「HDMI」という文字の響き(障害者ドットコム) HDMIケーブルが浸透し対応機器が当たり前になった昨今では、響きが似ているという至極しょうもない理由で「ADHD」の隠語としても使われることがあるそうです。勿論、実物のHDMIケーブルが持つ性能や利便性、端子に金メッキを施す気遣いなどを説いたところで何の意味も持ちません。チーズ牛丼に実物の味など関係ないのと一緒です。 それで、何かの配信でADHDの隠語として「HDMI」が連呼されたようです。観ている人も多かった配信なので影響力も決して小さくなく、ADHDとHDMIを本気で勘違いされることもありました。ちなみに、ADHDは「Attention-Deficit(注意欠陥)Hyperactivity(多動)Disorder(障害)」、HDMIは「High-Definition(ハイデフ)Multimedia Interface」をそれぞれ略したも
今の世の中、何でもかんでも誹謗中傷誹謗中傷とうるさく、少しでもラインを超えたら犯罪予告として通報され犯罪者にされる そのせいで怒りや憎悪の表現が難しくなっているのだ 例えば「夜道に気をつけなよ、月夜の晩ばかりだと思うなよ」とポエミーに言っても、誰かが「夜道に襲撃して殺す意思を示した、通報しますね」と言うだろう 「豆腐の角をお前にぶつけて殺す」と古来からの揶揄をネタにして言っても、誰かが「殺意を示したので通報しますね」と言うだろう 「異世界転生が流行ってるらしいけどそれ体験したくない?」とオタク受けが良さそうに言ったとしても、誰かが「異世界転生は必ず不慮の事故などによる死がきっかけなので遠回しに殺すと言ってますよねはい通報」と言うだろう つまり殺意を感じ取られた時点で通報され、犯罪者にされるのだ なので相手に怒りを抱いてるときに言う言葉は潜在的に犯罪予告とされ、すぐに通報されるということ 世
2018年の4月から夏休みまで、私は専修大学へ週一回一コマだけ「比較文学」を教えに行っていた。記録的な暑さの夏で、後半えらい目にあったが、向ヶ丘遊園前駅で降りてバスに乗って反対側まで行っていた。駅前にメロンパン屋があったので、帰路にはここで焼き立てのメロンパンなどを買って、翌朝の朝食にしていた。 常に焼き立てが買えるとは限らなかったが、ある日焼き立てが買えて、これを抱えて切符売り場まで行くと、女子学生が二人いた。ここは日本女子大も最寄り駅だからどこの学生かは知らない。片方が、私に気づかないまま、ぼうっとして「ねえなんかメロンパンのにおいしない?」と言っていて、もう一人は私とメロンパンに気づいて、笑いながら(すみませんねえこの子バカで)というような顔をしていた。
オノマトペの「もふもふ」はここ10年位で定着したものだろうが、「もふもふ」はいかにして意味を確立し、市民権を得たのか。これについて考察し、一定の知見が得られたので報告する。 「もふもふ」の初出まず、「もふもふ」の初出には諸説あるが、調べた限り最古のものは、筋肉少女帯の「香菜、頭をよくしてあげよう」 という曲である。1994年発売の8cmCDに収録されているこの曲の中で「モフモフ」は、ジャムパンを食べる際の擬音として用いられている。 次に登場する用例は、2001年発売の武井宏之の漫画「シャーマンキング」14巻である。やはりパンを食べる際の擬音として「モフモフ」が登場する。 その後、2004年に高橋弥七郎氏のライトノベル「灼眼のシャナ」に、メロンパンをあらわす擬音として登場する。この用例では、メロンパン上部のクッキー生地を「カリカリ」、中心部のパン生地を「モフモフ」と形容している。 現在書籍な
「ウケないと思ってたブコメほどスターがつく」 あるいは 「ウケると思ってたブコメほどスターがつかない」。 そんな話をたまに聞く。 言われてみれば、そんな「逆転現象」が存在するような気もする。 では、実際にはどうなのか、試してみた。 方法としては、以下の通り。 ・まず、増田に対するブコメをする段階で、スター獲得数を予想する。 ・最もスターが付きそうと思ったブコメには、aのタグ、これに準じてスターが付きそうなブコメにはiのタグを付け、以下、u、e、oと続ける。*1 ・のちに、タグごとにスター獲得数を集計する。*2 約2ヶ月間の結果は、以下のとおり。 タグ タグを付けた数 総スター数 50スター以上 スター数中央値 スター数平均値 a 4 30 0 2.5 7.5 i 31 763 4 3 24.6 u 70 1317 4 5 18.8 e 70 710 2 2 10.1 o 13 47 0 1
Happiness is Mandatory. Citizen, are you happy? 幸福は義務です。市民、あなたは幸福ですか? ――これは1984年にリリースされ、いまなお全世界で多大な人気を博している、近未来ディストピアSFをテーマにしたゲーム「パラノイア」におけるもっとも有名なフレーズである。市民社会を支配するコンピューターが、市民に対して疑心暗鬼になり、誇大妄想に基づいて自身が求める感情的・行動的規範に応じない者を「反逆者」とみなし、処罰する世界が舞台となっている。 しかしながら、「事実は小説より奇なり」とはよくいったものだ。フィクションの世界ではなく、私たちの現実社会でもあるひとつの観念が、まさしく「義務」に変わろうとしているからだ。 ただし、私たちの現実において義務化されるのは「幸福」ではない。私たちが「アフター・コロナの世界」で直面するのは、すなわち「Healthi
たとえば「バカチョン」という表現の差別性を指摘されると、いや、「チョン」は差別語じゃない、なぜなら本来こういう意味で・・・とか言い出す人が必ず出てくる。 とりあえず再録 文化文政期の十返舎一九『東海道中膝栗毛』でも「バカでもチョンでも」と書かれていて、ここで言うチョンとは繰り返し記号「ゝ」のことで、文字にもなれない文字として「半人前」という意味で使われていた。バカチョンという略は戦後にカメラの呼び名で広まった。(続 — 杉村喜光:知泉(三省堂辞典発売中 (@tisensugimura) October 11, 2019 本来は民族を揶揄する言葉では無かったが、70年代後半に差別を非難する論者が「バカチョンは差別用語だ」と騒ぎ始め、それにマスコミも乗ってしまったという経緯がある。 実際には差別用語では無いが、それで嫌な思いをする人もいるので、あまり使わない方がよい言葉となっている。(続 —
①孫衛星衛星の周りを回る衛星のことを孫衛星という。 しかしこのような天体は天然には発見されていない。 実物はないのに未来に発見される可能性のために名前だけが付いている。 言葉の影響力は今この世界のみに及ぶのではないことを教えてくれる。 ②トリプルA面メイン曲が3曲入っているシングルCDのこと。 A面B面とはレコードからの名残である。メイン曲をA面、カップリング曲をB面と呼び、両方の曲がメインとなる場合は両A面とかダブルA面という。 そこまでは良いのだが、トリプルとなると元のレコードのイメージは完全に崩壊する(レコードに面は3つもない)。 つまり元はレコード由来の概念だったものをCDに拡張した際、面という言葉が意味を失い、抽象世界上の産物になったが故に成立した言葉なのだ。 言葉は実世界から発生するが、必ず手の届かない抽象世界へと逃げていくことを教えてくれる。 ③幽霊文字JIS規格に紛れ込んで
ようやく息子(3歳)も「人間を退廃させるランキングNO.1」の四次元ポケットの素晴らしさが理解できるようになったようで、近頃ドラえもんにハマっている。 毎日のようにAmazonプライムにかじりついて、TV版も劇場版も、何だったら旧声優版も含めて楽しんでいるのだが、先日見ていたお話の内容がとても鋭く、「オトナにこそ広めたい内容」だった。 2014年1月31日放送「ことばきんしマーカー」 https://www.tv-asahi.co.jp/doraemon/story/0354/ 学校からの帰り道、しずかがため息をついていた。聞くと、ピアノのレッスンでミスするたび、先生から「ダメね」と言われ、よけいにうまくひけなくなってしまうという。 しずかをかわいそうに思ったのび太が「人のやる気をなくすような言葉なんて、なくなっちゃえばいいのに!」と話すと、ドラえもんは1本のマーカーを取り出す。 それは『
政治的,それもかなり下品な言葉だけど,「なんでも安倍総理の責任にする人」を一部のネット民が「アベノセイダース」と呼んだり,逆に「野党の答弁を盲目的に批難する人」を「ヤトウガー」と呼んだりするのを見かけるよね。彼らはどちらも対象を卑下・揶揄する目的で前述の言葉を使っている。今はこの言葉の真偽可否ではなく,〝片仮名にすると馬鹿にした印象になる〟という現象そのものを知りたい。国語や文法の教科書・Wikipediaを見ても,片仮名の役割に“相手を侮蔑する”なんていうのは載っていない。とするとあくまで予測だが極めて新しい言い方なのではないか。 そもそもなぜ片仮名の文章が人を小馬鹿にした印象を与えるのだろう(っていうか与えてるよね。僕はそう感じるんだけども,僕の感性がおかしいだけだったり……)。当て推量だし,なにより言語学には暗いので大いに錯誤しているかもしれないが,僕の持論はこうだ: (1) 片仮名
「好きなパン」ランキングで常に上位にランクインし、今やコンビニエンスストアの定番商品のひとつとなっているメロンパン。行列ができる「メロンパン専門店」も少なくない。 しかし、実はメロンパンには健康に悪影響を及ぼす材料が使用されている可能性があるという。 アルミニウムの蓄積で健康に悪影響も メロンパンに含まれるもので、まず問題なのは「アルミニウム」である。「アルミニウムそのものは、空気中のちりや水、土、その土壌から栽培された野菜や穀物などにも微量に含まれていて、普通に生活していてもとってしまうものです」と語るのは、管理栄養士のAさんだ。 しかし、アルミニウムは「体内に蓄積されると、健康に悪影響を与える可能性があります」(Aさん)という。実際、厚生労働省は2013年に「食品中のアルミニウムに関する情報」という調査結果を発表している。そこには、ラットに多量のアルミニウムを投与した実験において「腎臓
ロシア・モスクワで記者会見に臨むウズベキスタンのイスラム・カリモフ大統領(2016年4月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/MAXIM SHEMETOV 【9月3日 AFP】(更新)中央アジアの旧ソ連構成国ウズベキスタンで25年以上にわたり強権支配を続けていたイスラム・カリモフ(Islam Karimov)大統領が2日、死去した。78歳だった。同国政府が国営テレビを通じて発表した。 カリモフ氏は先週末、脳出血に見舞われたと伝えられており、死去の事実を当局が隠しているのではないかという臆測がここ数日間にわたり飛び交っていた。政府によると、同氏は2日午後8時55分(日本時間3日午前0時55分)に息を引き取った。葬儀は地元のサマルカンド(Samarkand)で3日に執り行われる。 同国がソ連から独立した1991年をまたいで政権を握り続けたカリモフ氏は、人権団体から反対派を暴力的に弾圧していると
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