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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (60)

  • [電波女]男は宇宙のカス: たけくまメモ

    先日のエントリー「田透君が心配だ(2)」で、俺、次のようなことを書きましたよね。 >田君が夢想するようにすべての男性が萌えるなら、世界は確かに平和になるだろうが、 >人口も激減するだろう。 >そのとき資主義社会は崩壊し、同時に萌え産業も崩壊するのではないだろうか。いや、 >それ以前に人類が滅亡するかもしれない。 これに対して、直後に田君からメールで返事がありました。内容は「子供いなくなる問題のほうはそのうち小説という形で解決策?を書いてみたいと思っていますが、実際に書くチャンスがあるかどうかはまだ判りません。サイトのほうでも、今後の大きな課題として扱っていきたいと思います」というものであります。 田君とのこのやりとりで、ふと思い出したことがありました。いや、それはアンディ・ウォーホルを撃った女として世界に悪名をとどろかせたヴァレリー・ソラナスのことなんですが。まあ参考になるかはわ

  • スク水で写真を撮ってきました: たけくまメモ

    正式な公開は8月の25日ですので完全にフライング発表ですが、日生まれて初めてスク水(スクール水着)で写真を撮って参りました。まあ、隣に相原君もいるので察しはつくでしょうがあえて何も書きませんので皆さんも詮索しないでください。25日にはすべてが判明するはずです(ただし、スク水写真は使わないかもしれない。その場合はレアですよコレ)。 ここ3年くらいで異様に腹が出てしまいスク水なのか何なのかわからないのが難点です。ネコ耳も付けてるんですが、これもなんだかよくわかりませんです。 ちなみに『サルまん』の発売は8月28日ですが、翌29日は俺の46歳の誕生日です。ああ忙しい。

  • 「やりたいことと」と「やれること」: たけくまメモ

    以下は、6月26日のエントリ「大学で『教授編集者』をやるということ」のコメント欄で、「微老なお年頃」さんが書かれたコメント(30日)に対する俺のレスです。長くなったので、独立したエントリにしました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >微老なお年頃さん 学生にとって、確かに将来の予測がつかない不安は大きいです。しかし一番の問題は、自分があこがれている「将来なりたい自分」と「自分が実際にできること(自分の能力・向き不向き)」が一致することは滅多にないのに、そこが見えてないことだと思うんです。 もちろん「やりたいこと」と「やれること」が一致すればこれほど幸せなことはないのだけれど、一致しないから多くの人が苦しんでいる。しかも「努力」することで「やりたいこと」に近づくことができる

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    REV 2010/06/30
  • 学生にお金を払う大学: たけくまメモ

    先日Twitterで、現代美術家の村上隆氏が、大学准教授でマンガ評論家の伊藤剛氏と、「最近の大学生」をめぐって議論していました。ちょっとタイムラインの彼方に消えてしまっていて引用するのが大変なのでしませんが、俺の記憶で書かせてもらうと、村上氏が「最近の大学生は自主性がなく、社会常識が乏しくて、仕事を頼もうとしても使い物にならない」みたいなことを言ってて、伊藤くんが「自分の学生時代を振り返ってもこんなものだった。」と反論(?)をされていたところに、俺が横から割り込んで、しばらく俺と村上さんとで議論になったことがありました。その部分の俺のツィートを、少しだけ引用してみます。 ◆ ●@takashipom @goito 村上隆氏のツィートに伊藤剛君が返信する形で教育論議が続いている。村上さんは「今の大学生は社会常識がなっていない」と嘆き、伊藤君は「自分の若い頃を思い返せばこんなものだ」と返すのだ

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    REV 2010/06/25
    //たけくまマンガプロダクションをつくり、漫画家候補を入試で選び、でもって、残った半数を「正社員」として雇用、とかしてみたらどうだろうw
  • イーモバイル“解約”地獄: たけくまメモ

    京都の部屋に光ファイバーを導入しましたので、これを機に、3年近く使っていたイーモバイルを解約することにしました。それまでは外出先でノーパソ使うのに重宝していたのですが、今はiPhoneがありますからね。外出先でネットに繋ぐ目的といっても、ほとんどはメールチェックか、いくつかのサイトを覗くだけなので、もうiPhoneがあれば十分足りるのです。 これまで京都で借りていたレオパレスにも一応ネット環境が常備されていたのですが、与えられたIDとパスワード入れてもなぜかうまく繋がらず、結局イーモバイルで繋いでいました。それで転居を機に光ファイバー入れて、イーモバは解約することに決めていたわけです。2年縛りも切れていましたし。 さっそくイーモバイルのサイトに接続して、まず解約の手続きを探したのですが、公式サイトから「お客さまサポート」→「各種手続き方法」を探してようやく「解約」の項目を見つけました。 そ

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    REV 2010/03/25
    E-mobileが各市町村に支店を持ち、店頭手続き可能になれば労力を減らすことは可能だけど、そうすると通話料が3分10円になる カモ
  • それでも出版社が「生き残る」としたら: たけくまメモ

    http://www.apple.com/jp/ipad/ ↑appleiPad」公式 ついに噂のiPadの全貌が公開されて、ネットもマスコミも上を下への大騒ぎであります。ここに来て、すでに報道されているアマゾンのKindleをはじめ「電子出版」を普及させるための役者(インフラとデバイス)が出揃った感があります。日ではまだ普及以前の段階ですが、昨今の出版不況を脱出するための突破口は、もはや電子出版しかないというのは、衆目の一致するところではないでしょうか。 さて、かねてから電子出版による「個人出版支援」に力を入れているアマゾンやアップル、ソニー(の米国法人)といった企業は、自社と出版契約を結んだ著者に対して、「印税35%を支払うぞ、いやうちは50%支払う、それならうちは70%だ」という具合に、「印税率競争」をヒートアップさせて著者を引き込もうとしています。日では印税率は通常8~10%

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    REV 2010/01/30
  • 80年代型「合同誌」が流行らない理由: たけくまメモ

    一昨年の冬コミから、俺は同人誌「マヴォ」を作って参加するようになったわけです。その時にもエントリを書きましたが、これは俺にとっては1981年、最後にコミケに参加した時以来の、27年ぶりの即売会への「出品参加」でありました。 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_fdaf.html ↑27年ぶりにコミケに参加(希望) 上のエントリのタイトルに(希望)がついているのは、これを書いた時点では、まだコミケに当選するかどうかわからなかったからです。結果としては無事当選しまして、それから昨年暮れの冬コミまで、おかげさまですべて参加できています。 同人誌の出品は27年ぶりですが、その間もコミケには一般参加で行っていました。ただし毎回というわけではなく、4~5回に一回という感じで、毎回参加するようになったのは、ここ数年からです。しかし客とし

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    REV 2010/01/22
    「個人誌」という言葉が、さっきどこかから出てきた。
  • 商業出版社による個人ブログからの「パクリ疑惑」について: たけくまメモ

    昨日、古い友人である「まさむね」さんからメールが来ました。内容は「自分のブログの記述が、商業出版に盗用されてしまったようだが、どうすればよいのか」というものでした。 まさむねさんと俺は、ここ10年ほど疎遠になっていたのですが、久しぶりに連絡があったと思ったら、いきなりこの相談です。昔から趣味の多い人でしたが、最近は家紋の研究に凝っているようで、「一気新聞」という彼のブログに、家紋について詳しく調べた結果を載せているのです。ところが、つい最近コアマガジンから出された「家紋の不思議」というムックの中で、まさむねさんが書いたブログエントリの記述に酷似した記述を発見し、子細につき比べて見た結果、「これは自分の記述を無断で借用したものではないか」との疑いを強めたそうです。 http://www.ippongi.com/2009/11/28/ ↑一気新聞「家紋文化が認知されるのは嬉しいが、これはち

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    REV 2009/12/01
    ♪私には剽窃だったの あなたにはインスパイアでも (語調が悪いな)
  • 夏の終わりのサマーウォーズ(つづき・ネタバレ有): たけくまメモ

    昨日のエントリの続きですが、実はコメント欄で俺が書きたかったことはほぼ書いてしまいました。以下に採録しますが、盛大にネタバレを含みますのでご注意ください。 http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/takekumamemo/195/26-29 (以下採録。一部文章を訂正してあります) 26 : たけくま ★    2009/09/12(土) 01:23:08   ID:??? 俺が最初エントリで書こうとしたのは、「俺が監督だったらこうする」というものでした。創作に正解はないので、あくまでも「自分なら」ですけどね。 俺が作るとしたら、たとえば田舎の大家族のドラマと、電脳世界の出来事を、はじめは全然関係ないパラレルな出来事として描いていく。田舎の90歳のおばあちゃんを中心にした旧家の大家族の儀式(犬神家みたいな)と、それとは関係なく電脳世界の出来事が進んでいて、そっ

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    REV 2009/09/13
  • 竹熊君、“紙”はもう、ダメだよ…(後編): たけくまメモ

    これから紹介する話は、ごく最近、知人のA君と俺が交わした会話をまとめたものです。登場する人物名はすべてアルファベット表記(イニシャルとは限りません)ないしは記号表記にし、意図的にぼかしている記述がありますが、話の大意はこの通りで、特に金額の数字についてはA君の発言のままにしてあります。 A君は俺と同世代ですが、学生時代にライターデビューし、現在は小さい編集プロダクションの営業と経営に徹しています。社員は社長であるA君と、奥さんのみ。しかし、最近まで常時3~40人のライター・エディター・デザイナー(すべてフリー)を抱えていて、A君が営業をかけて出版社からもらってきたムックや単行仕事を、その都度自分の抱えるフリーから4~5人選んでチームを組んで、丸々一冊を1~3ヶ月かけて編集・制作していました。こうした請負仕事(その中にはA君の企画もあります)を彼の会社では常時、8~10冊は抱えていたので

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    REV 2009/09/01
  • 竹熊君、“紙”はもう、ダメだよ…(前編): たけくまメモ

    須賀原洋行氏との“論争”ですが、須賀原氏の最後のエントリでは、お互い言いたいことは言い尽くした感があるので、これでいったん打ち止めにしましょうとのご提案がなされました。自分も賛成です。 http://uaa-nikki.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-fd59.html ↑竹熊さんから反論をいただいた 派手なバトルを期待していた人がいるとすれば残念でしたが、自分ははじめから事を荒立てるつもりはなく、ただ自分の主張がどうもご理解いただけないので(そして、そういう方は他にも多いと思われるので)、須賀原氏に対する返答という形で、他の人も読むことを想定しながら、日頃の主張を再度説明したものです。 ただしこの問題、現時点ではいくつかの予兆的事実に基づく「未来予測」に類するものであることは確かです。同じ事実をもとにしても、解釈の幅が相当に広く存在するので、自分が

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    REV 2009/08/31
  • 須賀原洋行氏のご批判について(2): たけくまメモ

    須賀原氏のもうひとつのエントリ「たけくまコメントへの反論」(→★)を読むと、須賀原氏と私の一致点および相違点が、よりはっきりしてくると思います。 《既存の出版社によるマンガ出版システムは限界にきているのだろうか。 私はそうは思わない。 地球規模でのエコの問題、そして、それに伴って地球規模で産業構造が転換期を迎えていて、さらには金融資主義で無茶をやるもんだから経済不安が加速して世界的な不況になっており、それが日のマンガ出版界にも大きな悪影響を与えているのは確かだ。 しかし、これは紙に代わるマンガ向きの簡易な電子メディア(媒体)が生まれれば、少なくともマンガ出版界の不安は一気に解決に向かうと思う。 ちょっと前にこのブログでも書いたような、有機ELなどを使った持ち運びが簡単な電子ペーパーなどである。 A5くらいの大きさで、ペラペラの紙のようなディスプレイ。 それとiPodのような小型軽量のマ

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    REV 2009/08/26
    現金の1万円と、手形の1万円と、株の一万円(額面にしろ、市場価格にしろ、目標価格にしろ)は、同じとは限らない件。
  • でかいノートPCが欲しくなった: たけくまメモ

    今使っているノートPCパナソニックのレッツノート CF-R8F)はおととし購入したんですが、4月からの大学勤務を睨んで、新しいのが欲しくなってきました。いやまあ、今のCF-R8Fには性能面での不満はないんですけど。ただレッツノートで一番小型のやつを買ってしまったせいで、今度は操作性で若干の不満があるんですよ。 単純に言って、キーボードが小さい。正直これで文章を入力する気になれないです。ではなんで買ったんだと言われるでしょうが、軽くて持ち運びが便利だったからに尽きます。これ買った時期には、今みたいに軽量小型の「ネットPC」はほとんど売ってませんでしたので。 今量販店に行ったら、ASUSなんかの小型軽量ネットPCが売り場の一番いいところを占領していますよね。値段も5~6万だし。おととしくらいまでは、今のネットPCに相当するものってko●●●syaの小型PCしか売ってなかったですよ。実は俺は最

  • 「まことちゃんハウス」内部写真・解禁!: たけくまメモ

    ←楳図邸外観。 何人もの通行人が「わ!まことちゃんハウスだ!」とケータイで写真を撮っていた。すっかり吉祥寺の観光名所となっている。 おととい16日、フジテレビの『とくダネ!』にて、噂の楳図かずお先生の新居「まことちゃんハウス」の内部が初公開されましたが、ご覧になった方もいらっしゃると思います。 これを受けまして、俺が2月1日に参加した「楳図邸新居完成披露パーティ」の際に撮影した内部写真の公開が解禁されました。なので一挙掲載したいと思います。披露パーティを仕切っていたウメズドットコムの人から、「新居がマスコミで公開されるまでは、ブログ掲載は控えて欲しいと楳図先生は希望されている」とのことでした。 http://umezz.com/jp/ ↑UMEZZ.COM ここに掲載いたしましたのはすべて俺がデジカメで撮ったものですが、素人写真であることもそうですが、改めて確認しましたら「あ。あの大事な部

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    REV 2009/03/18
  • 漫画の製作方法が特許に?: たけくまメモ

    ある人からメールで教えてもらって知ったんですが、2004年に「PCで漫画を製作する方法」の特許が下りたんだそうですけど、これって当? それとも手の込んだフェイクなんだろうか。 http://banba.de-blog.jp/wadachi/2006/08/post_d8e5.html http://banba.de-blog.jp/wadachi/2006/11/post_fad3.html ↑のWADACHIさんのブログで紹介されてます。特許庁の公式サイトでちょっと調べてみたんですが、よくわかりませんでした。検索方法が悪かったのかな。 上のページで紹介されている特許申請の中身を読んでみると、ただ「PCを使って漫画を描いて、読む方法」のアイデアが列挙されているだけで、具体的な方法(プログラムなど)の中身については触れられてませんでした。こういうのでも特許として認められるのかな。 俺は特許

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    REV 2009/01/28
  • マンガ雑誌に「元をとる」という発想はない: たけくまメモ

    現在コメント掲示板の「たけくま同人誌計画」のスレッドで、同人誌と商業誌の関係をめぐる議論が続いています。俺も参加しているのですが、ISBNコードを付けたコミケでは扱えない(商業誌と見なされるため)という話題から、商業雑誌が売れていない現状の話、雑誌の未来についての話題にシフトしてきています。 http://www2.atchs.jp/test/read.cgi/takekumamemo/136/122-134 ↑たけくま同人誌計画・コメント掲示板での議論(抜粋) これについては近いうちに自説を書きたいと思っていましたので、ちょうどいい機会です。これは同人誌ネタだけにとどまらない、マンガ雑誌全般の議論になる話題だと思いますので、スレッドを分ける意味でも新エントリを立てたいと思います。 俺がかねてから主張しているように、マンガ雑誌は売れていません(正確には、売れても儲からない価格設定になっ

    REV
    REV 2008/11/20
    しかし、雑誌の原稿料も(週間連載なんかだと)アシ代払うと赤字スレスレで、単行本で元を取るという(出れば) 
  • こいつら全員アホウか?: たけくまメモ

    こないだお昼のニュース見ながら父親とメシ喰っていたんですが、いきなり父が 「こいつら全員アホウか?」 と言い出したんですよ。何かと思うじゃないですか。 テレビでは、ニューヨークの証券取引所の様子が流れていました。添付したyoutube映像とは違いますけど、こういう感じの、大暴落後の取引所の映像が日のニュースでもやっていたのです。 「銅鑼が鳴って、株取引が始まるだろう」 「あれは銅鑼じゃなくてオープニング・ベルというやつだよ。これがどうかしたの」 「あいつら、なんで笑いながら拍手してるんだ?」 「なぜと言っても……。オープニング・ベルのときは、笑顔で拍手するもんだよ?」 「だってなんとかローンが焦げ付いて、株が大暴落しとるんだろ? 笑ってる場合じゃないだろう!」 「別にこの人達、楽しくて笑っているんじゃないと思うよ。ただ長年の慣習ってやつだよ」 「慣習か」 「そうだよ。国会が解散するときだ

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    REV 2008/10/21
    日本の武道で、双方が礼をしてるときもアホウに見えるんだろうな。
  • いろいろもう死んでいる(雑誌編): たけくまメモ

    この5月に『ヤングサンデー』の休刊が話題になったばかりですが、夏の終わりから秋にかけて、続々と雑誌休刊が報じられています。その中には大手の老舗雑誌が多数含まれていて驚きますが、いよいよかねてから噂されていた事態が「始まった」のかもしれません。 http://www.cyzo.com/2008/06/post_606.htmlリベラルはもう受けない?「論座」休刊へ(日刊サイゾー) http://www.zakzak.co.jp/top/200808/t2008083001_all.html ↑講談社月刊現代休刊…読者の著しい高齢化で販売低迷(zakzak) http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008090100665 ↑月刊「現代」など休刊=講談社(時事ドットコム) http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/ente

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    REV 2008/09/03
    「一方、リアル書店の欠点は、行ってみるまでその本があるのかどうかが分からないことです。」 電撃文庫は、発売日にあるかどうかがわからないなんてことはない。必ず無かった。そんな頃もあった。
  • パンダとポニョ(3): たけくまメモ

    ←鳥山石燕『画図百鬼夜行』より (※前回から続く) ところで、以前のエントリ(→★)でも書きましたが、ポニョは「さかなの子」と主題歌で歌われているにも関わらず、とても魚には見えないという問題があります。どちらかといえばそれは、江戸時代の画にある妖怪の人魚にしか見えないわけです。(左図) ←人魚図 江戸時代の瓦版 笹間良彦『図説・日未確認生物事典』より しかし、主人公の宗介はポニョを見て開口一番「あ、金魚だ」と言いますし、お母さんのリサも、保育園の友達も「可愛い金魚」と言います。このことから、私たち観客は、これは人間のような目鼻がついており、髪まで生えていてどうも金魚には見えないけど、そこは「マンガのウソ」というやつで、こう見えても金魚なのだろう。金魚に違いない。と、うっかり考えてしまいます。 それはあたかも、二足で歩いて人間の言葉をしゃべるミッキーマウスを見て、とてもネズミには見えない

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    REV 2008/08/11
    <del>DAT落ち。こんな絵なのかしらw</del>自己解決  http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/20080723#p1
  • パンダとポニョ(2): たけくまメモ

    (※前回からの続き) なぜ宮崎駿に限って例外的な映画作り(極端な作家的独裁)が許されるのかといえば、もちろん大ヒットするからであって、それ以上でも以下でもありません。しかしなぜヒットするのか、その理由について、俺はこれまで納得のいく説明を読んだことがありません。絵が綺麗だとか、動きが素晴らしいとか、高いテーマ性があるからとか、音楽がいいとか、いくらでも説明はあるのだけれども、それだけが理由だとは、どうも思えないのです。 なぜなら宮崎アニメ以外にも、高いテーマ性をもっていたり、映像や音楽が素晴らしい作品はいくらでもあるからです。もちろん宮崎駿が天才であって、高い芸術性と娯楽性を併せ持った巨匠だということは分かっています。そんなこと、小学生でも知っている。しかし、具体的にどこがよくて、何がヒットの原因なのか説明しろと言われると、とたんによくわからなくなるのです。 宮崎アニメについては昔から言わ

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    REV 2008/08/10