というわけでTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」に生出演して『崖の上のポニョ』についてたっぷり25分話しました! ↓ポッドキャストで聴いてね! http://www.tbsradio.jp/utamaru/2008/07/post_296.html まあ、宮崎駿以外の誰かがこんな脚本書いたら、絶対に通らないってことで、 その意味では非常に権力的な作品ですな。
本日はまず『カンフー・パンダ』について書きたいと思います。先日、俺はこの作品について「見る気が起きない」ということをうっかり書いてしまいましたが(→★)、その後いろいろな人から「結構面白いですよ」とのご指摘があり、思い切って見ることにしました。 結論から言えば、見てよかったです。映画として面白かったことはもちろんですけど、それ以上に、『ポニョ』という作品を考えるうえでも『カンフー・パンダ』は見ておいてよかったと思いました。どういうことかといいますと、あらゆる側面から考えて、『パンダ』と『ポニョ』は正反対の場所に位置する作品だと思うからであります。 かつてレオナルド・ディカプリオが記者会見の席上、自分が出演した映画の話そっちのけで『千と千尋の神隠し』を絶賛したことがあります(横にいたスピルバーグ監督まで『千尋』を絶賛)。このときのレオ様の言いぐさが 「まるで別の惑星で作られた映画を見ているか
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