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映画と小説に関するornithのブックマーク (7)

  • 作家ケン・リュウが語る人間とテクノロジー、SFで未来を描くこと | CINRA

    もし「不老不死」になる施術を受けることができるとしたら、10代、20代のまま永遠に生きることができるとしたら、その道を選ぶだろうか。生が死によって意味をもたらされているのだとしたら、死のない人生はどう生きればいいのか。現代SFを代表するアメリカ人作家のひとり、ケン・リュウの短篇小説『円弧(読み:アーク)』はそんな問いを私たちにつきつける。 物語の舞台をアメリカから移し、『愚行録』『蜜蜂と遠雷』の石川慶監督が作を日映画化した『Arc アーク』が2021年6月25日に公開される。芳根京子が17歳から100歳以上まで生きる主人公を演じ、「人類史上初めて永遠の命を得た女性の一代記」を描くこの作品。リュウ自身もエグゼクティブプロデューサーとして携わり、その仕上がりに「あなた方はこの物語に生を与えるのに唯一にして最高の方法を用いました」と賛辞を送る。 今回は映画の公開に際して原作者のリュウにイン

    作家ケン・リュウが語る人間とテクノロジー、SFで未来を描くこと | CINRA
    ornith
    ornith 2021/06/26
    “劇中で語られている言葉と同じくらい、語られていない言葉は重要だし、語られるべきものと同じくらい、語られないままでいるものが重要だと感じています”
  • 殺傷力の高いラブストーリー4選

    「ずっと前から好きでした」の殺傷力はなかなかのもの。 幼なじみの男子への告白を、「予行練習」と誤魔化したことから始まるすれ違いを描いたボカロが原作で、マンガや小説になり、映画にもなっている。息子がくり返し聴いているので耳にタコができている。 息子がハマっているノベライズ版『告白予行練習』を読んでみると、これがまた超絶×極甘仕立てとなっている。糖尿病になるくらい甘々で、耐性があればキュンキュンし通しだし、なければ悶死すること請合う。キラキラした甘酸っぱい青春模様は、別の星・別の生物を眺めているくらい非現実的だ(なんだよあの頭のお団子は!?)。同時代の頃は眩しすぎて目を背けていたのだが、なるほど高校恋愛はこういうのが理想なのか……と感慨深い。高校生のわたしなら、直視に耐えかね、瞬殺されていただろう。 わたしが薦める作品を放り出し、自分で「好き」を探索する子を見ていると、ちょっと寂しい。期間も経

    殺傷力の高いラブストーリー4選
    ornith
    ornith 2016/07/15
    たまこは劇場で一撃必殺だった……僕は死んだ。たまこも秒速も好きな一方、他の2作品も未読ながら気になっていたので、そろそろ手に取ってみたい。
  • 『小説・秒速5センチメートル』の破壊力について

    もし今まで観た中で最高のアニメを問われたら、ためらうことなく「秒速5センチメートル」を挙げる。 3編にわたるオムニバス形式で、初恋が記憶から思い出となり、思い出から心そのものとなる様を、驚異的なまでの映像美で綴っている。 ノスタルジックで淡く甘い展開を想像していたら、強い痛みに見舞われる。わたしの心が身体のどこにあってどのような姿をしているのか、痛みの輪郭で正確になぞることができる。予備知識ゼロで観てしまったので、徹底的に打ちのめされた。涙と鼻汁だけでなく、口の中が血の味がした(ずっと奥歯を噛みしめていたんだと思う)。初めて観終わったとき、それほど長い映画でもなかったのに(1時間とすこし)、疲労感で起き上がれなくなった(ずっと全身に力を込めていたんだと思う)。 何度も観ているうちに、「それを観たときの出来事」が層のように積まれていく。どんな季節に、誰と/独りで、何を思い出しながら観たかが、

    『小説・秒速5センチメートル』の破壊力について
    ornith
    ornith 2016/07/12
    あれで小説デビュー作という驚き。続く『言の葉の庭』の小説版は映画と異なり、群像劇としてもすごく楽しめたのでぜひぜひ。
  • 小説「秒速5センチメートル」を読んで解けた謎 - モウソウの森

    アニメ映画「秒速5センチメートル」が気になりすぎて、小説も読んでみた。 映画の監督が小説化したもの。 映画にすごく忠実だけど、より詳しく書いてあって結構な謎が解けた。 3部からなるストーリーなのだけど、映画では第3部が短くてストーリーがよく分からなかった。 しかし小説では詳しく書かれていて、自分が全く誤解していたことが判明。 誤解したままでも十分面白かったのだけど、話が分かってかなりスッキリした。 以下ネタバレをちょっと含む。 時系列の誤解 まず時系列を誤解していた。 映画では最後のほうから最初を振り返って、また最後に戻る、みたいな時系列。 しかし読解力がない私は、その時系列がわからなかった。 小説を読んで分かってから見ると、桜やクリスマスのイルミネーションなどの小物などでそれが表現はされている。 その時系列の誤解のせいで、まだ現在進行中の心の闇であり、希望がない結末だと感じていた。 しか

    小説「秒速5センチメートル」を読んで解けた謎 - モウソウの森
    ornith
    ornith 2016/05/20
    マンガ版も良いぞ……良いぞ……。
  • 映画「おおかみこどもの雨と雪」が嫌いな人こそ読んでほしい!原作本のススメ。 - おのにち

    「バケモノの子」のDVDを借りに行ったら全部貸し出し中だった。 なぜか細田監督の作品の中でどうしても解せない「おおかみこどもの雨と雪」を借りて帰った。ついでに映画原作にして細田守初の小説、と書かれた同タイトルのも買う。 を読んで、もう一度映画を見たら、少しだけ「解せなかった」部分の意味が分かった気がした。 今日は「おおかみこどもの雨と雪」映画と、小説の感想。 かなりネタバレあり。映画を見た方向けのレビューです。 私が「おおかみこども」を嫌いだった訳 このアニメを最初観たとき、正直失敗作だと思った。 娘の雪が語る、母のおとぎ話。 淡い語り口なのに、大学を休学し、相次ぐ妊娠出産、夫婦二人で自然分娩、医療機関には頼れず行政には追い詰められ、と相当ハード。 しっかりしているように見える花はあまりにも周りを頼らない。 ご近所、行政とのトラブルも逃げて謝って目を伏せるだけ。 優しく、健気で、いつも

    映画「おおかみこどもの雨と雪」が嫌いな人こそ読んでほしい!原作本のススメ。 - おのにち
    ornith
    ornith 2016/03/10
    映画はすんなり観れたけれど、ちょっとだけ喉の奥に引っかかっていた小骨が取れたような、素敵レビュー。原作、読まねば……!
  • 100歳のおじいちゃんが窓から逃げた!大ヒットスウェーデン映画が日本公開|シネマトゥデイ

    100歳のおじいちゃんが窓から逃げた! - 映画『100歳の華麗なる冒険』より - (c) 2013 NICE FLX PICTURES スウェーデンの大ベストセラー小説「窓から逃げた100歳老人」を映画化し、国では『アナと雪の女王』などの大作を超える興行成績を記録した『100歳の華麗なる冒険』が11月8日より日公開される。作は、「お祝いなんてまっぴら」と誕生日パーティー当日に老人ホームを抜け出した100歳のアランが、ひょんなことから大金入りのケースを手に入れてしまい、ギャングと警察から追われるさまを描いたアドベンチャーコメディーだ。 原作となった「窓から逃げた100歳老人」は、人口950万人ほどのスウェーデンで100万部を売り上げ、日ほか40か国で翻訳されて全世界800万部を突破した大ベストセラー小説映画版がスウェーデンで公開されるや、『ホビット 竜に奪われた王国』を抑えて初登

    100歳のおじいちゃんが窓から逃げた!大ヒットスウェーデン映画が日本公開|シネマトゥデイ
    ornith
    ornith 2014/07/08
    おもしろそう!日本語訳の小説が先月、発売されたばかりらしい。
  • アニメーション監督・新海誠が語る――映像を文字にするということ

    4月11日、映画「言の葉の庭」を新海監督自らノベライズした『小説 言の葉の庭』が発売。映画小説という異なる媒体で作品を作るとはどういうことか、新海誠監督にインタビューを敢行した。 アニメーション監督・新海誠。 2002年に映画『ほしのこえ』で監督としてデビューし、2004年に『雲のむこう、約束の場所』、2007年に『秒速5センチメートル』、2011年に『星を追う子ども』と次々に作品を発表。見るものを圧倒する緻密な風景描写や、男女の美しく切ない恋物語は数々の映画賞を受賞するなど、国内外で高く評価されている。 2013年に劇場公開された最新作『言の葉の庭』は、職人を目指す高校1年生の秋月孝雄と、人生につまづいた大人・雪野百香里のひと夏を描いた物語。映像美もさることながら、46分という映画としては短い時間の中で紡がれたストーリーに多くの人が感動したことだろう。 そして2014年4月11日、新

    アニメーション監督・新海誠が語る――映像を文字にするということ
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