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ブックマーク / tekkmakk.hatenablog.com (2)

  • 天気の子 - 空気吸うだけ

    ★★★★☆ パックランドでつかまえて。新海先生の強みと弱みがこれまで以上に出てている作品と思いました。 前作『君の名は。』への批判で一番ビックリしたのは「胸を揉むシーンがある!気持ち悪い!」という感想でした。新海先生が気持ち悪いのは間違いないのですが、先生の気持ち悪さってそんな表面的なとこじゃーないと思うのです。「栃木って行ったことあるか?」とか「お願いだから優しくしないで……」とか、ダイアローグに見えてその実モノローグ、他人と会話する気がない、どこまで行っても自分の話という観念肥大こそが気持ち悪く、また最高なのであって。そんな新海映画にすっかり飼いならされた人間からすると、『君の名は。』は自己愛モンスターぶりも控えめになり、ボーイミーツガールで世界を救うなんて話をド真ん中で描くようになりはって……と驚き感激したものです。 こうした変化は『言の葉の庭』辺りから始まり、かつてはKOKOUを気

    天気の子 - 空気吸うだけ
  • 『君の名は。』 - 空気吸うだけ

    ★★★★☆ 初日に見たのですが、劇場は高校生ぐらいと思しき若い子でいっぱい。コミカルなシーンではクスクスと笑い声、佳境に入ってからのシリアス展開ではスンスンと泣き声も聞こえてきて。映画が終わった時、横にいた二人組など興奮した面持ちで「ヤバいぐらい号泣したな(大意)」と口にしておりました。 まさか新海先生の映画が、このような大々的な没入エモ体験を巻き起こす日が来るとは……。思い出すのは前々作『星を追う子ども』のことで、あの時は劇場がどっちらけた空気に包まれる中、カップルの男性が「いや前作は良かったんだよ、当だって!」と女性を必死になだめておりました。あのカップルは元気にしているでしょうか。麦わら帽子はどこにいったのでしょうか。余計な御世話ですね、はい。 その『星を追う子ども』の時点で(出来はともかくとして)ポエムからストーリー主導の劇映画路線に舵を切り、続く『言の葉の庭』という佳品をものに

    『君の名は。』 - 空気吸うだけ
    REV
    REV 2019/07/28
    公開当時、小規模上映でスクリーンの手配がアレで、大手が掛けない間に掛けた小規模映画館に人が集まった噂を聞いた気もするし気のせいかもしれない。
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