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あとで読むと増田に関するthebandのブックマーク (16)

  • ある光(あるいは、ぼくが小沢健二を聴いた頃)

    目の前に希望なんて無かった。光なんて見えなかった。 友達だって少なかったし、自分が一体何を好きなのかさえ分からなかった。 高校時代のぼくは、空っぽだった。 小沢健二を知ったのはそんな時だった。 テレビ画面に映っていたダウンタウンとじゃれ合う痩せっぽちのその青年は、見た目の弱々しさとは裏腹に、自分がどれだけ凄いかを自信満々に、それでいて、嫌味なく語っていた。 そして、その歌声は決して、上手いとは言えないか細いもので、けれど何か幸福感に満ちていて、ぼくには何だか眩しすぎるような気がした。 でも、ぼくはなぜだか分からないけど、小沢健二を好きになろうと思った。 たぶん、背伸びをしたんだと思う。 ありとあらゆる種類の言葉を知って 何も言えなくなるなんてそんなバカなあやまちはしないのさ! 屈した日常に一筋の希望の光を与えてくれる存在だと思ったのかも知れない。 確かに彼の音楽は心地よく、何度聴いても飽

    ある光(あるいは、ぼくが小沢健二を聴いた頃)
  • 元コンサルが入って残業のないクソ会社になった

    事件は去年の四月に起こった。 元々うちの会社は残業率が高く、夜9時に半分ほどの社員が残っていた。会社に泊まる社員もたくさんいる。 だけど、辛い職場かというとぜんぜんそうではなく、毎日が文化祭の前夜みたいな感じだった。 休憩は1時間以上取っても何も言われないし、途中で抜けて銀行や役所に行ってもOK。業務中にツイッターやフェイスブックに投稿しても問題なし。つまり、ネットし放題。みんなで夜ご飯をべに行って、その後ダラダラと1時間ほど喋るのが楽しかった。毎日の出社するときも「仕事に行く」という感じはまったくなかった。 ところが、社長はそう思っていなかったようだ。どこで知り合ったのか元戦略コンサルを引き抜いてきた。まだ電通の事件が起こる前だったけど、「労働時間短縮」に向けて動き出した。 それですっかり会社の雰囲気が変わってしまって、まるで居心地が悪くなった。 社内ネットワークを新たに構築し、個人の

    元コンサルが入って残業のないクソ会社になった
  • 学術論文の文法

    文章を書くのが好きで、小学生の頃から今に至るまで非現実的な世界観の短編小説を書いて遊んだりエッセイを書いては懸賞に応募したりしている。 いくつか賞ももらったし、研究室の先生が雑誌(学術誌じゃなくて業界専門誌みたいな月刊の雑誌)に寄稿するときはわたしが校正してあげたりしているし、 文章を組み立てることが人より多少は得意だと思っている。 けど、学術論文はわたしがいままで培ってきた叙述法とはかなり違う文法の元に成り立っていた。 今、わたしは理系の大学4年生なので卒論執筆に忙しい。卒論の内容は、マイナーチェンジを加えて学会報に投稿するつもりだから、先生もしっかり目を通してチェックしてくれる。 初稿をチェックしてもらって、返ってきた原稿はアドバイスや注意点の青ペンで真っ青になっていた。 たくさん論文も読んだし、要旨のチェックのときにも確認したし、かなり論文の文法は覚えてきたつもりだったんだけどなあ。

    学術論文の文法
  • 伴侶にするのはどちらのタイプが良いのか

    自分によく似ている人? それとも違うタイプの人? 自分によく似ている人ならば、共通の趣味や感性で話が盛り上がるだろう一方で似たような話題ばかりで刺激は少ないお互いに趣味にどっぷりな人ならば前提知識の共有なしにオタク的トークができる似ているけれど他人なので、こだわりが強い分野の話などでいざこざが起きるかもしれない似ているけれど他人なので、好きな分野の情報を違う経路から手に入れられたり、違った視点から物事を見れるだろう自分と違うタイプの人ならば、自分の知らない分野の話や今までになかった視点から新鮮に物事を見れるだろうただしそれに対していつも面白いと思えるとは限らないお互いに深いところまでは理解できない深いところに立ち入れないから適度な距離感を保って良好な関係を続けられる趣味に付き合うことで新たな楽しみを知ることができたり、逆に趣味に誘うことで1から人に楽しさを伝えられる付き合いで始めた趣味など

    伴侶にするのはどちらのタイプが良いのか
  • 幸せの増田を拡散させたい

    2009年に初めての増田を投稿してからちょうど8年が経った。 その間、いろんなことがあったけど、今でも毎月1〜2はずーっと増田を書いている。 その時々の皆が興味を持ちそうなテーマを選んでは、自分の過去の経験や考えに少しだけアレンジを加えて書き続けた。 (100%創作を書けるほどの才能はない) そんなお金にもならない、誰にも自慢できない創作エッセーを書き続ける理由は一つだけ。 「読んだ人が幸せになる、役に立つ情報は拡散する」 という証明をしたいからだ。 今のネットは増田を始めた8年前よりも大きく拡大し、ひどい言葉もいっぱい飛び交うようになった。 日常や世の中の不安や怒りを、殴りつけるように書く。 それを読んだ人は、不快であることを表明する。 賛同される。やりこめる。反論する。炎上する。 アクセス数目当てに炎上させる人間もたくさん生まれた。 毎日毎日そういう記事や話題ばかりが上がってくる。

    幸せの増田を拡散させたい
  • 教育困難校勤務の国語科教員から(2/9追記)

    以下の文章は、次年度いっぱい、つまり2018年3月で辞めようとしている方に向けて書いたものです。心身ともに変調を来して、すぐにでも辞めたいと言っている方を引き留めたものではありません。 ----------------------------- http://anond.hatelabo.jp/20170207224412 わかる。わかる。私も罵詈雑言を浴びせられていた。画鋲を投げられた。割れたガラスも撒かれた。 でもまだ教員を続けている。 それは少しずつうまくやるコツを身につけてきたから。 年を重ねるだけで楽になることがたくさんあるから大丈夫。これから毎年楽になる。 以下にコツのようなものをあげていく。 □学習に関すること ・「なぜ学ぶのか」説得力のある説明を頻繁にする これは教員の年齢やキャラクターによって説得力が違うので、自分に合った言葉を真摯に探そう。響く子がいないと適切な言葉選び

    教育困難校勤務の国語科教員から(2/9追記)
  • ハードディスクが壊れたことがない

    ハードディスクは消耗品だ、とよく言われる。 頭では壊れるものだとはわかっている。 でもかれこれ20年以上自分のパソコンというものと付き合っていて、10台ほど買い替えたり、ハードディスクを交換したりしてきた。交換ディスクも3.5インチにはWesternやらSeagate、2.5インチにはHGSTなど主要メーカーのものは大抵使ってみたが、突然HDDが読み取れなくなった、ということは一度もない。むしろメモリや電源の方が先におかしくなる。 だからハードディスクの故障に備える、という感覚がピンとこない。個人使用だからというのもあるが、RAID組むなんてお金と電気がもったいないとさえ思えてしまう。 今はPCの方はSSDなので書き込み限界がくるまで多分大丈夫なんじゃないか。レコーダーとバックアップ用NASは昔ながらの磁気ディスクなので壊れるリスクはあるのだが、大丈夫だろうとタカをくくっている。 自分は甘

    ハードディスクが壊れたことがない
  • 働けば働くほど、健康になる職場・職業

    当方、アラサー。 転職は2回ほど。そろそろもう一度転職を考えている。 別に仕事に飽きたわけでも、人間関係に疲れたわけでもなく ただ何となく新しいことがしたい。 ただ、最近基礎代謝が減ったせいか太ってきた。 デスクワークをメインにやっているので、運動不足がたたっているのだろう。 増田の記事の中で、 仕事で健康に害する、メンタルをやられるという内容はよくみるが 逆に働けば働くほど健康になるような職場・職業があるのだろうか。 もしあるのであれば、次の転職先として候補にあげたい。 ・ほどよく頭を使う。 ・ほどよく体を動かす。 ・ほどよいストレス。 ・メンタルに良い。 ・余暇が満喫できるよう時間がある。 といったところだろうか。 定時で上がれる仕事で、ジムやジョギングに行けばいいんじゃないかとかいうのもあるが 自分はそこまで時間を割きたくない。 あくまで、人生の大半に注ぎ込む仕事で健康になりたいのだ

    働けば働くほど、健康になる職場・職業
  • 仕事が出来る人と評価されたい人へ

    社会人って案外楽しいんだよってエントリーに対していやいや無能だと社会人地獄だよ、というエントリーも立ち上がっていて考えさせられたことがあったので考えを整理するためにもメモ。 私-29才、転職1回、現在外資系金融系、年収750万(年収高めだが福利厚生無しです) 結論から言うと私は社会人楽しい派。理由はお金と自由を手に入れたってことが一つ、人間関係が楽になったっていうのがもう一つ。 「でもどうせ、お前は仕事出来る側の人間なんじゃないの?」 「勝ち組の寝言でしょ?そんなの分かった上ででも仕事が出来ないと責められたりして地獄なんだよ」って言われそうだけど、誤解を恐れず言えばはっきり言って普通の仕事なら、誰でもできるよ! (会社を創業する、とかまだ30代の若手なのになのにいきなり社長に任命される、とか超絶ブラック企業であり得ないノルマを課される等、よっぽど極端な仕事内容はこれに限りません。) あ、あ

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  • 『「葬式をやらないとあとで弔問対応が大変」という意見について』へのコメント

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    『「葬式をやらないとあとで弔問対応が大変」という意見について』へのコメント
  • バイトなんてそんなに頼りにするべきものではないのに、 なぜか学生バイト..

    バイトなんてそんなに頼りにするべきものではないのに、 なぜか学生バイトが主力になっちゃった業種ってのがもう闇だよね。 正社員を第一に頼るのは当然として、非正規でも比較的長くやってるパートのおばちゃんとか、定年後老人のOB嘱託とか、 そういうのに頼りつつ最後に頼みにするのが学生バイトぐらいでいいでしょ。 逆に言えば、来学生バイトはそれぐらい信頼置けない存在ぐらいでちょうどいい。 そんなんじゃ学生バイトなんて使えないっていうんなら、その部署は学生バイトに任せるべきではないのでは。 正社員並に信頼を置けるべき存在でないといけないなんて、バイトどころか一般的な契約社員相手でも来は良くない要求だと思う。

    バイトなんてそんなに頼りにするべきものではないのに、 なぜか学生バイト..
  • 「葬式に誰も来なくなるよ」

    めんどくさい。 職場の飲み会、入社してから10年ほど、歓送迎会と忘年会の年五回くらいの飲み会にはほぼ参加していた。 が、体力が曲がり角を迎えたことで、何もかもすべての飲み会はお断りすることにした。 別に仕事仕事で普通に回るので、出なくなってから仕事で困ったりは一切ない。 飲み会に出ないから仕事上の連絡をしない、とかいう無能な社員は幸いなことにうちの会社にはいない。 しかし、そんなことをしていたら親から「そんなことをしてたら葬式誰も来なくなるよ」と言われた。 そうだなー、たしかにそうかも。 でも別に死んでるじゃん? 誰も来なくても知る由もなくね? 結婚してるから私が死んだら喪主は旦那になるんだろうけど、 来なかったからと言って誰か困るんかな? 子供は一生持たないと決めてるから旦那より長生きしたらそもそも葬式やってくれる人いなくて、無縁仏だし。 旦那も私も兄弟いないから、甥っ子とかにお金渡し

    「葬式に誰も来なくなるよ」
  • 社会人って、案外楽しいんだよっていう話。

    社会に絶望していた学生時代の自分と、こんな話を聞きたいとリクエストをくれた若い友人に向けて書く。 アラサー、社会人、男。これくらいが今の自分のスペックだ。あとは厨二か。遡ること10年前くらい、学生だった頃の自分は、社会人になるということに多くの不安や恐怖を抱いていた。働いていくなんて出来る気もしなかったし、生きていくこと自体に希望なんて特になかった。今振り返ってみれば、その当時の自分が得ていた社会に対しての多くの情報が間違っていて、その結果としてありもしない不安や恐怖を社会に対して抱いていたんだと思う。実際はそんなことはなくて、もっと気楽だし、楽しい。 「死んだ魚の眼をしたようなサラリーマンになりたくない」、といったことは誰しもが思うのかもしれない。私もご多分に漏れず、そんなことを感じていた学生だった。学生だった当時の自分が触れることのできた社会人は、結構限られた人種だったと思う。親や親戚

    社会人って、案外楽しいんだよっていう話。
  • 無能と思われたら職場を変えたらいい

    社会人になって15年。転職回数5回。 気づけば中年のオッさんだ。 最近、「社会人は思ったより楽しい」とか、 「社会人は辛い」というエントリーが多数上がってるので、 俺も経験を書いてみたいと思う。 結論から言うと 「会社で無能扱いされたら自分の能力を悲観するより、会社に合ってない」 と考えたほうがいい。 ここからは、そういう考えに至った 自分の職務経歴を書いていく。 超長文なのだが無能と言われて苦しんでる人に、 この言葉が届いたら良いなと思っている。 たぶん、君が輝く職場はどっかにある。 1社目:飲店チーフ 15年前は超就職氷河期。 同時にブラック企業が大学新卒をいつぶし始めた時代でもあった。 大学時代、何も考えていなかった俺は、 安易にチェーン飲店のチーフになった。 今でこそブラック企業の代名詞の外産業だが、 不安な時代を切り抜けるには手に職を付けて 店を持って自立すべしという話は

    無能と思われたら職場を変えたらいい
  • 専業主婦の嫁が、自分の想像以上に何もしていない事を知った

    私 会社員 45歳 年収840万 嫁 専業主婦 40歳 結婚10年子なし(不妊治療経験ありだが、子宝に恵まれず) 大きめなプロジェクトが終わり、3週間ほどの長期休暇をもらえたので、 最近家に居るんだが、嫁が洗濯ぐらいしかしていないことがよーくわかった。 ここ最近の二人の1日のパターン 起床 オレ:8:30 嫁:その後に起床(ゴミの曜日も寝坊) 朝イチの行動 オレ:二人分のコーヒーを入れる 嫁:ソファに座ってぼーっとし、スマホゲームやりだす 朝飯 オレ:嫁が動き出さなければパンを焼き二人分の朝飯を作り始める 嫁:たまに朝飯を作るか、オレが動き出したら作る 午前中 オレ:読書または、英語学習 嫁:洗濯1回まわして、頭が痛いだのダルいだの言って寝室で就寝 昼飯 オレ:13時過ぎても動き出さなければ、オレが外するか、嫁が作ってくれるのかを聞く 嫁:しぶしぶ作る(週に3度は外) 午後 オレ:録り

    専業主婦の嫁が、自分の想像以上に何もしていない事を知った
  • 子供を産みたいかどうかがわからない

    26歳女、独身。 結婚適齢期ということもあり、女友達に会うと絶対にそういった話になる。 でも、私は自分が子供を産みたいのかどうかが分からない。 今まで子供のころから「お母さんになりたい」と思ったことは一度もなかった。 子供は嫌いじゃないけど、なんか特別に家庭を築きたいとか自分の子孫がほしいとか思わないんだ。 だから、別に結婚願望もそんなにない。 が、女友達はそんな私に 「歳をもっと取ったときに子供が居ないと寂しいよ!」 「だんだん自分のことでは喜べなくなって充実しなくなるよ!子供の成長っていう喜びがないと悲しいよ!!」 「老後はどうするの??」 とか言ってくる。 私はそれにどう返答したらいいんだろう。 子供をもし産んだら、今みたいに自由気ままな生活は当然おくれなくなる。 たくさんあるやりたいことも、諦めなきゃいけなくなる。 しかも、必ず健常児が産まれるとは限らない。 子供を必ず、育てあげる

    子供を産みたいかどうかがわからない
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