アメリカ班の南です。今日はMITメディアラボで取材した教授の一人、「チェンジング・プレイシズ・グループ」を率いるケント・ラーソン教授の研究を紹介しようと思います。 ラーソン教授が現在取り組んでいるのは、...アメリカ班の南です。今日はMITメディアラボで取材した教授の一人、「チェンジング・プレイシズ・グループ」を率いるケント・ラーソン教授の研究を紹介しようと思います。 ラーソン教授が現在取り組んでいるのは、住宅づくりの新しいシステムです。彼は「今日の住宅産業は2つの世界に分離しており、1つは建築家が設計する富裕層のための住宅、もう1つは住宅開発業者が手がける画一的なつくりの住宅」だと指摘します。ラーソン教授のグループが研究しているのは、この中間に位置する住宅です。つまり、デザイン性が高く、個人のニーズに合った建築でありながら、大量生産が可能な住宅設計の仕組みを作りだそうとしているのです。