閾値 どっちでもいいのだけど、私は自分が聞き取りやすいので "しきいち" を好んで使います。 以上、自転車置き場の議論でした。
閾値 どっちでもいいのだけど、私は自分が聞き取りやすいので "しきいち" を好んで使います。 以上、自転車置き場の議論でした。
『議論パターン』 (Discussion Patterns) ~不毛な議論を避け、実り有る議論とするために~ はじめに ~「パターン」について~ ソフトウェア開発では、よく「パターン」という言葉が使用される。 「定石(じょうせき)」のような意味である。こうすればうまく行く、という問題解決の典型的な例をカタログ形式で収集し、纏(まと)めたものである。 「デザイン (設計) パターン」、「アーキテクチャ (構造) パターン」、「アナリシス (分析) パターン」等の種類が有り、総称して「ソフトウェア パターン」等と呼ばれる。 「アンチパターン」という言葉もある。こちらは逆に、こうしたらうまく行かない、という典型的な例を集めたものである。 「パターン」という概念は別にソフトウェア開発に特化したものではない。「ソフトウェア パターン」自体、元々建築の方に有った方法を持って来たものである。様々
今回は、「トイレ信仰のあべこべ」について考えてみようと思う。 「トイレって、例のトイレ大臣か?」 いやいや、そういうわけではありません。 といっても、自称“トイレ大臣”の例は、“あべこべ”が最も分かりやすいので、まずはその件から入るとしよう。 政府が先月26日にまとめた成長戦略に、内閣官房の「すべての女性が輝く社会づくり推進室」がまとめた「トイレに関する取り組み」が盛り込まれた。 ご存じの通り、これは自称“トイレ大臣”の有村治子女性活躍担当相の発案である。 「女性にとって、トイレは毎日お世話になっているもの。女性の暮らしの質を高めるには、トイレの空間を変えていくことが大切だ」 “トイレ大臣と呼ばれるくらいやります!”と雄たけびを上げた大臣は、トイレ改革の理由をこう説明している。 でもって、大臣がトイレのろしを上げた途端、 「トイレが快適なら、女性が輝くんかい? そんなわけないっしょ?」 と
ご質問ありがとうございます。最近また文系の学問が役に立つかどうか話が盛り上がっていますね。だいたい話題は出尽くしていると思うのに何度も盛り上がっては同じ意見を言い合って終わるというのは、それだけテーマ自体がいろいろな人の心の琴線に触れる部分があるのでしょうね。今回は文部科学省の通知という呼び水があったのも大きいでしょうが、しかし通知の本文を読んで議論してらっしゃる方はどのくらいいるのでしょうね。 それはともかく、「人文学は必要か」「人文学はなぜ必要か」といった問いは、近似としてもおおざっぱすぎです。 まず、必要性が問われているものが「人文学そのもの」なのか「大学における人文学教育」なのか「大学における人文学研究」なのか「大学における人文学研究者の雇用」なのか、さらにその上に「日本における」がつくのかつかないのか、あとは大学といっても国立大学に限定するのかしないのかも、議論の流れによっては影
べき論というのは「義務を果たすこと、理想を実現しなければならないこと」などを強く主張することだけど、何も生産的な要素がないなぁとつくづく感じました。 べき論で自分の考えが無駄に縛られて精神的な自由さが奪われてしまう。べき論はしないことも同時に規定するので、自ら望んで板挟みになるようなもんだ。「すべき」と「しないべき」の板挟みの果てにできるのは「かくあらねばならない」という強烈な固定観念。強烈なリーダーシップを発揮することもあるが、思考の引き出しが1つしかないので、切羽詰まると正論(**であるべきだ)としか言えなくなってしまう。 べき論は終わりがない。言われたら言われるほど、自分に課されている義務や理想が膨らんで負担が大きくなってしまう。本当はミニトマトぐらいの大きさでしかないのにね。そして、その精神的負担は常に付きまとう。終わりが無いから。何を言ってもべき論で返されたら、これほどめんどくさ
★素直なオジサマ達 三重の女性社会参画を推進する会合で、「女性の活躍を数値目標化することになると、男性管理職に早く出て行け、という感じになる。如何なものか」という発言が男性参加者から相次いだ、というニュースが少し前に話題になっていた。 まあ、そういうオジサマたちには言わせておけばいいんじゃないですかね、と思います。むしろ「ポリティカリーコレクト」とか言って(やな言葉だ)、思っていることが発言できない抑圧的な世の中になるよりは、大らかでいいじゃないですか。 僕自身は、もちろん三重のオジサマ達とは逆の意見だ。 ただし、「女性が可愛そうだから、(施しとして)社会参画してもらおう」とか「男女は平等であるべきだ」とか、そういう理想主義的な理由ではない。 多様な組織の方が強い組織だと思っているだけの話だ。純粋に戦略論的な話。損得の話。 それについては後で書くとして、こういう自分とは違う考えのオジサマ達
いまだに「議論するなら実名をあきらかにせよ」って言う人いるんですね。 なんかそういう人ってどんな時代でも居残るし、きっといなくならないんだろうなあと思いつつ、感じてることを。 実名か匿名かで相手との付き合いを区別する? 実名を出さずに議論するのは卑怯(信頼できない)、っていうのがよくわかりません。 例えばわたしにとってのgothedistanceことござ先輩は、お名前と顔が一致するものの、本名はおぼろげにしか覚えていない人です。でも、公私ともに悩み事の相談に乗ってもらったり、くだらない話をしたり、信頼できる人だと思っています。たぶん、ござ先輩もわたしの本名とかおぼろげだと思いますが、あんまり関係ない。 そんな感じで「本名とか出自はあまりよく知らないけど、何を考え主張する人なのかを知っていて、信頼出来ると判断している人」がたくさんいます。 実際、「まなめはうす」の管理人まなめさんのお口添えが
「アジャイルがダメだと思う7つの理由」という刺激的なタイトルのエントリを、先週木曜日、3月21日にグロースエクスパートナーズの鈴木雄介氏が公開してから、アジャイル開発に関する議論の波紋が広がっています。 おそらく、これだけさまざまなブログを通じてアジャイル開発の議論が活発化したことはこれまで国内ではなかったのではないでしょうか? ここでは現時点での議論をまとめますが、興味のある方はぜひここを起点にそれぞれのエントリを読んでみていただきたいと思います。 発端は鈴木雄介氏(id:arclamp)のブログarclampにポストされた「アジャイルがダメだと思う7つの理由」というエントリ。以下がその7つの理由として挙げられたものです。 1.全体スケジュールにコミットできない 2.アーキテクチャ上の無駄が生じる 3.コーチって何だよ 4.変化ヲ抱擁スルために固定化している 5.実証主義的な説明に過ぎな
ここ数日、実りのある議論だとか議論するのは意味なしだとかそんなタイトルが飛び交っている僕の観測範囲です。 でもさ、議論にはいろんな目的があって、それを一口に議論って片付けちゃうのも乱暴だよね。 答えはないけど判断を後悔しないためにする議論もあれば、結論は決まっててそれをはっきりと宣言するための議論もあれば、ロジックのただしさを検証するための議論もあれば、事実を広く啓蒙するための議論もある。 それぞれ、本来参加するべき人が参加しているのが良いのだけど、往々にして議論の参加者というのは合目的的でない集団になりがち。そういう状況に対して効率的な打開策を検討したらそりゃやらないほうがましって結論になるかもしれないけどそれはその時点で目的を見失った結果の結論だから欺瞞的だよね。 ウェブでの議論はたいてい、その目的がどこにあるかが明確に提示されないまま、あるいは目的そのものに相違がある集団同士が不幸な
デキビジで放送された勝間和代氏とひろゆき氏の対談がtwitter界隈でちょこっと盛り上がっているので見てみたら、面白いので文字に起こしてみます。ちょっと長いのでテーマごとに分けて。 文字起こしはYouTubeの画像をもとにしましたが、その前の議論が抜けているようです。抜けている部分の議論の概要を高木浩光氏(@HiromitsuTakagi)がtweetしています。 こちらをあらかじめ読んでおくと話が繋がりやすいかもしれません。 http://togetter.com/li/18518 http://www.youtube.com/watch?v=gqduJqJuQUs (0:00〜4:32) 追記(2010/9/2): ひろゆき氏、勝間和代氏、堀江貴文氏の対談本が出たみたいですよ。 (ここから)--- 勝:どうやってインターネットの中である程度のルールをもって確保するような環境を作りたいか
どうなるんだろう。 というわけで、ニーチェ「善悪の彼岸・道徳の系譜」の解説です。ニーチェは哲学や政治学をやるのなら必読だと思うのですが、いかんせん文学的な表現が多すぎて何を言っているのかよくわかないと投げ出す人もいるんじゃないですかね。というわけでニーチェの思想で一番使える「相対主義」にしぼって説明します。 通常の哲学とニーチェの哲学の違い 哲学は形而上学とも呼ばれています。メタフィジカルな学問だというのです。つまり物理的・現実的(フィジカル)なことにたいしてどのように人間が取り組むかという、現実(フィジカル)より上位(メタ)の構造・ルールについて研究するのです。たとえば、人間の肉体がどのような仕組みで動いているかというのはフィジカルな話ですが、人間はどのように生きているのか・どう生きるべきなのかというのは、メタフィジカルな話です。 さて、ニーチェがやっているのは通常のメタフィジカルな話で
第2回会合(平成21年11月30日) ○開催案内 ○会合資料(議事次第、座席表、各資料) 議事次第 検討項目(案) 今後の進め方(案) 合同ヒアリング(案) 電気通信市場を取り巻く現状 参考資料 (参考)第1回会合における議論 座席表 ○会合中継(オンデマンド配信) 1)ナローバンド(28Kbps)(WindowsMediaPlayer) 2)ナローバンド(56Kbps)(WindowsMediaPlayer) 3)ブロードバンド(300Kbps)(WindowsMediaPlayer) 4)ナローバンド(28Kbps)(RealPlayer) 5)ナローバンド(56Kbps)(RealPlayer) 6)ブロードバンド(300Kbps)(RealPlayer) ○議事録 第3回会合(平成21年12月10日) ○開催案内 ※本会合は、「電気通信市場の環境変化への対応検討部会」との合同開催と
人事部長たちと野々村部長が、最近の関心事や最新の人事トピックスについて本音で議論する野々村委員会。まずは今後の委員会のテーマとして、参加者の人事部長たちに最近の関心事項を挙げていただいています。 今回は、前回の「個と組織」の議論の後半の議論をお送りします。前回の議論は、自立した働き方と組織人としての働き方のバランス、そして自立した人材の育成がテーマとなりました。それを受けて今回は、そもそも個人の働き方をどうしていくのか、「自立」ということが本当に必要なのか、ということまで話が及びます。個人の働き方が多様化する中で人事の果たすべき役割とは、今後の野々村委員会の大きなテーマが出されました。 【参加者】 マスコミさん:マスコミ系企業 人事部長 鉄鋼メーカー、大手情報サービス、通信ベンチャー企業を経て5年前から現職。全く異なる企業風土の企業を渡り歩いた。大手情報サービス企業には17年間勤務したが、
最初に ちょっと最近,ドタバタしてて twitter だと腰を据えて話せないなと感じたので,ちょっと最近のTDD 議論についてちゃんと僕の気持ちを書いてみようと思います. これは僕が"今"感じてる事とか考えている事を書いているだけですので,誰かを論破したいとか,誰かを説得したいという意思は無いです. 本当に裏とかはなく,純粋に「"庄司嘉織"という人間は"今この時"にこういう事を感じてこういう事を考えた」というだけです. もちろん明日には考えが変わるかもしれないし,逆に過去の発言とは違うかもしれませんが,「最近はこう感じている」という事をちゃんと書いておこうと思いました. デブサミでの発表について id:babie さんにちゃんと返事をしていなかったので,まずちゃんと返事をしておこうと思います.(遅くなってしまってすいません) @kakutani は興味なくても、あのスライドだと @yosh
不備を指摘されて、「なるほど」と素直に納得する場合と、「その知恵、別の場所で使え」と反発する場合とが、自分にあることに気づきました。 違いはどこにあるでしょう。 評価される「悪魔の代弁者」になるには、実は普段からクリアエイティブな人である必要があるのではないかと思いました。 結局普段から評論家な人は、「また言ってる」と思われてしまいますから、指名や自白テクニックをもってしても、受け取る側のマイナスイメージは払拭できないだろうと思うのです。 評論家は、頭の回転が速くないとできないので、その点は舌を巻きますが、心情的にも納得したいとこちらは思いますね。 (完全に複数の個人名を思い浮かべながら書いてしまいました...) T 2009年11月03日 13:57 司会者と発言する人と第三者の悪魔のささやき。。公開の場ではこの関係は作りやすいですが、密室(当事者同士で物事を決定)でされると囁けられない
中山「元」国交相の話のおかげで、すっかり日本じゃかき消えているようだが、アメリカでは先週末のオバマvs.マケインの討論の世論調査の結果がぼちぼち出て、オバマがやや優勢と伝えられている。 私の住む北カリフォルニアは、前の選挙のときから一貫して反ブッシュの空気が強く、今も道沿いに見る家々の庭先の看板や、車のバンパーステッカーには「Obama Baiden」しか見かけない。だから、相当にバイアスがかかっているというのをまずお断りした上で、金曜日にテレビで討論を見ていて、個別の政策についての感想はともかく、人の「叩き方のスタイル」において、どうもオバマのほうが上手いな、と思った。 オバマは、反論する前に、まず「John is absolutely right...」といって、マケインが言ったことの一部をまず肯定した上で、「しかし、この点は私は違うと思う」という切り返しを何度もやった。その昔どこかで
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