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ブックマーク / courrier.jp (8)

  • 村上隆が仏紙に語る「僕が楽観主義なのは、記憶喪失のせいです」 | 「オタクだった少年時代」から「AIへの思い」まで

    長い髪にあご髭、ジョンレノン風の丸眼鏡……村上隆(61)は、永遠の美大生のような風貌をしている。この日の現代美術のスターは、パリ近郊の街ル・ブルジェのガゴシアン・ギャラリーで、長さ24メートル、高さ5メートルの大作を展示している。展示初日のレセプションでは、若い頃にオタクだった彼らしく、NFT(非代替性トークン)が無料で配られた。 「楽観的になることを妨げているのは過去ですから」 ──2006年、オークションハウスのクリスティーズは、あなたを世界で6番目に高額なアーティストと格付けしました。いまはどうなっているのでしょうか。 それは知りませんでした。で、いまは誰が一番高額なアーティストなんでしょう? 奈良美智さんかな……。2021年のトップがジェフ・クーンズで、次がデイヴィッド・ホックニーですか。それも知りませんでした。この手の格付けはあまり重要とは思えなくて、注目していないんです。 ─

    村上隆が仏紙に語る「僕が楽観主義なのは、記憶喪失のせいです」 | 「オタクだった少年時代」から「AIへの思い」まで
    ornith
    ornith 2023/07/19
    強い。/"いま、すでに自動化されている中間的な業務はAIに取って代わられるでしょう。僕はそれを実用的な利益と捉えています。とはいえ僕は、別のことをし続けるでしょう。アーティストですから”
  • ブライアン・イーノ「NFTのせいで、アーティストまで資本主義のチンケなクソ野郎になってしまう」 | 彼が懸念する「オートマティシズム」とは

    現代を代表するアーティストの一人であるブライアン・イーノ。彼はいま、暗号資産関連の技術が単に“金儲けのソリューション”になっている点を厳しく批判する。2021年に暗号技術の専門メディア「クリプト・シラバス」を立ち上げたIT評論家エフゲニー・モロゾフが、イーノが懸念することを尋ねた──。 かつて「世紀の放尿」をやってのけた男 ブライアン・イーノは、アンビエント・ミュージックという音楽ジャンルを作りだしただけでなく、この40年間で数々の名盤にプロデューサーとして関わってきた。サウンドやビデオ、デジタルアートを使った作品制作にも取り組み、代表作の一つである「7700万絵画」などは、そこからおびただしい量の楽曲が生成される点から言ってもNFTの対極に位置するといえる。 イーノはかつてマルセル・デュシャンの有名なあの小便器(註:「泉」という名のアート作品)に小便をしてみたという逸話の持ち主でもある。

    ブライアン・イーノ「NFTのせいで、アーティストまで資本主義のチンケなクソ野郎になってしまう」 | 彼が懸念する「オートマティシズム」とは
    ornith
    ornith 2022/02/14
    “私にとって「作る価値がある」というのは、「世界に価値を付加できるもの」という意味です。単に銀行口座の数字を増やせればいいというわけじゃないんです”
  • 「スーパーうんち」を飲み込むだけで健康に! ここまで来た“糞便移植”の未来 | 希少なスーパー糞便をカプセルにして経口投与

    ヒトの腸内細菌が健康に多大な影響をおよぼすことが明らかになるなか、糞便移植が注目を集めている。なかでも数々の審査をパスした超優秀なドナーから抽出した糞便を、経口投与できるようにカプセル状にした「スーパーうんち」の開発が、豪バイオ企業で進んでいる。 幻の「ユニコーンうんち」 良いうんちのドナー(提供者)はなかなか見つからないため、伝説の一角獣に例えて「ユニコーン」と呼ばれることもある。糞便移植の市場規模は、その効果が次々に証明されるなかで急成長を遂げている。それを支えているのが、ヒトの腸内に生息する細菌だ。 ヒトの腸内細菌の集団「マイクロバイオーム」が健康に与える影響は、従来の想像をはるかに超えるものであることが、最新の科学で明らかにされている。マイクロバイオーム内の遺伝物質の集合体は、数え切れないほどの機能を果たしており、私たちの気分や免疫、心身の健康に影響を及ぼしているのだ。また、腸内細

    「スーパーうんち」を飲み込むだけで健康に! ここまで来た“糞便移植”の未来 | 希少なスーパー糞便をカプセルにして経口投与
    ornith
    ornith 2022/02/09
    タイトルの「スーパーうんち」からしてクリックせずにはいられないのに、最初に見出しが「幻の『ユニコーンうんち』」で戦慄した。なるほど……これが、読者を引き込む記事構成……!
  • 監督が語る『イカゲーム』とこの世界の現実──「僕は金持ちじゃないよ。Netflixがボーナスをくれるわけでもないし」 | 私たちはこのドラマみたいな世界に生きている

    韓国・ソウルにあるオフィスからインタビューに応じたファン・ドンヒョクは、私の質問を聞いて笑い声をあげた。動画配信サービスNetflix(ネットフリックス)で世界的な大ヒットを記録しているドラマシリーズ『イカゲーム』の監督である彼に、ヒットのおかげで金持ちになったかと尋ねたときだった。 ディストピア的サバイバルドラマ『イカゲーム』は、謎の組織が主催する子供の遊びをモチーフにしたゲームに、456人のプレイヤーが挑むというストーリーだ。挑戦者らに共通するのは、全員が多額の借金を抱えているということ。ゲームに勝てば456億ウォン(約43億円)という賞金を手に入れることができるが、負ければ即座に射殺される。 いまやファン監督は、このゲームの勝者と同じくらい金持ちになったのでは? 「別に金持ちじゃないですよ。でもべるのに困らないくらいの金はあります。いずれにしろ、Netflixからボーナスをもらった

    監督が語る『イカゲーム』とこの世界の現実──「僕は金持ちじゃないよ。Netflixがボーナスをくれるわけでもないし」 | 私たちはこのドラマみたいな世界に生きている
    ornith
    ornith 2021/11/12
    「自分で作ればいいじゃん!」で作っちゃう人、すごい。/“『バトル・ロワイアル』や『ライアーゲーム』といった、サバイバルゲームがテーマの漫画を読み、金と成功を必死で追い求める登場人物に共感を覚えました”
  • 「時計の誕生」によって人類は“24時間”に支配され、「資本主義の奴隷」になった | 時間と同化するほど“人間らしさ”が失われていく…

    人間は「時間に縛られた動物」 「グリニッジ標準時(GMT)」がこの世界に誕生したとき、各地で時計破壊運動が起きた。 それは、時計が一方的に押しつけてきた「時間」に対する怒りの表れだったが、現代社会に生きる私たちにしてみれば、こうした抵抗運動はなんとも奇異に思える。私たちの意識には、時計が押しつけた時間感覚がこびりついて離れないからだ。 時間(time)は、現代英語で使用頻度が最も高い名詞だ。教会の尖塔や市庁舎に時計の文字盤と針が登場して以来、時計は私たちの身近にある。職場や学校、家庭、私たちの腕、さらにはスマートフォンやノートパソコン、テレビ画面にも時計は組み込まれ、私たちは毎日それを見て何時間も過ごしている。 私たちの日々の生活に規律を与えているのも、時計が指し示す時間だ。労働時間と賃金はこの「時計時間」に従って決められ、自由時間も時計に従って厳格に管理されている。 さらに、人間の体の生

    「時計の誕生」によって人類は“24時間”に支配され、「資本主義の奴隷」になった | 時間と同化するほど“人間らしさ”が失われていく…
    ornith
    ornith 2021/07/06
    起きた時間が、あさ!!/“時計は「時間を計測する道具ではなく、時間を作り出す道具」なのだ”
  • Clubhouseを最初に使った日本人起業家に聞く「初期の熱狂」と「日本で流行るまで」 | 限定5000人の枠は初日で埋まった

    でも急に話題になった音声SNSの「Clubhouse(クラブハウス)」。シリコンバレー在住の起業家でRemotehour創業者の山田俊輔氏は、このサービスを最初に使った日人で、日起業家たちに招待をかけた存在でもある。そんな彼に、クラブハウスのローンチ直後の状況とこの数ヵ月間のアメリカでの使われ方について話を聞いた。 ──日でもクラブハウスが急激に流行っていますが、山田さんのプロフィールには招待された記録が残っていませんでした(注:クラブハウスはプロフィール欄に誰の招待で登録したかが表示される)。どういう経緯で使いはじめたんですか。 山田 僕はサービスがローンチされたその日に登録したんです。もともとクラブハウスは完全にクローズドで、昨年の4月から8月くらいまでは5000人限定のサービスでした。アップルのテストフライト(試験用にアプリを配布できるプラットフォーム)でしか配布されてい

    Clubhouseを最初に使った日本人起業家に聞く「初期の熱狂」と「日本で流行るまで」 | 限定5000人の枠は初日で埋まった
    ornith
    ornith 2021/01/30
    “少し特徴的なのは、ユーザー層が若くないことですね。若い人はほとんど見かけなくて、フェイスブックのユーザー層に近いと言えばいいでしょうか”
  • 「クソでもいいから植えろ」ギャングスタ園芸家がロサンゼルスを変える | 園芸はコミュニティを守る抗議行動だ

    ロサンゼルス南部で野菜、花、果物を育てる“ギャングスタ園芸家”ロン・フィンリー Photo: Todd Williamson / Getty Images for Airbnb 黒人やラティーノが多く住む米ロサンゼルス、サウスセントラル地区に暮らす“ギャングスタ園芸家”ロン・フィンリーは、10年ほど前から道路の脇や空き地などでゲリラ的に野菜を育ててきた。 最初は「農薬まみれじゃないリンゴ1個買うのに45分も車を走らせなきゃならない」ことに対する彼なりの抗議行動だったが、いまではその活動はロサンゼルス中に広がり、数十のコミュニティ菜園が作られるまでになった。 英紙「ガーディアン」が取材した。 「俺は菜園に夢中になんだ」と、“ギャングスタ園芸家”として世界で知られるロン・フィンリーは言う。「朝9時に家を出て、気がついたら午後7時だ。畑仕事をしてると何もかも忘れる。みんな庭を耕すべきだ」 手入れ

    「クソでもいいから植えろ」ギャングスタ園芸家がロサンゼルスを変える | 園芸はコミュニティを守る抗議行動だ
    ornith
    ornith 2020/08/07
    「俺は“希望”って言葉を使うのは嫌いだ。“機会”のほうがいい。希望なんてクソ食らえだ。変化を起こすのは希望じゃなくて機会だ。政府や市はそれに金を使うべきなのに、やってねえ」
  • 「銃乱射事件に遭遇したときのサバイバル術」 | 逃げる? 隠れる? 戦う? 日本では教えてくれない!

    避難訓練では、火災や地震から身を守る方法は教えてもらえるだろう。でも、もし旅先や赴任先で「銃乱射事件」に遭遇してしまったら? 米国海兵隊歩兵下士官としての経験を持つ国際安全セキュリティコンサルタントが、「万が一」のときあなたの命を救うマニュアルを教えます。 2017年11月、テキサス州のバプティスト教会で起きた銃乱射事件では、日曜礼拝中の26名が亡くなった。米「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙によると、銃声を耳にした近隣住民のジュリアス・ケッパーは、銃を手にして砲撃音がする方角へと走っていった。すると彼はそこで、武装したほかの隣人が容疑者に対峙しているのを目にしたという。 近所で働くキャリー・マテュラは、米テレビ「NBC」に対してこう話す。 「こんな小さな町で事件が起きるなんて思ってもみなかった。こういうのは大都市で起きることでしょ」

    「銃乱射事件に遭遇したときのサバイバル術」 | 逃げる? 隠れる? 戦う? 日本では教えてくれない!
    ornith
    ornith 2018/01/07
    日本ではなかなかない(と思いたい)けど、「非常口の確認」はいつも頭の片隅に置いといても良い気がする。テロだけでなく、地震などの災害時に迅速に動けるかどうかにも直結するから。
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