コロンビアの太平洋沿岸沖で同国海軍に拿捕されたコカイン塩酸塩を運ぶ半潜水艇。同軍公開(2023年3月13日公開)。(c)AFP PHOTO / COLOMBIAN NATIONAL NAVY
コロンビアの太平洋沿岸沖で同国海軍に拿捕されたコカイン塩酸塩を運ぶ半潜水艇。同軍公開(2023年3月13日公開)。(c)AFP PHOTO / COLOMBIAN NATIONAL NAVY
トルコ南東部ディヤルバクルで、地震で倒壊した建物のがれきに埋まった生存者を探す人々(2023年2月6日撮影)。(c) ILYAS AKENGIN / AFP 【2月6日 AFP】トルコ南部で6日早朝に発生したマグニチュード(M)7.8の地震で、これまでに同国と隣国シリアで合わせて1400人を超える死者が確認された。また同日午後には、トルコ南東部でM7.5の余震も起きた。 6日早朝の地震は、地域一帯で起きたものとしては過去100年で最大級。シリア国立地震センターも「同センターでの観測史上最大」と報告した。 トルコ南部の複数の主要都市が壊滅的な被害を受けている。また同地域には、シリア内戦やその他の紛争から逃れてきた難民数百万人が暮らしている。 トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は、これまでに少なくとも912人が死亡したと発表した。 またシリ
中国・北京の人民大会堂で行われた中国共産党第20回大会閉幕式で、習近平国家主席(右)と李克強首相(左)が席に着く中、介添えを受けて席に向かう胡錦濤前国家主席(中央、2022年10月22日撮影)。(c)Noel CELIS / AFP 【10月22日 AFP】(更新)中国の胡錦濤(Hu Jintao)前国家主席(79)が22日、北京の人民大会堂(Great Hall of the People)で行われていた共産党大会の閉幕式を突然退席させられた。AFP取材班が確認した。 胡氏は最前列の習近平(Xi Jinping)国家主席の隣に座っていた。職員に腕をつかまれそうになると振り払い、その後、脇の下に両手を入れられて立たされた。 映像には、習氏の机にある書類を胡氏が取ろうとするのを習氏が押さえて防ぐ場面も映っていた。 胡氏は習氏および李克強(Li Keqiang)首相と1分ほど言葉を交わし、ほと
【10月13日 AFP】シリアは12日、1600年前の古代ローマ時代に作られたモザイク画を公開した。トロイ戦争(Trojan War)の戦士の姿も描かれており、極めて珍しいという。 モザイクが見つかったのは、2018年に政府が反体制派から奪還した中西部ホムス(Homs)県ラスタン(Rastan)。同地では考古学的発見が相次いでいる。 発掘の責任者で文化財当局の考古学部門トップ、ハマム・サード(Hammam Saad)氏によると、モザイクには剣と盾を持った戦士が描かれており、トロイ戦争に参加した古代ギリシャの英雄たちの名前もあった。 「この種のものとして最古ではないが、最も完全かつ希少なものだ」「(シリアに)同じようなモザイクはほかにない」とサード氏は話した。 これまでに建物の下から発掘されたのは縦約6メートル、幅約20メートルのモザイク画。これ以外にも埋もれているとみられている。 シリアに
ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領(2022年7月21日撮影、資料写真)。(c)Alexander NEMENOV / AFP 【10月7日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は6日、急激なインフレを抑制するため、値上げを即時に禁止すると発表した。 1994年から旧ソ連構成国ベラルーシを厳しく統治しているルカシェンコ氏は、風変わりで過激な言動で知られる。2020年には1日1杯ウオッカを飲めば新型コロナウイルスを予防できると主張していた。 ルカシェンコ氏は政府の会合で「10月6日から、あらゆる値上げを禁止する。あすではなくきょうから禁止だ」と述べた。 ルカシェンコ氏は消費者物価について、前年比18%上昇で「常軌を逸している」と指摘した。 さらに「肉類も乳製品も値上がりしている。ミンスクではここ数日、卵が不足している」
ロシア・プスコフで取材に応じる18歳の双子姉妹、エリザベータさん(左)とアナスタシアさん(2022年8月19日撮影)。(c)Olga MALTSEVA / AFP 【10月1日 AFP】その写真の中で、アナスタシアさんとエリザベータさんの父親(43)は軍服をスマートに着こなし、微笑を浮かべて子犬を抱いている。だが、もはやその面影はない。半年前にウクライナに出征し、「壊れて」戻ってきた。 「父は最も激しい戦闘に参加し、砲撃を受け、あらゆる経験をした」とエリザベータさんはAFPに語った。「6時間砲撃にさらされると人が変わってしまうと父は言っている。それに、とても多くの死者を見た。父には医療の助けが必要だ」 18歳の双子の姉妹の元に父親が戦場から持ち帰った心の傷は、ウクライナ侵攻の正当性をめぐって対立する家族間の緊張を高めている。一家の問題は、ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)にとって
米ニューヨークで、感染症対策基金への増資を検討する米国主催の国際会合に出席した韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領(2022年9月21日撮影)。(c)Ludovic MARIN / AFP 【9月22日 AFP】すでに史上最低の支持率を記録している韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル、Yoon Suk-yeol)大統領が21日、訪問先の米ニューヨークでジョー・バイデン(Joe Biden)大統領主催の国際会合に出席した際、米国を侮蔑する表現を用いて側近に話し掛ける瞬間を映像に捉えられ、非難を浴びている。 尹氏は、感染症対策に取り組む基金への増資を検討する会合で米国が60億ドル(約8600億円)の出資を表明した後の記念撮影の時に「もし、こいつらが議会で可決しなかったら、バイデンのクソメンツは丸つぶれだな」と側近に韓国語で話し掛けている。 この映像は韓国で一気に拡散された。ユーチューブ(YouTu
パレスチナ自治区ガザ地区で、ビザンツ帝国時代のモザイク画を清掃する発見者の男性の息子(2022年9月18日撮影)。(c)MOHAMMED ABED / AFP 【9月19日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)中部でこのほど、5~7世紀ごろのビザンツ(Byzantine)帝国時代のモザイク画が公開された。自分の畑を耕していた農家が発見したという。 発見場所は、緊張した状態となることが多いイスラエルとの境界線から1キロ未満にある。 モザイク画を鑑定したエルサレム・フランス聖書考古学研究所(French Biblical and Archaeological School of Jerusalem)のフランス人考古学者ルネ・エルテール(Rene Elter)氏は、モザイクの保存状態は「完璧」だとしている。 同氏は「極めて質が高い作品で、比較的高級な材料が使われているのは間違
トルコ・イスタンブールで一般公開された「地下宮殿(バシリカ・シスタン)」の名で知られる貯水槽(2022年7月26日撮影)。(c)Yasin AKGUL / AFP 【8月6日 AFP】国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産に登録されているトルコ・イスタンブール歴史地域で、「地下宮殿(バシリカ・シスタン、Basilica Cistern)」の名で知られる貯水槽の一般公開が再開された。 この貯水槽は、紀元542年に東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌス1世(Justinian the Great)によって建設された。5年の改修を経て、音と光の演出を楽しみながら涼を味わえる空間となった。 ユスティニアヌス1世の時代に首都だったこの街には、ローマ時代からオスマン帝国時代にかけて建設された貯水槽が100か所以上存在した。(c)AFP
米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーシビアランス」が捉えた「ひも状物体」(2022年7月12日撮影)。(c)AFP PHOTO / NASA/JPL-Caltech 【7月22日 AFP】これは枯れ草か、釣り糸か、それともスパゲティか──? 米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーシビアランス(Perseverance)」が、絡み合った糸のような物体の画像を捉え、宇宙愛好家たちの興味をかき立てている。 だが、最も妥当な説明は、もっとありきたりだった。2021年2月、パーシビアランスを火星表面に降下させる際に使われた部品の残骸である可能性が高いというのだ。 NASAジェット推進研究所(JPL)の広報担当者はAFPに対し、「何に由来するものなのか、議論しているところだが、パラシュートのひもか、探査車を地面に降下させる着陸システムのコードではないかと推測される」と語った。 この塊は、パー
スペインの首都マドリードでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議で、ジョー・バイデン米大統領(右)と談笑するトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2022年6月29日撮影)。(c)GABRIEL BOUYS / AFP 【6月29日 AFP】(更新)トルコのベキル・ボズダー(Bekir Bozdag)法相は29日、北欧スウェーデンとフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟を支持する代わりに、両国から33人の「テロ」容疑者の送還を求めると明らかにした。 ボズダー法相は民放NTVに対し、3か国の外相が28日に署名した合意に基づくものだとし、「新たな枠組み内で、関係各国からテロリストの送還を求めることになる」と述べた。 法相によると、トルコが送還を求めるのはフィンランドから12人、スウェーデンから21人。いずれも、反政府武装組織「クルド労働者党(PKK)」か、2016年のクーデター
オーストリア・ウィーンで、国連機関が集まるウィーン国際センターそばのアルテドナウで舟遊びを楽しむ人々(2022年6月1日撮影)。(c)JOE KLAMAR / AFP 【6月23日 AFP】英誌エコノミスト(Economist)の調査部門「エコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)」がまとめている「世界で最も住みやすい都市」ランキングの最新版が23日、公表された。今年はオーストリアの首都ウィーンが急浮上し、首位に返り咲いた。 ウィーンは2018、19年と2年連続で首位を獲得したが、新型コロナウイルスの流行で美術館やレストランが閉鎖され、流行後初のランキング発表となった21年は12位に沈んでいた。 今回の首位復活についてEIUは「安定性とインフラの充実が住民にとって大きな魅力となっている。優れた医療や豊かな文化・娯楽の機会もポイントが高かった」としている。 一方、昨年首位だったニュー
ロシア・モスクワ中心部のプーシキン広場で、一時閉鎖前の最終営業日を迎えたマクドナルド店舗(2022年3月13日撮影)。(c)AFP 【3月14日 AFP】西側諸国の制裁により経済危機に直面しているロシアの検察当局が、同国事業の停止や撤退を発表した外国企業に対し、関係者の逮捕や資産の差し押さえを警告したと、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が13日報じた。 WSJは情報筋の話として、コカ・コーラ(Coca-Cola)、マクドナルド(McDonald's)、P&G、IBM、ケンタッキーフライドチキン(KFC)とピザハット(Pizza Hut)を運営するヤム・ブランズ(Yum Brands)など複数の外国企業を対象に、検察当局から電話や書簡もしくは職員の訪問を通じて警告があったと伝えている。 警告内容は、ロシア政府を批判した関係者の逮捕、知的財産を含む資産の差し押さえなどだったという。
【1月26日 CGTN Japanese】中国石油化工集団公司は25日、「当社の西北油田支社がタリム盆地に設置したメイン採掘井である『順北801X井』はこのほど、1日の原油採掘量が136.7トン、天然ガス採掘量が109万3000立方メートルに達する地層を発見した。順北8号断層帯は採掘潜在力が大きく、タリム盆地で新たな億トン級の石油・天然ガス田が発見されたことが分かった」と述べました。 西北油田はタクラマカン砂漠の奥地に位置します。「順北801X井」が位置する順北8号断層帯は長さが116キロメートルあります。2021年、この断層帯での探査事業に大きな進展があり、2022年初めに再び、資源の重要な発見を実現させました。 2016年8月から、中国石油化工集団公司は順北1号断層帯、5号断層帯の億トン級の油田ガス田2カ所を発見しました。今年1月時点で、順北地区の原油生産量は計333万トン、天然ガス生
DART宇宙船が小惑星ディモルフォスに衝突する直前の想像図(2021年11月4日入手)。(c)AFP PHOTO /NASA/Johns Hopkins APL 【11月5日 AFP】1998年公開のハリウッド映画『アルマゲドン(Armageddon)』では、主人公を演じたブルース・ウィリス(Bruce Willis)とベン・アフレック(Ben Affleck)が、小惑星の衝突によって粉砕される大惨事から地球を救おうと奔走する。 現時点で地球がそのような差し迫った危険に直面しているわけではないが、米航空宇宙局(NASA)は来年、「地球防衛」の検証実験で、時速2万4000キロで飛行する宇宙船を小惑星に衝突させる計画を立てている。 「Double Asteroid Redirection Test、DART(二重小惑星進路変更実験)」計画では、今後地球を脅かす小惑星が出現した場合にその進路を変
【9月12日 AFP】スリランカは、国内の農業をすべて有機生産とする世界初の国となることを目指しているが、その取り組みのあおりを受けているのが、主要産業である紅茶だ。生産量が激減すれば、低迷している経済に新たな打撃を与えかねないという懸念も生まれている。 ゴタバヤ・ラジャパクサ(Gotabaya Rajapaksa)大統領は今年、化学肥料の輸入を禁止する方針を発表し、有機農業の推進を開始した。しかし茶園主は、10月にも生産が落ち込むと予想。シナモンやコショウ、さらにコメなどの主要産物の見通しも暗い。 コロンボ(Colombo)南方160キロのアハンガマ(Ahangama)で世界有数の高級な紅茶を生産しているハーマン・グナラトナ(Herman Gunaratne)氏(76)は、化学肥料の輸入禁止により「紅茶業界は大混乱に陥っている」とし、政府が方針を変えない限り、スリランカの紅茶の年間平均生
同姓同名で見た目もそっくりな候補者3人の写真が掲載された選挙ポスターの見本を見せるボリス・ビシュネフスキー氏(2021年9月6日撮影)。(c)Olga MALTSEVA / AFP 【9月7日 AFP】ロシア第2の都市サンクトペテルブルク(St. Petersburg)で行われる選挙の投票時に混乱が生じる可能性がある──候補者3人全員が同姓同名で、容姿も不気味なほど似ているからだ。 リベラル系野党「ヤブロコ(Yabloko)」幹部で現職のボリス・ビシュネフスキー(Boris Vishnevsky)氏(65)は、今月行われるサンクトペテルブルク市議会議員選で、同姓同名で容姿もそっくりな2人と対決することになった。3人とも頭がはげていて、白髪交じりのひげをたくわえている。 ビシュネフスキー氏は、「これは政治的な不正行為だ」とAFPに語った。「2人が立候補したのは、当選するためでも、基本政策の大
シリア北東部で軍事訓練を行う親トルコ派の反体制派戦闘員ら(2021年1月14日撮影、資料写真)。(c)AAREF WATAD / AFP 【5月28日 AFP】リビアや係争地ナゴルノカラバフ(Nagorno-Karabakh)などの紛争地で戦うシリア人傭兵(ようへい)の多くが、賃金を搾取されているとする報告書が27日、発表された。彼らを外国の戦場に送り込んでいるのは、10年間に及ぶシリア内戦で暗躍した二大外国勢力であるトルコとロシアのブローカーだ。 2019年後半以降、傭兵としてトルコとロシアに直接的・間接的に雇用されたシリア人戦闘員は数千人に及ぶ。 「シリア正義と説明責任センター(SJAC)」は「真実と正義のためのシリア人(STJ)」と共同で、搾取されるシリア人傭兵の雇用状況について調査した。 シリア人傭兵のうち最も大きな割合を占めるのは、トルコの影響下にあるシリア北西部に流れ着いた元反
ブラジル北部パラ州サンタレンで、アマゾン熱帯雨林で遭難し救助されたパイロットのアントニオ・セナさん。パラ州政府広報局提供(2021年3月6日撮影)。(c)AFP PHOTO / BRAZIL'S PARA STATE GOVERNMENT 【4月16日 AFP】ブラジル人のアントニオ・セナ(Antonio Sena)さん(36)は、軽飛行機でアマゾン(Amazon)熱帯雨林の上空を飛行中、突如エンジン停止に見舞われた。不時着できる場所を探す時間は数分しかなかった。無傷で生き延びることはできたものの、世界最大の密林のど真ん中で立ち往生する羽目となった。 そして、38日間のトレッキングが始まった。セナさんはこの経験から、人生最大の教訓を得たと語る。 セナさんはこのとき、ブラジル北部アレンケル(Alenquer)からアマゾンの違法金鉱に物資を輸送する仕事を請け負っていた。エンジンが停止したのは、
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