秋田県上小阿仁村八木沢集落。画像は「Wikipedia」より引用 ネット上で“医師いじめの村”として知られる秋田県上小阿仁村でまたも事件が起こった。同村診療所の柳一雄医師(80)に減給処分が下されたのだが、その経緯に疑問を呈する人が続出しているのだ。「秋田魁新報」(3月27日付)によると、村立上小阿仁国保診療所に勤務する柳医師は、今年2月5日~7日にインフルエンザに感染し、診察が行えない状況だったという。だが、それにも関わらず46人の村民が薬を求めてきたため、診察せずに処方箋を交付してしまった。診察抜きの処方箋の交付は医師法に抵触するため、減給10分の1(1カ月)とする懲戒処分となったとのことだ。 もちろん無診療処方は違法行為である。しかし、なぜそのことが“バレた”のだろうか? 「朝日新聞Digital」(2月16日付)によると、3月7日午後、医療に関する相談窓口の「県医療安全支援センター