丸くおさまるんだろうな」と思っていたんですよ。 EUに残留するメリット・デメリットは、この記事がまとま

    「EU離脱派」が勝利し、「『政治的に正しい(politically correct)』正論」が死んだ日 - いつか電池がきれるまで
    shibusashi
    shibusashi 2016/06/25
    『「欧州はひとつ」という理念も、心地よく聞こえるし。ただ、そういうのって、自分の足元が明るければ、という前提ではある』『そういう理念を「持てる者たちの理想の押しつけ」だと考えている人が大勢いる』
  • もしかして少子化問題って10年後には解決してるんじゃないの?非婚が進む30代と早婚志向な20代の溝 - トイアンナのぐだぐだ

    500人以上の人生相談から「もしかして少子化問題って10年後には解決してるんじゃないの?」と思った話。 少子化の原因は婚姻数の減少であるという分析がある。つまり今の日では、誰も結婚しないから子供が産まれていない。しかし別のデータを見ると2010年ごろから未婚率の上り幅は縮小しており「これまでの(非婚)傾向が止まったか、反転へ向かう兆候ではないか」とある。その傾向はヒアリングからも感じ取れる。今の30代に比べて、20代は圧倒的に結婚に対して焦っているのだ。 20代前半で結婚するのは「早すぎる?」 20代と30代の心理的なギャップを効果的に表しているのが、『東京タラレバ娘』5巻に出てくるこのシーンだ。 この漫画は33歳女性が結婚したくてもいい男はみんな既婚者、残った男は難アリ……という悲劇をアップトーンで描く。主人公と同世代の30代だけでなく、先輩の背中を見て危機感を募らせるうら若き女子にも

    もしかして少子化問題って10年後には解決してるんじゃないの?非婚が進む30代と早婚志向な20代の溝 - トイアンナのぐだぐだ
    shibusashi
    shibusashi 2016/05/19
    へーこれは面白い。20代が早婚傾向というのが各種データで出てくるかどうか注目だね。
  • [FT]二大政党制の機能不全、政治的混乱を醸成 - 日本経済新聞

    経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。

    [FT]二大政党制の機能不全、政治的混乱を醸成 - 日本経済新聞
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ ※カテゴリは、「その他のお問い合わせ」を選択して下さい。

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    shibusashi
    shibusashi 2016/05/06
    昨年8月の記事『私の考えでは、憲法とは法の支配と民主主義を保障する原理です。特定の政策の押し付けではなく、政策論争を公正に裁断するための民主的政治競争のルール設定と、被差別少数者の人権保障がその本質』
  • 笠井『新版テロルの現象学』:左翼運動を清算するといいつつ未練を残し、アニメに逃げた本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    新版 テロルの現象学――観念批判論序説 作者:笠井 潔発売日: 2013/01/31メディア: 単行 はじめに しばらく前にちょっと嫌みなことを書いて、やっと編を読みました。あー、そういえばこんな話だったねー、と思うと同時に、正直いって現代的な価値があるだとは思わなかった。笠井一人が、自分だけのために必要としていた整理でしかなく、それを他人が共有すべき必然性は特にないと思ったのだ。それは昔もそう思ったし(たとえばこのオローク『ろくでもない人生』あとがきを参照)そして、いままた読んで、なおさらその思いを強くした。 いやそれどころか、書は自分がやろうとしたいちばん根のところをごまかして、自分が批判したその枠組みにまさにすっぽりはまりこんでいると思う。今回、新版になってついたとんでもなく長くて混乱した増補は、まさにそのごまかしを隠しきれなくなった結果だ。久々に手に取って、ぼくはそう思っ

    笠井『新版テロルの現象学』:左翼運動を清算するといいつつ未練を残し、アニメに逃げた本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」