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ブックマーク / takoashi.air-nifty.com (6)

  • 防火羊水 - 偉愚庵亭憮録

    倖田來未の「羊水」発言(「35歳をまわると羊水が腐る(笑)」云々)について。 ひどい失言だと思う。 単なる不注意で済まされるレベルの話ではない。「軽率」とか「無知」みたいなことでスルーしてもらえるニュアンスの表現でもない。 なにより「腐る」という言い方に、「軽率さ」や「無神経」以上の「悪意」ないしは「嘲笑」が横溢してしまっている点が致命的だ。 よって、責められるのは仕方がない。 企業の広告が手を引くのも当然。 だって広告なんだから。 どこの営利企業が、腐った化粧品を宣伝したいと思うかって、そういう話ですよ。 とはいえ、発言した媒体(←AMラジオ)の気楽さ(およびマイナーさ)から考えると、騒動の波及範囲が不当に大きく、しかも急速であったとは思う。 要は「ブログ」の炎上と同じで、途中から(つまり、ある程度騒ぎが大きくなって以降)は、面白がって煽る連中がカネと太鼓で騒ぎ立てただけの話なのだと思う

    防火羊水 - 偉愚庵亭憮録
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    REV 2008/02/10
  • アーミーナイフ - 偉愚庵亭憮録

    ※JAYWALKのボーカルを書類送検 車内にアーミーナイフ ロックバンド「JAYWALK」のボーカル、中村耕一メンバー(56)が乗用車の中でアーミーナイフを所持していたとして、警視庁目黒署が銃刀法違反容疑で書類送検していたことが28日、分かった。「1年ぐらい前にキャンプに行き、置いたままだった」と話しているという。 中村メンバーは今年6月8日未明、東京都目黒区青葉台で、同署員から職務質問を受けた際、乗用車内に刃渡り8.5センチのアーミーナイフを所持していた疑い。助手席にくくりつけてあったという。(後略)――12/28 産経新聞 ん? 刃渡り8.5センチのアーミーナイフ? って、たったの8.5センチだろ? 大きさからして、「アーミーナイフ」と呼べるような代物ではないと思うんだが。 っていうか、いったいどこの国の陸軍が刃渡り8.5センチみたいなちっぽけなナイフを武器に採用するんだ? ……と思っ

    アーミーナイフ - 偉愚庵亭憮録
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    REV 2007/12/28
  • コモンセンス - 偉愚庵亭憮録

    ジーコの言っている「自由」は、多分に誤解されていたと思う。 http://megalodon.jp/?url=http://www.asahi.com/sports/update/0623/237.html%3fref%3drss&date=20060625063301 この記事にある「自由」と「規律」を対立概念と受け止める見方がその代表。 自己流を ちょっと伸ばした ジーコ流 てなところでしょうかね(笑)。ええ。アエラみたいですが。 こういう見方が広まる裏には、川淵キャプテン(←それにしてもこの「キャプテン」という呼称は何だったのだろう。「会長」で満足できない理由は奈辺にあったのか。今後、検証していく必要があると思う)が様々な場所で展開していた、「トルシエの規律からジーコの自由へ」式のあまりにも単純化されたストーリーが大きな力を発揮していたはずだ。 ジーコが選手個々人の自主的な判断を尊重

    コモンセンス - 偉愚庵亭憮録
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    REV 2006/06/26
  • 偉愚庵亭憮録: 拝金力

    午後、好天に誘われて散歩。 ついでに春物の衣料を物色する。 いつものことだが、着る物を探していると、微妙に気持ちがふさいでくる。 なぜかって? 欲しいと思うのが高いモノばかりだからだよ。 つまり、オレはセンスが良い……と、そう言えば言えないこともない。が、より正確に言うなら、私のファッションセンスは、見事なばかりに拝金主義的で、ブルジョア的スタンダードに沿って序列化されているのですね。 っていうか「高価なアイテムがイコールエレガントなブツである」という身も蓋もない等式から一歩も外に出ることができずにいるわけなのだな。 「いや、そんなことはない。ファッションは個々人の美意識だ」 などと、建前論を叫んだところでどうにもならない。だって、「美意識」そのものが、ブルジョア意識の別名に過ぎないわけだから。 とにかく、 「おっ」 と思って値札を見るとすごい値段が付いている。 で、値札から先に探す方法で

    偉愚庵亭憮録: 拝金力
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    REV 2006/03/28
  • 弱者 - 偉愚庵亭憮録

    ※交通弱者 自転車で川口方面に遠征。 懐かしい言葉を発見。思わず撮影。 ※交通弱者用押しボタン。素直に押せねーぞ。 交通弱者。すごい言葉だ。 実際に使われているのを見たのは、はじめてかもしれない。 最初にこの言葉を知ったのは、いまから30年ほど前のことだ。まだ免許を取ったばかりの頃、友人のMが使っていた。 「オラオラ、交通弱者が国道に出て来んじゃねえよ」 と言いながら、Mは、クラクションで自転車や歩行者を蹴散らしていた。 「なんだそれ?」 「交通弱者のことか?」 「ああ」 「ほら、自転車とか年寄りとか×××とかみたいな遅くて弱い連中のことを警察ではそう言うんだよ」 ……なるほど。「弱者」という言い方は、Mのサディズムを刺激するみたいだった。彼は、道路の左側をフラフラ走っている自転車を見かける度に、 「オラオラオラオラ。チョロチョロしてんじゃねえよ、交通弱者が」 と、クラクションを鳴らしてい

    弱者 - 偉愚庵亭憮録
  • ウヨ曲折 - 偉愚庵亭憮録

    ニュース23の愛国心特集をチラ見。 まあ、予想通り。 というよりも、あまりにも陳腐な展開にあらためてびっくりいたしました。 香山リカの言う「プチナショナリズム」は、「プチナショナリズムと言ってみたかっただけちゃうんか」というレベルのおとぎ話だと思う。 たしかに、ネット右翼という現象はあるし、全体として、現代の若者が「右傾化」しているのは事実だ。 が、現在あらわれている「右傾化」は、必ずしも「反動化」や「保守化」ではない。 というよりも、ここで言う「右傾化」は、従来の区分でいうところの「右翼」「左翼」とは無縁な座標軸の上で起こっている現象であって、とすれば、正確には「右傾化」ではない。 あえて名付けるなら「強硬化」「粗暴化」ぐらいな傾向だと思う。 以下、うまくまとめる自信がないので、箇条書きにする。 まず前提。 従来の(つまり昭和時代の)枠組みでは、右翼とは「反共的」「国粋的」「保守的」「伝

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    REV 2006/01/27
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