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さ坂口安吾に関するmidnightseminarのブックマーク (3)

  • 坂口安吾『特攻隊に捧ぐ』 - The Midnight Seminar

    堕落論 (新潮文庫) 作者: 坂口安吾出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2000/06メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 97回この商品を含むブログ (155件) を見る N部先生が4月ぐらいに居酒屋で、「坂口安吾の『堕落論』の文庫の所収されている『特攻隊に捧ぐ』を最近読んだら、僕が子供のころから戦争や特攻に関して思っていたことがそのまんま書いてあって驚いた」と絶賛されていた。私が持ってた『堕落論』の角川文庫版には載っておらず、新潮文庫版だと載っているので買って読むことにした。 これは確かに名文中の名文で、以来いろんな人にすすめている。反戦派で、天皇制廃止を唱えた安吾が贈る特攻隊への賛辞。日のバカ右翼にもクソ左翼にもなかなか理解できないだろうけど、素直に考えれば、安吾のような受け入れ方をしないと戦争も人間も理解できないように思えて(って私ごときに理解できるようなものではないと思

    坂口安吾『特攻隊に捧ぐ』 - The Midnight Seminar
    midnightseminar
    midnightseminar 2015/08/22
    これは本当に名文中の名文だと思うが、『失敗の本質』とかを読んで偉そうに日本軍をdisってる奴らは絶対に理解しようとしないから、人に勧めるにも相手を選ぶ必要がある。
  • 坂口安吾 特攻隊に捧ぐ

    数百万の血をささげたこの戦争に、我々の心を真に高めてくれるような当の美談が少いということは、なんとしても切ないことだ。それは一に軍部の指導方針が、その根に於(おい)て、たとえば「お母さん」と叫んで死ぬ兵隊に、是が非でも「天皇陛下万歳」と叫ばせようというような非人間的なものであるから、真に人間の魂に訴える美しい話が乏しいのは仕方がないことであろう。 けれども敗戦のあげくが、軍の積悪があばかれるのは当然として、戦争にからまる何事をも悪い方へ悪い方へと解釈するのは決して健全なことではない。 たとえば戦争中は勇躍護国の花と散った特攻隊員が、敗戦後は専(もっぱ)ら「死にたくない」特攻隊員で、近頃では殉国の特攻隊員など一向にはやらなくなってしまったが、こう一方的にかたよるのは、いつの世にも排すべきで、自己自らを愚弄(ぐろう)することにほかならない。もとより死にたくないのは人の能で、自殺ですら多く

    midnightseminar
    midnightseminar 2014/01/03
    反戦平和主義者の坂口安吾が書いた特攻隊論が、いままで読んだもので一番感動したかもしれない。何回読んでも感動するわ 青空文庫「特攻隊に捧ぐ」→
  • 「コンビニ冷蔵庫事件」と「プラカード事件」 - The Midnight Seminar

    いわゆる「コンビニ冷蔵庫事件」に関するブログやらTogetterの記事を読んで、ふと作家の山田風太郎が終戦直後に「プラカード事件」についてのコメントを日記に書きつけていたのを思い出したので、メモしておきます。 コンビニ冷蔵庫事件 7月に、コンビニのバイトの人が冷蔵庫に入ってふざけた写真を撮影し、Twitterに掲載したところ炎上したというのがあって、その後似たような事例が何個も見つかって8月頃まで騒ぎになっていたのでした。 発端となったローソンのアイスのやつは冷蔵庫じゃなくて「冷凍庫」なんですが、ネットの記事だと「コンビニ冷蔵庫」としているものも多いようです。 コンビニ店員がアイスの冷蔵ケース内で寝転ぶ写真、Facebookに ローソンが謝罪、FC契約解除 - ITmedia ニュース http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1307/15/news0

    「コンビニ冷蔵庫事件」と「プラカード事件」 - The Midnight Seminar
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