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音楽と書評に関するornithのブックマーク (3)

  • 人は歌で進化した『人間はなぜ歌うのか?』

    「ロックンロールは骨で聴く」というセリフが好きだ。人類の大半が肉体を捨て、電脳世界で暮らすSF映画『楽園追放』のセリフだ。そこでは、音楽を始め、あらゆる快楽を享受することができる。そんな時代に、生身の体を持ったある男が、ロックは骨で聴くものだとつぶやく。 これ、すごく分かる。 彼のようギターを抱えて弾いても分かるし、ライブやコンサートの大音量に包まれても分かる。音楽は、確かに耳からの音を通じて聴くものだが、それだけではない。顔や腕の皮膚や、足下・体の芯から振動を感じ取るものだ。 なぜなら、体の外から入ってきた音楽が自身と一体化し、自分の中に音楽があることに気づくから。わたしの声が、鼓動が、手拍子が、足踏みが音楽と呼応するものだから。ロックンロールに限らず、音楽は身体で感じ、共に歌い、叩き、踊るもの。静聴を求められるクラシックのコンサートでも、最後は万雷の拍手で応えるでしょ。それも同じことだ

    人は歌で進化した『人間はなぜ歌うのか?』
    ornith
    ornith 2017/08/25
    “歌は楽しみのために生まれたものではなく、身を守り、生きる糧を得るために、必要不可欠な技術だった”
  • 宮下奈都先生への、そして新刊『羊と鋼の森』とこれまでの作品たちへの愛をこめて - 積読書店員のつくりかた

    拝啓、宮下奈都さま 最初に、突然の記事でお伝えするご無礼をお許しいただければと思います。 そして、まずはお礼をお伝えしなければなりません。これまで素晴らしい作品を世に送り出していただいていることに対して、読者としても、書店員としてもただただ感謝の言葉しかございません。 宮下先生の作品について 日記を書こうとしたとき、自分の思いを言葉にできないことが間々あります。また、さまざまな小説漫画音楽映画の作品たちに出会ったとき、感じた言葉を文章になかなかできないことが、それ以上に多くあります。 わたしが想像の中で見るだけの、ほんのわずかな気持ちの揺れ動きにさえ、言葉にしている場面を見かけることがあります。 両手の隙間から零れ落ちるような、また時間と共に通り過ぎるような、悩み、嘆き、苦しみ、悲しみ、喜び、心地よさ、可笑しさを掬い上げることのムズカシさをいとも簡単に乗り越えているように感じられます

    宮下奈都先生への、そして新刊『羊と鋼の森』とこれまでの作品たちへの愛をこめて - 積読書店員のつくりかた
    ornith
    ornith 2015/09/27
    出かける前にブランチでチラ見して、ちょっと気になっていた一冊。
  • 書評『ゲーム音楽史 スーパーマリオとドラクエを始点とするゲーム・ミュージックの歴史』 | AUTOMATON

    書はその名のとおり、ファミリーコンピュータ以降のゲーム音楽歴史を辿った概説書である。また紹介される音源の情報はすべて巻末のリストにまとまっているため、ゲーム音楽のレコードガイドとしても機能するだろう(絶版となっているCDは多いが)。 各章のタイトルにはそれぞれの世代ごとのメジャーなハードの名前が冠されている。また、それら以外のハードやアーケードのゲーム音楽にもふれている。歴史概説以外には植松伸夫、古代祐三、崎元仁という著名なゲーム音楽クリエイターのインタビュー、書で登場した出来事の年表等が巻末に掲載されている(登場する作曲家の名前が多いため、敬称略とさせていただく)。 著者の岩崎祐之助氏は1979年生まれのゲーム開発者。『ゲームラボ』における「ゲーム音楽ヒストリア」の連載やブログ「ゲーム音楽隠し峠」の運営を通してゲーム音楽の魅力を広める活動を続けているそうだ。 ゲーム音楽関連の歴史

    書評『ゲーム音楽史 スーパーマリオとドラクエを始点とするゲーム・ミュージックの歴史』 | AUTOMATON
    ornith
    ornith 2014/08/04
    気になっていた本。技術面によっているのかー。一部とはいえ、アマチュアゲームについても触れられているらしいのは、ファンとして嬉しい。
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