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ルーツに関するthebandのブックマーク (31)

  • 音楽好きでアイドル聴かない人なんているの?

    追記 こんなに読んでもらえるなら、ちゃんと推敲して、煽るようなことも書かなければ良かった。 アイドルは最高って話ではなく、アイドルソングにもおもしろい曲はありますよぐらいの話です。 この文章読んで気分悪くなったら、アイドルのせいじゃなくて増田のせいだよ。 アイドル全体をケガレなんて言ってる人がいるけど、どの業界でも光もあれば闇もあるでしょ。 闇があるから、業界全体がケガレって言ってしまうのは違うと思うよ。 メジャーな事務所に所属できないなら諦めたほうが安全だとは思う。 話は変わって、好きな邦楽ミュージシャンがある程度の数いたら、 そのアーティストから楽曲提供されたアイドルとか、 そのミュージシャンが好きなアイドルとかいると思うんだけど、 アイドル嫌いな人はそういうの興味ないの? テレビによく出るようなメジャー中のメジャーミュージシャンはそういう事に積極的じゃないかもしれないけど、 テ

    音楽好きでアイドル聴かない人なんているの?
    theband
    theband 2018/10/17
    技巧と芸術は比例とは別の関係で衝動の出力法の一つは技巧/本質的フィールは記号(技巧+理論)でなく衝動にある(記号の奥に初期衝動がGrooveやTouchとして宿る)/奥の衝動は後にルーツと呼ばれ芸術の本質でもあるが最近は濾過
  • ポルトガルが遺した音楽文化をたどって: after you

    オフィス・サンビーニャの新作情報を見て、オドロきました。 ポルトガルのトラジソンから出ていた『ザ・ジャーニー・オヴ・サウンズ』シリーズが、 ライス・レコードからリリースされるとのこと。 もう15年以上も昔のシリーズですよ。 よくもまあ廃盤にならず、カタログに残ってたもんですねえ。 これ、素晴らしいシリーズなんですよ。 20世紀大衆音楽史に関心を持つ人なら、ゼッタイ聞き逃せないものです。 ポルトガルが大航海時代に世界各地へ遺した、音楽文化の痕跡をたどる企画で、 ポルトガルがかつて統治したアジア、アフリカ、南米の国々や地域の 民俗音楽とポピュラー音楽が分け隔てなく収録されています。 98年リスボン万博のポルトガル・パヴィリオンの公式CDとしてリリースされた全12タイトル。 ここでしか聞けない音源多数の貴重な録音集で、フィールド・レコーディングあり、 スタジオ録音あり、商業録音の復刻ありの、贅沢

    ポルトガルが遺した音楽文化をたどって: after you
    theband
    theband 2018/08/04
    "20世紀大衆音楽史/ポルトガルが大航海時代に世界各地へ遺した、音楽文化の痕跡をたどる企画で、ポルトガルがかつて統治したアジア、アフリカ、南米の国々や地域の民俗音楽とポピュラー音楽が分け隔てなく収録"
  • アメリカ音楽の歴史がわかるSPレコード2万5000枚以上が無料でダウンロード可能に | Techable(テッカブル)

    電子図書館「インターネット・アーカイブ(Internet Archive)」では、19世紀末から1950年代にかけて米国で製作されたSPレコードを対象に、デジタルアーカイブ化をすすめている。 ・20万枚以上のSPレコードをデジタルアーカイブとして保存 “78rpmレコード”とも呼ばれるSPレコードは、天然樹脂「シェラック」を原料としているため、もろくて衝撃に弱く、1950年代頃から急速に普及したLPレコードよりも古い規格ゆえ、これに対応するレコードプレーヤーが年々、少なくなっている。 そこで、「インターネット・アーカイブ」は、所蔵する20万枚以上のSPレコードをデジタルアーカイブ化しようと、音声アーカイブの専門企業「George Blood LP」やニューヨークの音楽図書館ARChive of Contemporary Music」と提携し、「グレート78プロジェクト(The Great

    アメリカ音楽の歴史がわかるSPレコード2万5000枚以上が無料でダウンロード可能に | Techable(テッカブル)
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    theband 2018/07/24
    19世紀末~1950'sの米国SPレコードが対象/78rpmレコードと呼ばれるSPは天然樹脂シェラックを原料とする為、もろくて衝撃に弱く、50'sから急速に普及したLPより古い規格で、対応プレーヤーが減ってる事が背景/素晴らしすぎる…!
  • なぜ「演歌は創られた伝統」もナショナリズムなのか

    文章書くの苦手なので断片的な感じなってしまいます。 「演歌は創られた伝統」というのは要するに、「演歌はニセモノの日の伝統だ」ということですよね。 「ニセモノ」というのは、「ホンモノ」があるから成り立つわけです。ホンモノが明確ではないのであれば、ニセモノも明確ではないということになる。 だとすると、 「演歌はニセモノの日の伝統だ」という主張をするためには、 「これがホンモノの日の伝統だ」という主張が必要不可欠なはずです。 「演歌はニセモノの日の伝統だ」というを書く前に、 「これがホンモノの日の伝統だ」というを書かなきゃいけないはずなんですよ。 でもそんな書いてる人いないですよね。 「演歌はもともと西洋音楽だから日の伝統ではない」 ということを自明であるかのように語る人がいっぱいいるけど、全然自明じゃないです。 もし仮に、日は古来から文化的に排他的で海外のものを寄せ付けなか

    なぜ「演歌は創られた伝統」もナショナリズムなのか
  • 日本って「かっこいい」コンテンツ消えちゃったよね?

    海外映画とかはさ 演出とかスタイリッシュでスゲーカッコいい映画やドラマ沢山あるし MV見てもみんなやっぱり(例えヒップスターとか意識高いとか言われても) カッコつけるのがうまいじゃん? でも日でバズるコンテンツってもはや萌え系アニメとか ピコ太郎みたいなコメディリリーフ的なコンテンツしか流行んないよね? 映画とかも、例えカンヌや海外で評価されるような映画でも 70過ぎの爺さん連中が撮ってて 脚やメッセージ性ではともかく、演出面では古臭いの多いし ドラマは逃げ恥、おっさんずラブ?とかの軟派系コメディしかウケない AKBとかジャニーズがカッコつけてても当然、寒いし(乃木坂とか特に酷い) EXILEはDQNしか見てない黒光り集団だし 日人って「カッコつける」ことに異常に及び腰になったよな? 想像上の日人は中韓の人たちよりもカッコいいルックスのはずなのに・・・

    日本って「かっこいい」コンテンツ消えちゃったよね?
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    theband 2018/06/30
    題名で単純Disと思う人が…主旨は『カッコつける文化』よ/ 70~80s:大人への憧憬(背伸び)か反発(反骨心)が若者の原動力/ 90~00s:共感&等身大&共有/ 10s:バーチャルが等身大を内包/ Suchmosは揺り戻し/ 欧米:Tradの現代化 日:輸入物改変
  • ボブ・ディランがフジロックに出演する意義ーー2018年はフェス文化の分岐点となる

    2018年7月27日〜29日の3日間、新潟県・湯沢町 苗場スキー場にて開催される『フジロックフェスティバル』にボブ・ディランが初出演することが発表され、大きな話題を呼んでいる。また、今年は彼と同じくヘッドライナーとして、ケンドリック・ラマー、N.E.R.Dといった世界に誇るべき出演者が顔を揃えた。ボブ・ディランの来日とフジロックへの出演、さらに今年のフジロックのラインナップは、今後の日音楽シーンやフェス文化にどのような影響をもたらすのだろうか。ボブ・ディランの活動を長年追い続け、フェスカルチャーへの造詣も深い音楽評論家の田中宗一郎氏に話を聞いた。(編集部) ボブ・ディランがフェスに出演する意義 ボブ・ディラン『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン』 アメリカを起点にポピュラーミュージックが世界中に大衆音楽として広がっていく中で、ボブ・ディランこそがもっともすぐれた作家なんですね。

    ボブ・ディランがフジロックに出演する意義ーー2018年はフェス文化の分岐点となる
    theband
    theband 2018/04/01
    "ディランは、近代以前の吟遊詩人、20世紀初頭のFolk歌手、1930'sから続くBlues歌手いった伝統(人の生活と音楽が直結していた時代の伝統)を現代にアップデートしようとしてる/新しい曲なんて本当に必要あるのか?という批評"
  • 音楽に歴史的参照が必要?「音楽のルーツが00年代邦楽に収束されるバンドとシーン」とかのお話 - Togetterまとめ

    柴 那典 @shiba710 昨日発売の『MUSICA』の巻頭2013年鼎談、昨日呟いた「個人的には異論挟みたいところあるけどね」の”異論”の部分が知りたいというリプライいただいたので、書きます。これは宇野さんにも先日トークイベントで直接言ったんだけど、「ボカロには音楽史に対する参照点がない」というところ。 2013-12-17 11:04:29 柴 那典 @shiba710 宇野さんの言う「ボカロには音楽史に対する参照点がない」てのは端的にlivetuneのkzさんがモータウンやモッズから連なるUKロックの影響とデビュー時のフレンチ・エレクトロとの同時代性を語ってる時点で、あと渋谷慶一郎さんがバレエ・リュスとの関連性を語ってる時点で、的外れだと思う。 2013-12-17 11:11:36

    音楽に歴史的参照が必要?「音楽のルーツが00年代邦楽に収束されるバンドとシーン」とかのお話 - Togetterまとめ
  • ボブ・ディランがフジロックに出演する意義ーー2018年はフェス文化の分岐点となる

    2018年7月27日〜29日の3日間、新潟県・湯沢町 苗場スキー場にて開催される『フジロックフェスティバル』にボブ・ディランが初出演することが発表され、大きな話題を呼んでいる。また、今年は彼と同じくヘッドライナーとして、ケンドリック・ラマー、N.E.R.Dといった世界に誇るべき出演者が顔を揃えた。ボブ・ディランの来日とフジロックへの出演、さらに今年のフジロックのラインナップは、今後の日音楽シーンやフェス文化にどのような影響をもたらすのだろうか。ボブ・ディランの活動を長年追い続け、フェスカルチャーへの造詣も深い音楽評論家の田中宗一郎氏に話を聞いた。(編集部) ボブ・ディランがフェスに出演する意義 ボブ・ディラン『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン』 アメリカを起点にポピュラーミュージックが世界中に大衆音楽として広がっていく中で、ボブ・ディランこそがもっともすぐれた作家なんですね。

    ボブ・ディランがフジロックに出演する意義ーー2018年はフェス文化の分岐点となる
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    theband 2018/03/31
    "ディランは、近代以前の吟遊詩人、20世紀初頭のFolk歌手、1930'sから続くBlues歌手いった伝統(人の生活と音楽が直結していた時代の伝統)を現代にアップデートしようとしてる/新しい曲なんて本当に必要あるのか?という批評"
  • 田島貴男 ○○の反動で黒人音楽に目覚める | J-WAVE NEWS

    J-WAVE土曜18時からの番組「SAPPORO BEER OTOAJITO」。(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。7月9日のオンエアでは、ORIGINAL LOVEの田島貴男さんが登場しました。 番組では田島さんの聴いてきた音楽のルーツについて伺いました。 田島さんが音楽を始めたのは中学1年生の頃、FMラジオからかかる洋楽を聴くうちにのめり込んでいき、神戸市のレコード屋に友達と一緒に行くことに。そこで、初めてパンクやニューウェーブのレコードに出会ったそう。映像も流れる店内で、「ものすごいかっこいいな」と衝撃を受け、そのときからTOTOやThe Beatles、そしてワーキングクラスのイギリスの音楽に憧れていくようになったのだとか。 当時は、Public Image Ltdなどの少しひねった「ポップロックのような音楽にはまっていった」と田島さん。中学1年生の頃から、音楽も作り始めていたそう

    田島貴男 ○○の反動で黒人音楽に目覚める | J-WAVE NEWS
    theband
    theband 2018/03/29
    "僕が黒人音楽を好きになったのは、パンク、ニューウェーブがあった反動~Sex Pistolsも物凄くグルーヴィーな音楽なんですけど、当時は聞こえなかったんですよ。黒人音楽は殆どがダンス/特に影響を受けたのはGil Scott-Heron"
  • 俚謡山脈の民謡を訪ねて 第0回 / boidマガジン

    俚謡山脈の民謡を訪ねて 第0回 / boidマガジン
  • ビル・フリゼール『ミュージック・イズ』/真のアメリカーナを体現-rockinon.com|https://rockinon.com/disc/detail/173964

    ロッキング・オンでビル・フリゼールのレビューが書けるとは! 1951年米メリーランド生まれのジャズ・ギタリストの通算36枚目のアルバム。彼ひとりの演奏による完全ソロ作は18年ぶりだ。アコースティックとエレキを持ち替え、時に一で、時にオーバーダブやエフェクトを加え、シンプルだが深いニュアンスを作り出す。 マドンナやボブ・ディラン、エルヴィス・コステロやノラ・ジョーンズ、アート・リンゼイ作品等への参加などでロック/ポップとの直接的な接点を持つが、彼の音楽はジャズだのロックだのを超え、ブルース、フォーク、カントリー、R&Bやゴスペルなど、アメリカのルーツ音楽の源流に根ざした普遍性があり、それゆえにあらゆるアメリカ発のポップ・ミュージックと根っこの部分で繋がっている。それは作を聴いても実感できるはずだ。テレキャスターの深くて柔らかい音色、奥行きと広がりのある音像が織りなす無限の広がりが美しい傑

    ビル・フリゼール『ミュージック・イズ』/真のアメリカーナを体現-rockinon.com|https://rockinon.com/disc/detail/173964
    theband
    theband 2018/03/19
    "JazzだのRockだのを超えBlues,Folk,Country,R&B,Gospelなど米ルーツ音楽の源流に根ざした普遍性があり、それ故にあらゆる米国発ポップ音楽と根の部分で繋がって"表面的模倣より本質を汲む。僕の頭で未だに解析できない偉人の一人
  • ロジャー・ダルトリー、26年ぶりのソロ・アルバムを発表 | BARKS

    ザ・フーのフロントマン、ロジャー・ダルトリーが、この夏、9枚目のソロ・アルバム『As Long As I Have You』をリリースすることを発表した。ダルトリーは2014年にウィルコ・ジョンソンとコラボした『Going Back Home』をリリースしているが、ソロとしては、1992年の『Rocks In The Head』以来26年ぶりとなる。 ◆「As Long As I Have You」試聴動画 『As Long As I Have You』にはザ・フーのバンド・メイト、ピート・タウンゼント(G)や元スタイル・カウンシルのミック・タルボット(Key)が参加。マニック・ストリート・プリーチャーズやアイドルワイルドのアルバム、そして『Going Back Home』を手掛けたDave Eringaがプロデュースした。ステーヴィー・ワンダーの「You Haven’t Done Not

    ロジャー・ダルトリー、26年ぶりのソロ・アルバムを発表 | BARKS
    theband
    theband 2018/03/18
    「ものすごく初期の時代、ピートが僕らの曲を書き始める前のこと、少数のオーディエンスを前に教会のホールでソウルミュージックをプレイしていたティーンエイジャー時代に戻った」Stevie WonderやStephen Stillsのカバー収録
  • 若者を魅了する絶滅寸前の音楽

    スマトラ島海岸沿いの田舎から出てきた中年オヤジが演奏する、絶滅寸前の音楽がたくさんの若者を魅了している。耳にこびりつくようなメロディ、クラシカルなフィンガー・ピッキング。そのスタイルは、南ランプンの伝統的な〈スグタ(segeta)〉と呼ばれるストーリー・テリングの手法にのっとっている。 イマーム・ロザーリ(Imam Rozali)は、故郷のインドネシア、南ランプンの伝統音楽を継承する最後の世代の音楽家だ。彼は、人生を演奏技術の研鑽に費やしてきた。いや、もしかしたら現世だけでなく、前世から演奏していたのかもしれない。インドネシアの首都、ジャカルタでの初パフォーマンスに集まった観衆を見たら、そんなふうに思えてきた。47歳のロザーリが立ったステージは、南ジャカルタのアート系複合施設〈PAVILIUM 28〉。そこでロザーリは、34年にわたる努力の賜物を披露した。集まった観客は20~30代が中心だ

    若者を魅了する絶滅寸前の音楽
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    theband 2018/03/17
    "イマーム・ロザーリ(Imam Rozali)は、故郷のインドネシア、南ランプンの伝統音楽を継承する最後の世代" "ギター・トゥンガールのルーツは、植民地時代だ。ギターをインドネシアに持ち込んだのはポルトガルの貿易商"
  • 「日本で演奏したい」、インド音楽シーンの人気アーティストに話を聞いた

    過去10年の間に、インドにおいてオルタナミュージックシーンが急速に盛り上がり始めている、という事実はインドの外にいる人には中々伝わっていないと思います。 インド音楽といえばボリウッドや伝統音楽を思い浮かべるのが一般的な感覚。 確かにインドの音楽市場規模でいえば、今でもこれらのジャンルが9割以上を占めているのだけれども、いざ現地にいってみると外からでは見えなかった事情が見えてきたりします。 僕は2013年に仕事でデリー(正確には近郊のグルガオン)に1年間住んでいたとき、現地のインディーミュージックシーンの存在を知りました。 あまり知り合いもおらず仕事以外にやることもなかったので、時間があればライブハウスやフェスに足を運ぶ日々。 バーと併設されているような小規模なスペースから、SUNBURN FestivalやNH7 Weekenderといった数万人規模の大型フェスまで様々です。 いずれの規模

    「日本で演奏したい」、インド音楽シーンの人気アーティストに話を聞いた
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    theband 2018/03/17
    "日本のすし職人の仕事への姿勢に影響されつつ、インドや南米の楽器や音楽を取り入れ曲を作り、それを日本で演奏する機会を伺っている~世界のカルチャーがグリグリと混ざり合って一作品に結実している様が面白い"
  • ztokyo.net - このウェブサイトは販売用です! - ztokyo リソースおよび情報

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    theband 2018/03/17
    "70年代、特に女性ロックを最近よく聴いて~ギター、ベース、ドラムの非常にシンプルな編成でやってるからこそ出せるエッジの効いた音があると思ったの。演出を過剰にするとエッジの効いた音が埋もれてしまうから" うん
  • ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の音楽の秘密とは? 柳樂光隆がカヴァー集『Ventriloquism』から振り返るその歩み | Mikiki by TOWER RECORDS

    ミシェル・ンデゲオチェロの新作『Ventriloquism』は、プリンスやTLC、シャーデーらの楽曲をカヴァーしたアルバムだ。 ここで取り上げられているのは主に85年から90年にかけて発表されたR&Bやヒップホップのヒット・ソングで、68年生まれのミシェルが10代後半から20代前半にかけて愛聴していたであろう楽曲たち。作はいわば自身のルーツを明かしたような作品だが、そこはミシェル・ンデゲオチェロ、やはり一筋縄ではいかない。ソウル・ミュージック、ヒップホップ、ジャズとジャンルにとらわれないサウンドを提示してきた彼女らしい独自の折衷感覚、そしてシンガー・ソングライター的な作家性がどの曲にも溢れており、懐古的なムードは皆無、実にフレッシュなアルバムとなっている。 そんな『Ventriloquism』をきっかけに、「Jazz The New Chapter」シリーズの監修者としても知られる柳樂光

    ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の音楽の秘密とは? 柳樂光隆がカヴァー集『Ventriloquism』から振り返るその歩み | Mikiki by TOWER RECORDS
    theband
    theband 2018/03/17
    "いつまで経っても全容が掴めない人だ。ネオソウルの枠で語られることも多い彼女だが、ディアンジェロやエリカ・バドゥらソウルクエリアンズ周辺とも違うし、ジル・スコットあたりのネオフィリー系の人脈とも違う"
  • ASIAN MUSIC NETWORK

    HOME ARVHICE 来たるべき「非在の音」に向けて――特殊音楽考、アジアン・ミーティング・フェスティバルでの体験から 細田成嗣 来たるべき「非在の音」に向けて――特殊音楽考、アジアン・ミーティング・フェスティバルでの体験から 細田成嗣 「民俗」(folk)や「未開」(primitive)という用語と同様に知識階級の自民族優越思想の跡をとどめている「民族的なもの」(ethnicity)について語るのではなく ――ホセ・マセダ(1) 東洋とか西洋とかいうことばは、漠然たる位置と内容をあらわすには、たいへん便利なことばだけれど、すこし精密な議論をたてようとすると、もう役にたたない。 ――梅棹忠夫(2) 考えてみれば、「アジア論」とは、ヨーロッパが思いつきで与えたオリの中でのからさわぎのことではないだろうか ――田中克彦(3) (1) ホセ・マセダ『ドローンとメロディー 東南アジアの音楽思想

    ASIAN MUSIC NETWORK
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    theband 2018/03/17
    "あらゆる「伝統」は究極的にはその根拠を持たない~伝統の無根拠性・偶然性は、自らのローカルな出自と逃れ難く関係する楽器と音楽の必然性から、新たな根拠地を掴み取るための自由な実践へと突き進む原動力ともなる"
  • 『なぜアイドルグルーブは、ハモらないのか? AKB、嵐のシングルはなぜユニゾンばかりなのか?』

    「小さき声のカノン」(鎌仲ひとみ監督、3月公開)という素晴らしいドキュメンタリー映画を見た。福島二松での311から直近までの実録だ。ラストに感動的なNUUのアカペラ「うまれてきたから」がエンディングとして流れる。涙を流して聴きながら、「なぜ、日の歌はハーモニーを必要としないのだろう?」と考えこんでしまった。別にNUUの女性ソロが悪いというわけではない。ただ映画が「孤立ではなく、見知らぬ人々が関係性の和音を構築して生きていく」内容だったので、ふと脳裏をかすめたのだ。1番はソロ、2番は2声か3声ならもっとよかっただろうな・・・。 日音楽に和音の歴史はない。雅楽にも厳密な意味での(数学的な3度上、5度上のような)和音は一切存在しない。西洋では教会音楽が源流だったため、神の威厳を保つためにグレゴリオ聖歌に代表される異なる高低音を重ねて歌う、ハーモニーの原型が古くからあった。ルネサンスを経て

    『なぜアイドルグルーブは、ハモらないのか? AKB、嵐のシングルはなぜユニゾンばかりなのか?』
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    theband 2018/03/17
    "僅か60年前(1955年 米交響楽団 来日)まで日本人は弦中心オーケストラの重層的な音色 音圧 迫力を知らなかった/日本は古来より大陸・半島経由の「単音文化」で来た。伝統楽器の作りも、謡、邦楽の様式も、全て単音が基軸"
  • 大石 始 presents THE NEW GUIDE TO JAPANESE TRADITIONAL MUSIC - 第21回:里アンナ - CDJournal

    九州から南へ遠く離れた海域に浮かぶ奄美群島。その中心をなす奄美大島は、琉球文化圏とも異なる独自の文化が育まれてきた島としても知られている。アニミズム的な土着信仰やそこから発生した多くの祭祀のほか、“島唄”と呼ばれる個性的な歌の文化が息づく地としてご存知の方も多いことだろう。 そんな奄美大島に伝わる島唄の伝統を継承する唄者(奄美では歌い手のことをこう呼ぶ)のひとりが里アンナだ。ポップスやミュージカルの世界でも活躍する彼女だが、そのルーツは高校卒業するまでの時期を過ごした故郷・奄美大島の島唄。最新作『紡唄』はゲストを一切招くことなく、奄美の島唄の数々にひとり挑んだ意欲作である。近年はアルゼンチンのマリアナ・バラフと競演し、ワールドミュージック・リスナーにも広く認知されつつある彼女だけに、作もまた、さまざまなアプローチによって島唄の魅力を伝えてくれる素晴らしい内容となった。彼女の話を通じ、南洋

    大石 始 presents THE NEW GUIDE TO JAPANESE TRADITIONAL MUSIC - 第21回:里アンナ - CDJournal
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    theband 2018/03/16
    "奄美大島は琉球文化圏とも異なる独自の文化~アニミズム的な土着信仰やそこから発生した祭祀~島唄/近年はアルゼンチンのマリアナ・バラフと競演し、ワールドミュージックリスナーにも広く認知" 試聴の動画が非常に凄い
  • YOUに聴かせたいニッポンのオンガク 【知られざるワールドミュージックの世界】

    海外に行って現地で友人ができると、必ず聞かれることがある。それは、「ニッポンのクールな音楽を教えてくれよ」という質問だ。そういった時に、どんな音楽を勧めればいいのかは非常に悩むところ。いわゆる流行りのJ-POPだとなんだか大いに誤解されそうな気がするし、かといってコテコテの雅楽を選んでも、日頃自分が耳にしていないのでリアリティがない。まあ、日語の歌詞というだけで外国人には面白いようだが、それではなんとも芸がない。 この時、日らしさを取り入れた現代のポップ・ミュージックをさらりと差し出すことができると、とてもスマートだ。民謡や祭り囃子のような「日的」な音色やメロディを、今のフォーマットで構築した音楽なら、自信を持って外国人に勧められるだろう。そして、実はこういった土着的ながらポップな音楽が、最近非常に増えてきている。一昔前までは、「民謡なんてダサい」と思われていたものだが、今はクールな

    YOUに聴かせたいニッポンのオンガク 【知られざるワールドミュージックの世界】