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sfに関するREVのブックマーク (22)

  • 成熟と多様化の10年 70年代SFの諸相

    成熟と多様化の10年 70年代SFの諸相 大野万紀 早川書房「SFマガジン」00年10月号掲載 2000年10月1日発行 一九七〇年代を語るキーワードには、けっこう暗く、後ろ向きなものが多い。しらけ、挫折、内向、ミーイズム、モラトリアム、逃避的で自己中心的なライフスタイル、おまけに石油ショックだ公害問題だとくる。当時を生きてきたぼくらからすれば、何でそこまでいわれるの、というくらいのものだが、まあ客観的にはそういう時代の雰囲気があったと認めざるを得ない。六〇年代後半からの、変革を求める全世界的な盛り上がりが、なにやら期待はずれなまま腰砕けとなり、ベトナム戦争が終わってみれば今度はそのベトナムと中国戦争したりして、理想と思っていた社会のあり方も色あせ、かといって現実世界の難問はこつこつと地道に取り組むには荷が重すぎる、人類は月までいったのに、その道は後へと続かなかった。しらけ鳥は南の空へ飛

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    REV 2019/09/18
    “七〇年代のSFの浸透と拡散の中で、はっきりした文学的指向をもたず、現実逃避的で自己中心的な読者の、低いレベルの要求に迎合した大量の習作を書きとばすという、顔のない作家たちのイメージ” 40年前から
  • SFセミナー2004レポート

    5月1日、昼前に東京へ到着。今年のSFセミナーはいつもと会場が違うので、迷ってはいけないと、昼抜きで地下鉄を探す。まあさほど迷うこともなく半蔵門線の永田町駅で降りる。さすがにこのあたりは地下鉄の出入り口も道路の辻にも警官が立っていて警戒している。会場の星陵会館ホールは坂を降りてすぐ見つかったが、そのすぐ隣が、イラク人質事件で家族が集まっていた北海道東京事務所だったのはびっくり。今は誰もいないが、ほんの何週間か前はTV局やらいっぱいいたのだなあ。 会場に入ると、青井美香さんがいた。この辺で事のできるところはなさそうだね、という話をし、ローソンでおにぎりをたくさん買って来る。会場に戻っておにぎりをべながら、青井さんと雑談。昔の早川の木造社屋のこととか。そうこうしていると中村融さんがやってきて、今年いっぱい翻訳が出ているが、それはずっと前にやった仕事がたまたま重なっただけなんですとのこと。

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    REV 2012/02/06
  • MouRa|東浩紀、桜坂洋|ギートステート

    このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネット(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 ※1 日のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 ※1 レジストラ「GMO Internet, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 ※1 2020年8月時点の調査。

  • 2007SFセミナー合宿、「SF研部屋」レポ - 男 Do A Whole 甲子園

    SF研はSF研だけで成立しない。コンベンションありきだ。 オープンな方が楽しいじゃないか。SF研だけだとマンネリ化する。 プロメテウスが火を発見して持ち帰る(70年代SF研について高橋良平氏が言った言葉) 小浜徹也氏「涼宮ハルヒの話をして面白くないって言ったらSFファン」 全員「いやいやいやいや!!」 東洋大SF研新入生はガチのラノベ読み ライトノベル読みはSF読みになるのか? そういうマニュアルがあれば良いのにね〜(例)飛浩隆、神林長平、コードウェイナー・スミス id:fuchi-komaさんは徳間デュアルのお陰(山田正紀『チョウたちの時間』)でSF者になった いや、別にそこまでSF読みに洗脳する必要は無いのでは? 結局は読み方の問題 何年かに一人、突然変異的にオールドスクールSFファンが現れる 小浜「別にSF者じゃなくても、面白けりゃ良いんじゃないの? 濃くても、みんなH(某SFスキャ

    2007SFセミナー合宿、「SF研部屋」レポ - 男 Do A Whole 甲子園
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    REV 2007/07/26
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    顔に見える?最近「送水口」が気になるという話 「送水口」が気になる今日この頃 最近街中で気になる存在、それがこの「送水口」です。地上のフロアが7階以上あるビルなど、一定の条件を満たした建築物には設置が義務付けられているもので、火事が発生したフロアにただちに水を送るために使われるものです。ポンプ車…

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    REV 2007/07/26
  •  (A-3)SF業界☆めった斬り! - とくめー雑記(ハーレム万歳)

    「なんでいまさらになってこんなことを語ったのか」といえば、単純に書店で大森望の帯にむかついたからです。そ、感情論感情論。そして、反応が強かったから、そこに到る経緯を説明するべきだと思いました。いや、ホントそれだけの理由なんですよ。 たしかにいまさらだとは思います。というか、故・SF氏のご存命中に、誰かが言うべきだった話で。 遡って考えてみれば、言った人はいました。そしてそれを確かに私は見ているんです。 ちょうど2000年頃の話でした。 資料3のような方向性から語り始めたのが、瀬名秀明(資料5)で、 資料4のような方向性から語り始めたのが、梅原克文(資料6)です(*1)。 そこに示されている問題点は、概ね資料3と資料4のモノの延長に過ぎません。 『(クズSF論争に関して…*2)ここ10年、20年で読まなければいけないSFリストというのが掲載されていて、僕(瀬名氏)が読んでいたのはそのうち2割

     (A-3)SF業界☆めった斬り! - とくめー雑記(ハーレム万歳)
  • 大森望氏への抗議文1

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    REV 2007/03/05
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    うまくいかない日に仕込むラペ 「あぁ、今日のわたしダメダメだ…」 そういう日は何かで取り返したくなる。長々と夜更かししてを読んだり、刺繍をしたり…日中の自分のミスを取り戻すが如く、意味のあることをしたくなるのです。 うまくいかなかった日のわたしの最近のリベンジ方法。美味しいラペを…

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  • サイエンス・フィクションの終焉

    サイエンス・フィクションの終焉 ──ある歴史哲学についてのノート── 西村豁通・竹中恵美子・中西洋編著『個人と共同体の社会科学』ミネルヴァ書房、1996年3月、所収 稲葉 振一郎 1 サイエンス・フィクションの死 歴史哲学としてのサイエンス・フィクション サイエンス・フィクションが死に瀕している。 ここではサブカルチャー、ポップカルチャーとしてのサイエンス・フィクション、つまりミステリーなどと並んで、20世紀の通俗文学、エンターテインメントの一ジャンルを構成しているそれのことのみをいっているのではない。そのようなジャンルとしてのサイエンス・フィクションはまた同時に、我々のより普遍的な世界イメージの根底にあるものを分かりやすくデフォルメした形で表現してくれているものであるが、そうしたイメージのプロトタイプ、いわばサイエンス・フィクション的なるもの自体が、今や根腐れて、解体しつつある。 原イメ

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    REV 2006/07/27
  • 火星縦断 (ハヤカワ文庫SF)(ジェフリー・A. ランディス), ページをめくれば (奇想コレクション)(ゼナ・ヘンダースン) - ただのにっき(2006-06-15)

    ■ 火星縦断 (ハヤカワ文庫SF)(ジェフリー・A. ランディス) まず褒める。 NASAの現役研究者が、業から得た知見を元に書いた、格的火星探検SF。面白くないはずがない。探検隊に襲いかかるトラブルが、小説を盛り上げるためにわざとらしく作られたひどい自然災害とかではなく、実に「ありそう」な小さな人為的ミスなのがいい。そういうのが積み重なって、じわじわと探検隊を危機に追いやっていくところがリアリティたっぷり。小道具もいい。特にバイク乗りとしてはダート・ローヴァには乗ってみたい! 最後の最後を除いて、ストーリー的には大きなどんでん返しもなく、誰がヒーローになるのか予想通りだし、誰が死ぬのかもだいたい読めるけど、だからといってつまらなくなったりしない。基的に探検隊はひどい目に遭いつづけるわけだが、読者は彼らに感情移入しつつも、けっして火星が怖くなったりしない。むしろ、行きたくてしかたがな

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    REV 2006/06/16
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    オーベルジーヌ実レポ べ物の鼻塩塩(未だに通じるのかな) オーベルジーヌというカレーをご存知だろうか 都内にあるデリバリー専門のカレー屋で、 ロケ弁などで大人気の格欧風カレーが楽しめるらしい いいな〜 いいな〜オブザイヤー 都内の奴らはこんな良いモンってんのか 許せねえよ………

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    REV 2006/04/17
    「SF永遠のテーマである「人間がどうあるべきか」、という問いかけを欧米人が行う時はその前に「神の子である」という枕が暗黙のうちに挿入されている。」
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    ハリイカの焼売と中華炒め ハリイカをよく、見かけるようになりましたよ。生け簀で、泳いでいたものを一杯購入しました 立派な大きな墨袋や肝は冷凍保存して 柔らかな身は季節のお豆、お野菜と合わせて中華の炒めものに。新鮮なにんにくの茎は刻み、香り高く欲そそられますね 下足はミンチにし…

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    REV 2006/04/01
    早川文庫のハードSF「コラプシウム」の絵柄があまりにも萌え過ぎる点について
  • http://hag03057.la.coocan.jp/hbsf/index.htm

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    REV 2006/03/02
  • なぜSFが根付いたか

    アメリカ在住のくみちゅさんから難しい質問が届きました。なぜ、日にはSFが根付いたか、というものですが、まずは質問の全文を―― 先月あたりに、ヒューゴー賞が発表されましたね(さいきんはどうもSFを読まなくなったので、あわてて発表後にを読んでいたわけですが)。ノンフィクション部門受賞のを読んでいて疑問に思った、日とSFの関係です(またもや)。  正直、アカデミックな価値はあまりないのですが、このの作者の言い分は、SFがアメリカ的なジャンルで、アメリカにしか根付かなかった、ということなんですね。まあ、イギリスは別として、ヨーロッパでもアジアでも、とくに第三世界では、SFは受け入れられていないジャンルです。ゴシック文学と関連しているとはいえ、50年代のハードコアSFや80年代のサイバーパンクは、やはりアメリカで起こったものでしたね。 日のSFも、いわば19世紀末からのモダニズムに似て、

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    REV 2006/02/26
  • 「SFが読みたい!」どんだけ読んだかにゃ(国内編)

    ハリイカの焼売と中華炒め ハリイカをよく、見かけるようになりましたよ。生け簀で、泳いでいたものを一杯購入しました 立派な大きな墨袋や肝は冷凍保存して 柔らかな身は季節のお豆、お野菜と合わせて中華の炒めものに。新鮮なにんにくの茎は刻み、香り高く欲そそられますね 下足はミンチにし…

    「SFが読みたい!」どんだけ読んだかにゃ(国内編)
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    REV 2006/02/15
  • 100年後の未来の賢い人々に、ただ1つだけ質問できるとしたら、何を質問しますか?…

    100年後の未来の賢い人々に、ただ1つだけ質問できるとしたら、何を質問しますか? ただし未来人は「Yes」「No」の一言しか答えることができません。 また未来人にもわからない場合、彼らはサイコロを振ってテキトーにYesかNoを答えるものとします。 ですから「人間の質は善ですか?」といった漠然とした質問は、するだけ無駄です。 「不老不死は可能?」といった、100年以内の解決が難しい質問も、やはり無駄です。 「P=NP?」「リーマン予想は正しい?」といった技術的なことを聞くっていうのも1つのアイデアですが、 せっかくなら、答えを聞いたら今の社会を大きく改善できそうなことを聞きたいじゃないですか。 というわけで、みなさんのアイデアを聞かせてください。 ちなみに僕だったら 「今後100年間の物理学で、量子力学クラスの偉大な理論が見つかるか」と聞きたいです。

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    REV 2006/02/15
    「生きてる人、いますか?」
  • 読丸電視行 - SFファンダム度チェック / SFが読みたい! 2006年版

    SFマガジン編集部 早川書房*1ベストSF 2005の発表に上位作家インタビュー、「次世代型作家トークセッション『リアル・フィクション』とは何か?」(桜坂洋×桜庭一樹×新城カズマ)が目玉の書。 SF界で活躍する作家・評論家・翻訳家(SFファンダム, FD)によるベストSF 2005(p.4-15)の上位20作と、SFマガジン読者(一般読者, RD)が選ぶベストSF 2005(p.35)の上位10作を見比べていると、同じような作品が上位に入っているものの、どことなく温度差があります。そこで、このラノ占いと同じ手法で分析してみよう、と思い付きました。やり方は恒例の割り算による手法。 SFファンダム値 = SFファンダム得点 / 一般読者得点一般読者が選ぶ10作のうち、SFファンダムが選ぶ20作に入っているものの最下位は15位の空獏(北野勇作) *2。そこで、一般読者の10作とSFファンダムの

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    REV 2006/02/10
  • 読丸電視行

    読丸電視行
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    REV 2006/02/10
  • ホリエモン - subtext

    さて、なぜ一部の人間がホリエモンに激越な拒絶反応を示すのか。答えは簡単。彼が「大きいHワード」*1に頼らないヒューマニストだったからだ。 *1:イーガン『万物理論』参照。

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    REV 2006/01/25
    「『万物理論』」
  • 接続された眞鍋かをり嬢 - 万来堂日記3rd(仮)

    テレビを見ながらぼんやりと「この有名人が『このがとても面白いです』とかいったら、そこから火がついてベストセラーになったりしないかなー」とか考えたりしていたんですわ。ほら、古い話になるけれど「アルジャーノンに花束を」のヒットにヒムロックが一枚かんでいるような感じで。 と、なんだ、これってティプトリーの傑作短編「接続された女」そのまんまじゃないかということに思い当たった。 「接続された女」は短編集「愛はさだめ、さだめは死 (ハヤカワ文庫SF)」に所有されている作品。一切の広告が禁止され、その代わり厳選されたセレブ達がその商品を愛用することで企業が宣伝活動を行うようになった世界を舞台にした、壮絶なラブストーリー。作品の持つ先鋭的なイメージはサイバーパンクの先駆なんぞと再評価されたりしたのも、今では古い話で。 この作品で示された『有名人が広告塔代わりになる』という状況も、ありえない話ではなくなっ

    接続された眞鍋かをり嬢 - 万来堂日記3rd(仮)
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    REV 2005/12/20