なかなか利活用の幅が広まらない5Gですが、その活用手段として最近注目されつつあるのが「FWA」、要は固定ブロードバンド回線の代替としての利用です。5GをFWAとして活用する動きは携帯電話会社だけでなく、固定通信事業者にも広まりつつあるようです。 世界的に注目を集める5GのFWA活用 2020年には、さまざまな要因から利用が難しいとされてきた「5G」ですが、2021年には後半ごろから都市部を主体としてエリアが徐々に広がってきたのに加え、対応するスマートフォンがハイエンドモデルだけでなく低価格モデルにも広がったことから、利用も急拡大しているようです。 ですがその一方で、5Gの利活用の幅があまり広がっていないというのも気になります。5Gが商用化される前は、5Gで自動運転や遠隔医療などさまざまなことが実現できるようになるとアピールされてきましたが、足元の5Gの使われ方を見るとスマートフォンの通信が