政治家が誰になろうが、自然災害は止められない。 ましてや今、立候補している政治家のほとんどは、 311の教訓からも学ばず、甚大な人災を引き起こす、 原発再稼動にまい進中だ。 いつ自分が被災者になるかもわからない状況の中で、 今、やっておくべき重要なことは、 同時被災しない場所とのつながりを持つことだ。 同時被災しない場所とのつながり、 すなわち東日本の人と西日本の人とが知り合いになれば、 どちらかで災害が起きた際にいろいろな助けになる。 こういうつながりがあるかないかで大きな命運をわけた、 といっても過言ではないだろう。 今回の東日本大震災で被災地を救うことになった、 商店街のネットワーク事例を紹介したい。 「なんでわざわざ大阪まで行って、 仏壇屋が芋煮作って売らなきゃいけんのよ。 まったくはじめは意味わからんかった」 というのは山形県酒田市の商店街で、 仏壇の販売をしている仏壇の佐藤さん