ウォーターフォール型開発のおさらい ウォーターフォール型開発とは はじめに、ウォーターフォール型開発のおさらいをしておきましょう。ウォーターフォール型開発は、「要求定義→設計→プログラミング→テスト→リリース→運用・保守」という流れで開発を進めていきます。工程がすべて完了してから次の工程に進み、後戻りがないことを前提としています。しかし実際には、ほとんどの場合で手戻りが発生し、それにより納期が遅れたり、最悪の場合プロジェクトが頓挫してしまったりします。 開発期間中に要求が変化することを考慮していない 大抵の顧客は、最初から自分の欲しいソフトウェアをはっきりと説明できません。そのため、出来上がったソフトウェアを見てから、自分の欲しいものではなかったと気づきます。また、近年のビジネスは変化が非常に早く、外部環境の変化から要求が変更されることもあります。結果的に、無駄な作業が発生し、追加の作業に