女性の脳から生きた寄生虫 8センチ、哺乳類で初 2023年08月29日18時25分配信 患者の脳のMRI画像(A)と摘出された寄生虫(B・C)=撮影日時・場所不明(オーストラリア国立大学が29日公開)(EPA時事) 【シドニー時事】オーストラリア国立大学とキャンベラ病院は29日、脳の手術を行った64歳の女性患者から長さ8センチの寄生虫を生きたまま摘出したことを明らかにした。通常はヘビの体内にいる寄生虫で、ヒトを含む哺乳類の脳で発見されたのは「世界で初めて」としている。女性は手術後、通常の生活に戻ったという。 アニサキス、猫で注意喚起 SNSの投稿話題に―報告件数は過去最多・厚労省 女性は2021年に激しい腹痛に見舞われ、22年に物忘れと抑うつを発症した。透視検査で脳内に細長い虫のようなものが見つかり、手術で摘出。その後、ニシキヘビなどに見られる種類の寄生虫と確認された。 女性は湖の近くで採