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ブックマーク / hatikaduki.hatenadiary.org (12)

  • 僕たちはSAOとかと戦わなくても別にいいんだ、という話 - ディドルディドル、猫とバイオリン

    ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (電撃文庫) 作者: 宇野朴人,竜徹,さんば挿出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2012/06/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 167回この商品を含むブログ (40件) を見る先日『天鏡のアルデラミン』読んだんですけどすげー面白かったです。 19世紀くらいの文明レベルの異世界に精霊と魔術をぶっこんだ上で戦争戦争戦争!する話で、主人公は軍師タイプ、読むと「諸君私は戦争が好きだ」とか言いたくなる快作でした。 最近は屋さんでラノベ棚に行ってみますと、アルデラミンに限らず『魔弾の王と戦姫』や『ノーゲーム・ノーライフ』のようなエンタメ異世界FTや『はたらく魔王さま!』みたいな魔王勇者もののラノベがわーっと平積みされてるのが目に入ります。FTは完全に流行った感ありますね。 そうした文庫レーベルにおけるFT

    僕たちはSAOとかと戦わなくても別にいいんだ、という話 - ディドルディドル、猫とバイオリン
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    REV 2013/08/28
    「学園伝記ブーム代表『灼眼のシャナ』には匹敵」 やはり、学園伝記といえば、同志社大学を設立した新島襄の伝記とか、慶應義塾を設立した福沢諭吉の伝記なのだろうか / FTは、FHI+TOYOTA の頭文字じゃないだろうなあ
  • 私選ライトノベル入門・魔の17冊(2011版) - ディドルディドル、猫とバイオリン

    鉄拳白書 | 自然にライトノベルファンになる20作 入門おすすめ20冊 - 小説☆ワンダーランド 寝込んでるうちに時機を逸してしまった感がありますが、ラノベ入門がちょっと話題になっていたようで、自分も考えてみました。 ただし、上記の二つの記事はたぶん「読みではあるけどまったくの非オタな人」を対象に考えてると思うんですが、自分は「ラノベには詳しくなくてもアニメ・マンガ等の知識はある程度有している人」を対象にした上で、紹介した作品を順番に17冊全部読んでもらうことを前提に考えてあります。 まあどうせ実際にラノベ入門希望の友達がいるわけでもなし、どんな理想的な対象を想定したっていいデスよねー。 “夢”ふくらませる6冊 ええと、ラノベ入門つってラノベ的要素のある非ラノベを読ませるというのがどうもピンとこないわけです。どうせならいちばん最初にいちばん凄まじい傑作を読ませてあげたい。期待とか偏見とか

    私選ライトノベル入門・魔の17冊(2011版) - ディドルディドル、猫とバイオリン
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    REV 2011/01/23
    ざっと読んだ。えーと、龍盤七朝の続きを待つのは無理ゲー、という内容かな。
  • 嗚呼、素晴らしき3巻ラノベの世界 - ディドルディドル、猫とバイオリン

    twitterでうごうごしていたところ3巻で終わるラノベは名作ぞろいである事に気づいたので紹介。 「あれが無いじゃん!」と言う意見に関しては読んでないか、読んでても今僕のうちに無いかなので勘弁してやってください。 『耳刈ネルリ』シリーズ 耳刈ネルリ御入学万歳万歳万々歳 (ファミ通文庫) 作者: 石川博品,うき出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/01/30メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 293回この商品を含むブログ (82件) を見るラノベの最先端のひとつじゃなかろーか。 現代ラノベの基は学園コメディですよね?その学園コメディにひとひねり加える方法として、「どのようなジャンルを学園コメディをもちいて語るか」と、「学園コメディをどのように語るか」の2つの方向性があります。で、ネルリはこれを両方やってます。 具体的には、すごく旧ソ連っぽい異世界での学生生活という

    嗚呼、素晴らしき3巻ラノベの世界 - ディドルディドル、猫とバイオリン
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    REV 2010/06/12
  • サマーウォーズ感想 - ディドルディドル、猫とバイオリン

    8月1日に池袋でサマーウォーズ見てきた。拙者は横浜市民なので普段は池袋のような僻地には行かないのだが、友人が埼玉県人なので仕方が無い。 以下見て考えた事ネタバレ有り。 ・基的には好きな話。プラスアルファした児童文学。 ・とにかくチョイスしてきた要素の趣味が良い。 ・ただ、テーマから組み上げたんじゃなくて最初に理想形を幻視しちゃってる作品なんで、個々に集めてきた必要な要素がうまくかみ合ってない。 ・個別の要素には深く突っ込まず、全体のバランスを優先させてるので「スキッ」とした喉ごしは実現できてる。失敗作なりの趣味のよさとして肯定的に評価すべきでは。 ・電脳コイルの終盤と比較しての話ね。 ・完璧な作品を目指した結果、要素全部盛り状態に。そーゆーの嫌いじゃないけども。 ・実はボーイ・ミーツ・ガールが一番余計なんじゃないか説。 ・健二と先輩を姉弟にしてダブル主人公、カズマと侘助おじさんをそれぞれ

    サマーウォーズ感想 - ディドルディドル、猫とバイオリン
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    REV 2009/09/27
  • ラノベから見る新ジャンルYAまとめ - ディドルディドル、猫とバイオリン

    08年のライトノベル 「各種ノベルスや来年創刊のメディアワークス文庫による、年齢層高めのアプローチ」 「児童書側に読者のすそ野を広げる、角川つばさ文庫のアプローチ」 など、新規開拓路線の動向について注目したいと思います。 2008年ライトノベル十大ニュース「決定版」 - 平和の温故知新@はてな http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20081231/p2 わー、超同意。 09年はひさびさにラノベってカテゴリーがぶっ壊れる年になるんじゃね?とわたくし若干wktkしております。 咋年末には↓ 春に続き、秋冬のライトノベル編集者の異動・更迭が激しすぎる件 - さて次の企画は http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20081208/1228737015 というライトノベルの売り上げ低下の報があって話題をさらいました。確かに06年から始まったHJ文

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    REV 2009/01/08
  • ラノベ俺ベスト10 - ディドルディドル、猫とバイオリン

    1十二国記 2タツモリ家の卓 3魔術士オーフェン 4デルフィニア戦記 5グラスハート 6ブギーポップは笑わない 7海がきこえる 8E.G.コンバット 9マリア様がみてる 10バッカーノ! こんなとこだろーか…… 順位はしょっちゅう上下動するのであまり気にしないこと。 つか10作に絞るとか無理デスヨ。銀英伝も導きの星も入らないし。

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    REV 2007/10/25
  • ■ - ディドルディドル、猫とバイオリン

    http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20070913/1189690487 なんかちょっと読んでてイラッとくるんだけどその理由は多分、俺が“つまらない”と言う感覚を“面白い”と言う感覚と同じくらいに愛してるからだと思う。おいらの“つまらない”をないがしろにしないでくれ。 まあ俺も半月周期くらいでこのエントリみたいな聖人君子モードと、他方の触れるものみな傷つけそな魔人モードを行ったり来たりしてるんだけど、それはともかく、どんな作品にも面白さはあるとか、つまらなさすら面白がるのが真の上級者だぜみたいな、面白さがつまらなさの上にあるという見地によって立つナアナアの手狭なパーフェクトワールドからはこぼれ落ちてしまうステキな何かがあることをここに一言断っておきたい。 なお後半の議論の作法についてはどんなバイオリズムの中にあっても全面的に同意。“つまらない”のステキさは、あく

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    REV 2007/09/16
  • ラノベオタの出自の分類 - ディドルディドル、猫とバイオリン

    ①スレイヤーズ以前の、後にラノベと呼ばれる作品群がまだひとつのジャンルとして認知されてなかった頃から、銀英伝とかダーティペアとかロードスとか読んでうわ僕こういうの好きだわーと思っていたところ、新たに登場したラノベと呼称されるジャンルに自分の好きなタイプの作品がごろごろしてるのでそれを採用してラノベ好きと名乗っている人。 ②スレイヤーズの登場とその後追い作品、だんだんと定型を崩しながらオーフェンに至り、さらにそれ以降へと続く、富士見の王道ラインを心のふるさとにしている人。 ③ロードス→スレイヤーズ→フォーチュンクエスト→デルフィニア戦記→楽園の魔女たち→十二国記が全部好きな90年代前半レーベル横断ライトファンタジーオタの人。 ④ファンタジーブームが一段落したあと電撃と徳間デュアル文庫を中心にちょっとのあいだだけ流行ったSF系のラノベと、及びその周辺の非萌えで映画っぽくて設定が凝っててすげえ変

    ラノベオタの出自の分類 - ディドルディドル、猫とバイオリン
  • ディドルディドル、猫とバイオリン

    天気の子見ましたー。おもいがけずめちゃめちゃ良かったです。 映画の結論的な部分の前提となる「世界なんて最初から狂ってる」って認識はたとえばあらゐけいいち『日常』(1巻が07年)なんかに見られるもので、ああいう狂った世界を生きていく子供たちを肯定的に描く話はすごく好きだし、ひとを元気づけるものがあるし、あれを話のオチにしても十分に趣味の良い作品になると思うんですけど、『天気の子』は2019年の作品なのでもう一歩踏み込んでいました。 ラストで「世界の形を変えてしまった」「陽菜さんのいる世界を選んだ」という事を帆高くんが再認識する直前の陽菜さんの祈りがマジでよくって、須賀さんの「世界なんか最初から狂ってる」って発言にまあそうかなって思いながらスクリーンを眺めてると祈る陽菜さんが目に入るじゃないですか。叫びそうになりますよね。うわっめちゃめちゃ気にしてるじゃねーか、真面目ないい子だな、帆高くん何と

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    REV 2007/05/15
  • 暗闇にヤギを探して3 - ディドルディドル、猫とバイオリン

    暗闇にヤギを探して〈3〉 (MF文庫J) 作者: 穂史賀雅也,シコルスキー出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2007/04メディア: 文庫 クリック: 48回この商品を含むブログ (38件) を見る読了。メガロマックス面白かった。 テンプレ萌えコメも、穂史賀雅也の寓話的で幻想的な語り口にかかるとすげー魅力的に生まれ変わるのですよ。小説のどこもかしこもに、切ないハートがだだ漏れになってるわけですよ。 とはいえたぶん打ち切りですよねこれ。3巻計画ならまひるとか出さないだろうし。でもまあ、密度濃いしむしろプラスになったんじゃない? 以下hobo_kingさんの疑問に答えてみる試み。ネタバレのみなので隠す。 • 風子が着ぐるみを着ている理由。 • 羽生まひるの扱い。 • 2巻で出てきた幻覚はこう繋がったか! と思いましたが、それでもやっぱり良く分からない。 • 長期連載になると必ず

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    REV 2007/05/15
  • 2006-10-07

    ものすげー地に足ついた悩みによって異能力が発現する現代学園異能ってないのかしら。 友達のうちに泊まりにいったらすごく手の込んだ手作りのお袋の味な晩御飯が出てきて「夕飯がコンビニ飯の僕んちって実は普通じゃなかったんだ!」て事に気づいた瞬間目の前が真っ暗になって重力子を操る能力に覚醒、みたいな。 リアルに痛いネタとジュブナイル的な人間・家族描写と無駄に派手な展開の3輪駆動で。 続きを読む つーかよく考えてみると現代学園異能てシャナの1巻くらいしか読んだことが無いなあ。 あ、ブギも入るの? たまに自分の書いたものを読み直してがっくりする。 でも消さない。けど隠したりはする。

    2006-10-07
  • 2006-06-10

    狼と香辛料 (2) (電撃文庫) 作者: 支倉凍砂,文倉十出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス発売日: 2006/06/10メディア: ペーパーバック購入: 8人 クリック: 117回この商品を含むブログ (385件) を見るあらすじ→破産の危機に陥った行商人ロレンスがのたうちまわった挙句、金の密輸入に手を出す話。当然賢狼ホロの入れ知恵。 感想→序盤からい物がやたらうまそうで撃沈。描写よし、リアクションよし。い物はファンタジーの肝だよね。 そして相変わらずの二人連れ。喧嘩したと思ったらラブラブ。何だそれは。 うん、面白かったです。まあ最後のひと展開はいらんと思うけどね。 ところでたまにホロが甘いものを前にしたときとかに感情をわかりやすく外に出してくれるんで胸キュンなわけだが、これはあれだね。犬ってたまにご主人様がねっころがったり這いつくばったりすると、急にご

    2006-06-10
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