動物の生存において 大きな体は身を守る上でも、またその相手を倒して捕食するにも 何かとメリットは多い。 過去の地球で動物が巨大化の方向へ進化する傾向が多いのは必然なのである。 陸の世界限定で言えば、地球史上においてもっとも体を大きく成長させたのは 恐竜のなかでも「竜脚形類」というグループだ! あまりにも巨体がゆえに、その足音は雷鳴のごとく轟いただろうと 昔は「カミナリ竜」とも言われていた。 カミナリ竜とよばれた竜脚形類の代表的なものを紹介しよう。 ★ディプロドクス 分類 :恐竜・竜脚形類 生息年代:ジュラ紀後期 生息地 :北アメリカ 全長 :20~35mほど 他の竜脚形類に比べて体形は華奢で特に尾はきわめて長いのが特徴。 尾をムチのように振って、敵を寄せ付けないように護身用に使われたと見られる ★ブラキオサウルス 分類 :恐竜・竜脚形類 生息年代:ジュラ紀後期 生息地 :北アメリカ
恐竜から鳥類が進化した・・・。 今やこの事実は広く受け入れられている恐竜学の常識だ! 今から150年前、 1859年、ダーウィンの「種の起源」が発刊された間もない頃に 恐竜、始祖鳥、鳥類に認められる骨格の類似点をもとに 鳥類が恐竜の子孫であることがすでに示されていた。 しかし 恐竜に鎖骨(鳥類は「叉骨」と呼ばれる左右の鎖骨がV字に融合した特有な形をしている) が見当たらないことから 鎖骨が消失した恐竜から鳥類に進化することは考えられないという説が 長らく主流であったようだ だが、1960年代から ディノニクス をはじめ、ほとんどの獣脚類恐竜にも 鳥類特有の叉骨をもっていたことが 明らかとなり、鳥類が恐竜の子孫であることは今や定説となった。 さらにその定説を強固にしたものが 恐竜から羽毛の痕跡が確認されたことだ! 初めて羽毛が確認された恐竜は 1995年に中国の遼寧省で発見された シノサウロ
◆恐竜の「トリケラトプス」は「トロサウルス」の若い頃の姿だった [Science] 恐竜の「トリケラトプス」は「トロサウルス」の若い頃の姿だった トリケラトプスと言えば別に専門家では無い人でも知ってるほどの超有名恐竜ですし、ちっちゃい子にも大人気の恐竜の一つですが、今回発表された研究結果ではトリケラトプスと言う恐竜は存在せずに、これは「トロサウルス」と言う別の恐竜の若い頃の姿である可能性があるっと言う内容が発表されました。 今回の研究はロッキーズ博物館のJohn Scannella氏とJack Horner氏がVertebrate Paleontologyジャーナルと言う専門誌に発表したもので、トリケラトプスは今から7200〜6500万年前に生息していたと考えられる恐竜ですが、これは若い頃のトロサウルスと言う恐竜の姿である可能性があるそうです。 こっちが「トロサウルス」の復元図。 絵を見
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