静岡県が若者への情報発信を狙って2月1日に開設したツイッター「静岡県庁わかものがかり」のフォロワーが2月27日現在で629人にとどまっているとして、8日の県議会企画文化観光委員会で委員から「非常に少ない」とPR強化を求める声が上がった。 ツイッターは大学生向け情報誌「静岡時代」を発行する県大学出版会の学生らの協力の下、対象を若者に絞って開設した。平易で伝わりやすい文章になるよう学生らの助言を受けながら、防災や防犯、就職、イベント・観光などを中心にこれまでに70回余り投稿している。 だが、県が目標に掲げる1万5千人のフォロワー獲得の達成は遠く、広聴広報課は県内大学や企業、高校生などに積極的に周知していく考え。担当者は「若者の興味を引く面白い情報を投稿するとともに、県内大学のウェブサイトへの掲載依頼、高校生への情報提供などに努めたい」と奮起を誓った。