朝日新聞社の出口調査からは、特に30代以下の若い層で安倍政権への評価が高いことがうかがえる。 比例区の投票先を年代別にみると、10代では46%が自民に投票。20代は47%、30代も39%が自民に入れ、他の年代より高かった。選挙区では10代の52%、20代の55%、30代の51%が自民候補に投票したと答えた。 調査では(1)アベノミクスの評価、(2)自衛隊を明記する憲法9条改正の賛否、(3)安倍政権の継続を望むか、も聞いた。3問とも全体では賛否が拮抗(きっこう)する中、30代以下の評価は高めだった。 10代の60%がアベノミクスを「評価する」と答え、20代は62%、30代は56%と、全体平均の48%より高い。憲法9条改正も、10代と30代は52%、20代は56%が「賛成」と答え、「反対」を上回った。選挙後も「安倍政権が続くのがよい」と答えた10代は58%、20代61%、30代54%。 調査は