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ブックマーク / kmiura.hateblo.jp (20)

  • イデオロギー - kom’s log

    気温が摂氏15.0度である。これは測定値であり、厳密に測定された値である。一方、15.0度の屋外において半袖で1時間過ごしたときにどれだけの人間が風邪をひくか、という統計値があったとする。仮に100人に1人が風邪をひく、という結果だったとする。なにもしなくても健康の不注意から風邪をひくことはあるわけで、このことを勘案した上での解析結果、余剰のリスクである、とする。 あなたは15.0度の屋外で半袖のまま1時間過ごすべきだろうか。この国は妙な国で、国をあげて半袖で外で過ごすことを奨励している。薄着は健康の増進に役立ち、ひいては社会を安定させることになる、と考えられているからである。「半袖で社会貢献」などといった標語まであり、街角でそんなノボリをみかけることもある。 来科学者は、計測することしかできない。あくまでも計測。数字をだす。とはいえ、ある科学者は「100人に1人しか風邪を引かないんだっ

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    REV 2013/01/28
    全体最適を肯定しない成員からなる共同体のかたちが気になる。
  • フランクフルトの税関 - kom’s log

    このところフランクフルトの税関で立て続けに演奏家のバイオリンが課税対象になってその場で払えない高額であるため没収された、という件が話題になっている。 http://matome.naver.jp/odai/2134941753199027401 http://nofrills.seesaa.net/article/296070497.html あららー、と思っていたら10日前私が日からドイツに戻ってきたとき、見事にフランクフルト空港ターミナル1の税関で引っかかった。私は近年税関で捕まることは滅多にないのだが、今回はいかにも移民風な安い布製のでかいスーツケースにボロい小さなボストンバックだったんで、怪しい、と思われたんだろうな、と捕まった瞬間に思った。以前はかなりヨレヨレの格好していたからよく捕まっていたものである。 とはいえ今回なにが問題になったかというと、スーツケースに一杯入っていた両

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    REV 2012/10/09
  • 理解という許容 - kom’s log

    われわれが避けねばならぬのは、「理解するよう努める」ということの罠である。つまり、低線量被曝の確率的な健康被害が決着のつかぬ議論となる主要な理由は、誰もがそれを「理解しよう」と努めることにある。そういった態度の紋切り型の一つに従えば、「何が起きているかを説明しようとすれば、少なくとも広島長崎のLSS調査の統計的な手法とその解釈を理解し、測定誤差や精度の理論、内部被曝の臓器モデルなどあれこれについて知識を得なければならない」ということになるが、放射線の健康に対する影響の「複雑さ」をこのように強制的に喚起させることが結局何に貢献するかといえば、健康被害に注がれる疫学的眼差し、つまりは集団レベルで記述された健康被害に対して観察者(同時に被害者)という個人が保っている距離を維持することに貢献するのである。言い換えるなら、福島原発の事故以後の出来事が証明しているのは、「理解することは許すことだ」とい

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    REV 2012/06/22
    「横暴な」車の運転は、中止されなくてはならない。当然、横暴な救急車は横暴でない運転をせねばならない。
  • ■ - kom’s log

    ある日、あなたが、長時間労働できなくなったら。〜「迷走する両立支援」を読みました〜 - kobeniの日記 http://d.hatena.ne.jp/kobeni_08/20100423/1272031425 片親で乳児を育てることになった私は、日だったら研究職はあきらめなければなかっただろうな、と想像する。義理の妹がいまだに手伝ってくれているとはいえ、仕事の絶対量は確実に減った。予防接種やら熱出したやら、といったときに私は仕事を中座して病院にいき親権者として同意書などにサインせねばならない。流感であれば登園禁止になるので仕事を休んで家で面倒をみる。仕事をこれまた中座して子供の保育園の行事にも出席し、他のおかあさんたちとドイツ語で歌なぞうたう。それでもなお、仕事を続けられているのは、社会にそれをうけとめるだけの余裕があるからだと思う(個人の職業倫理としては仕事のクオリティに確実にかかわ

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    REV 2010/05/12
  • 社会が先か、法が先か - 2010-01-27 - kom’s log

    未明3時ごろマイナス8度だった。 社会が先か、法が先か。24日新宿で在特会の喧嘩を買って逮捕された中国系の少年の話を目にして、非暴力・不服従のキング牧師の言葉を思い出した。下に貼り付ける。拙訳もつけてみた。もちろん、この言葉が少年の件にそのまま適用されるわけではないが、法はそもそも社会がなければ存在しないのであるということを思い出させる。社会に良心があるならば、社会は弱いものとして排除されいじめられている人間を常に助けるべきである。1月24日にかぎらず、いつでもそうだ。喧嘩以前にぎざぎざになった少年を助けることができず、結果としてやくざの鉄砲玉のような団体の挑発に喧嘩を買わせ、少年を逮捕させてしまったのは社会である、という自覚は社会を構成する一人一人の人間が思い至らなくてはならぬ点である。 An individual who breaks a law that conscience tel

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    REV 2010/01/28
  • 年金制度の男女差別について - kom’s log

    某所にある社会保険局にいって彼女の死亡届をした。国民年金をマジメに払っていた人だったので、どのぐらい還付されるのかな、と思っていたのだが、300万円これまで払っていて、遺族に支払われるのは死亡一時金なる12万円である。のこりの288万円はそのまま国のもの。ろくなものではない。あまりに腹がたったので、「詐欺ですね、これ」といったら係の人が絶句してもうすこしエライ人がでてきた。生命保険だって元は補償されますよね、普通、といったら「国がみんなでやっている制度なので、ご理解ください」とのこと。国がみんなで、という言葉に”國體”というおどろおどろしい旧字があたまをかすめた。文句をいうならば、選挙で、とまでいわれた。まあ、そうだろう。 もし私が死んだ場合には、遺族年金なるお金がでて、毎年70万円だかがに支払われるそうである。しかし、私が生きていてが死んだ場合には死亡一時金12万円のみ。男だからど

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    REV 2009/06/30
    もう、国営年金やめて、元本保証の確定拠出型年金にしようぜ。そうすれば、厚労省は超慌てになるんで、役人嫌いには嬉しいんじゃ。/財務省が狂喜乱舞するんで、俺はヤダけど。
  • 彼女が死んだ。 - kom’s log

    一ヶ月の間一緒に住んだ。二ヶ月の間、病院で過ごした。短い結婚生活が終わった。 脳幹の梗塞、ということで一度医師団に見放された後に奇跡的に復活したという話はここに書いた。その後の脳の機能回復は私からみるかぎりかなり目覚しく、瞬きを使ってどの曲を聴きたいか、などのコミュニケーションを交わすことができるようになるまで回復した。一方で脳ではなく体の予後が思わしくなかった。初期の激烈な血圧上昇剤投与を停止したことによる副作用と思われる虚血による後発性肝内胆道炎を起こし、おそらくそのことが原因となった肝膿瘍が発症からちょうど2ヵ月後に発見された。細菌の感染も軽微ではあるが、抗生物質で完全に排除することができなかった。脳、肝臓、感染の三つ巴のなかで、治療方針は難航を極め、集中治療室を出ることができずに時間ばかりが過ぎた。この間に私はリハビリについて調べ、特にリハビリの専門家であるバーバラ・ウィルソンの著

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    REV 2009/04/07
  • 近況 - kom’s log

    彼女の説得工作に見事に負けて私は11月下旬に結婚し、12月中旬にその彼女は私の家にやってきた。一緒に暮らすのも楽しいなあ、と思い始めた1月下旬に子供が産まれ、その5日後にくも膜下出血で産院から神経外科に緊急入院した。2週間後の今、5日前に確実に脳死しますと宣告された彼女は(ドイツの医師はこのあたり容赦ない断言をする)酷なる状況を見事にギリギリでサバイブした。脳幹の大規模な梗塞で意識を取り戻す見込みはない、という程度の所見にまでに回復した。 うれしい。彼女が存在していること。 負け戦をボロボロになって闘ったのは彼女である。でも私は彼女を救ったような気さえしている。幾度にも渡る過酷な決断に直面して飯を忘れたせいか、指がやせ細って手を洗っただけで彼女が私に押し付けた結婚指輪がずり落ちるようになってしまった。そもそもこんな拘束具みないなものしたくないなあ、と思っていた。別にしなくていいのだろうけれ

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    REV 2009/02/13
  • 2009-01-16 - kom’s log

    http://www.timesonline.co.uk/tol/news/world/middle_east/article5447590.ece 白リン弾の人体に対する影響に関して、白リンの酸化反応で生じる煙がほぼ無害である、という記述ばかりが日語では目立つ。2005年にファルージャで米軍が白リン弾を利用したときに、それが化学兵器か焼夷兵器か、はたまた単なる煙幕弾なのか、ということで激しい議論がおきたため、こうしたことになっているらしい(なお、米国政府は当時「化学兵器ではなく焼夷兵器」としている)。たしかに、「煙幕弾」ないしは「発煙弾」、「照明弾」として白リン弾が使用されているという軍による「人道性」を説く解説を素直にうのみにする方々からすれば、煙の人体に対する影響こそが関心の的となるのかもしれない。しかしながら目下ガザ地区で行われているイスラエルによる白リン弾の投下は、幾多もある写

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    REV 2009/01/24
  • 本のリンク ホロコーストとポストモダニズム - kom’s log

    デリダを通ってしまうと、歴史的真実とか言えなくなる/言うということはデリダを裏切る このあたりの話のことだけど、東氏の”実感”はさておいて次のにデリダ、ポストモダニズムとホロコーストの関係が詳しく書かれているみたいなんで(2004年出版だそうです)、今回「ポストモダニズムは敵」と思ってしまった人は読んでみたらいいかもしれない。 ポストモダニズムとホロコーストの否定 (ポストモダン・ブックス) 作者: ロバートイーグルストン,Robert Eaglestone,増田珠子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2004/09/28メディア: 単行購入: 3人 クリック: 28回この商品を含むブログ (13件) を見る というかわたしは読もうかな、と思っている。ユダヤ人のデリダがそんなに軽く「ホロコーストは真実とはいえない」ということは当然ないだろうし、究極の他者である"死者"、というところか

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    REV 2008/12/09
  • 識者の言葉を考えてみる。 - kom’s log

    中学生の娘に売春強要、母起訴 「体売って携帯代作れ」 http://www.asahi.com/national/update/1114/OSK200811140031.html 識者のコメント 大阪府知事・橋下徹さん 「携帯電話で話すことを選んだのはその中学生人ですから、こうした結果になったのは当然です。この母親は立派です。友達と話すのだったら、自転車に乗って直接会いにいけば話すことができるはずです。そうした選択肢があるにもかかわらず、この中学生はなぜ携帯電話を使うのをやめなかったのでしょうか。世の中は厳しいものです。この中学生はあまえすぎです。」 − 中学生には少々厳しすぎませんか。 「もし不満があるのだったら、政治家になって日を変えてください、といいたい。」 若者の献血離れ深刻 20年で半減 「関心ない」も半数 http://www.nikkei.co.jp/news/shaka

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    REV 2008/11/14
  • 2004-10-25

    新幹線の「地震感知自動停止システム」の話をどこかで読んだのだが、直下型だとP波とS波の時間差がないので、意味がないってのは新幹線開通当時から変わっていないそうだ。うわー。それよりも、今回の脱線で横転しなかったのは列車が側溝にはまってそのまま直進したからなのだそうだ。ということは、側溝をしっかり掘れ、ということだよな。外れても直進するようにすればいい。 歴史に対して価値判断を避けるか避けないか、という論点がある。歴史学者にはそりゃそう、価値判断抜きに完全なる事実を記述してほしい。それが不可能なことはわかっているが、正確を期して欲しい。南京大虐殺はそもそもあったのか、なかったのか、被害者は3万人だったのか、30万人だったのか、あるいは300万人だったのか。私情を挟まず、歴史学者自身の文化的背景を滅却し、公平に判断して欲しい。私情を挟むのは司馬遼太郎のような”歴史家”にまかせればいい。 しかし、

    2004-10-25
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    REV 2008/08/17
  • 日本の天文学、大丈夫なんでしょうか - kom’s log

    「永遠の嘘をついてくれ」――「美しい国」と「無法者」の華麗なデュエット http://d.hatena.ne.jp/toled/20070726/1185459828 http://d.hatena.ne.jp/toled/20070727#1185459989 ちょうど昨年6月から同じようなことを考えていたのでほぼ一年後の今この文章を発見して、おー、と思った。この数日の「ニコニコ現実」という現実を先取りする形での自覚的無知ポジションのあぶり焼き、という内容なのだが、力技が見事に成功しているその中間部分を割愛しつつ最後のところだけ。 アナベスは、ジミーによって庇護される対象である。平時において彼女は、「永遠の嘘」の中で「無知」の役割を与えられている。だが、自分がやってしまったことの重さに耐えかねて「永遠の嘘」を放棄しようとするジミーを前にして、彼女は「無知」を娘たちに転移させることによって

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    REV 2008/07/11
    つまり、こういいたいわけですね。「昔から予算がすくなかった。統計をだせ」
  • トリアージ、進化論 - kom’s log

    ケーキを売ればいいのに - 福耳コラム http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20080522/1211444127 "ソリューション"って単語、人が相談しにきたときに自分でも時々使っているのに気がつく。目下のあなたの系の限界はかくかくしかじか、一方我々に可能なメソッドはかくかくしかじか、だとしたらソリューションはかくかくしかじかなりけり。 けど、かくなる言葉を使いながら「けっ、そりゅーしょんだってよ」と自分をあざけっている心の中の自分がいたりする。システムとアプローチの可能性をバランスさせてバーター取引。世界、自然現象は複雑で、”ソルーション”=解、なんていっても所詮シノギじゃん、と思ったりするから。”トリアージ”(この言葉は初めて知ったが)よりもこの手の問題なんじゃないかなあ。若い人は心臓に毛が生えていないので、私の場合だったらシニカルに自分を笑っている部分が「かわ

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    REV 2008/07/06
  • 敵はトヨタか? - 2008-06-11 - kom’s log

    原油高に伴う派遣社員切捨てがその背景にあったのでは、といういっしゅの内部告発でもある次の記事。 【秋葉原無差別殺傷】人間までカンバン方式 http://d.hatena.ne.jp/boiledema/20080610#1213114352 加藤某が働いていたトヨタの自動車工場の劣悪な労働環境は同じ青森県出身の鎌田慧さんの潜入ルポで有名になった話である。トヨタが敵、というのはわかりやすい。その先に原油高があるならもっとわかりやすい。でも、敵をそこに収斂させてしまうのはどうなのかな、と思う。原因をより詳細に吟味する上で、特定の名前を挙げることには確かに意味があるが、もうすこし問題を広く捉えたままで、考察をすすめていく必要もある。トヨタが消滅しても問題は解決するわけではない。トヨタに限らずあらゆる方面で鎌田慧的な言葉で使えば「人間の疎外化」は進行しているのだから、トヨタという名前を挙げることで

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    REV 2008/06/12
  • ちょっと気になった話2 - kom’s log

    ヴェブレンは教育の意義を主に「大学の存在」に置いた。そして大学における活動を「エソテリック(esoteric)な知識の探求」と規定した。「エソテリックな知識」というのは聞き慣れないことばだが、宇沢の説明によれば、「真理としての知識」ということらしい。つまり、物質的・現実的価値を持つ必要はなく、言い換えるなら、実利的である必要のない「来的な知識」のことである。人間には基的にこのような知識への欲求がある、とヴェブレンは考える。その上で、「自由な知識欲(Idle Curiosity)」と「職人気質(Instinct of Workmanship)」という二つの人間の特質に注目する。これらは、人が知識を得たりモノを生産したりする際に、世俗的な有用性ではなく、能的に「知識そのもの」を求める性向であり、「誇り高い完成度」を求める性向である、と理解できる。このような性向は、見るからに、利潤追求の資

    ちょっと気になった話2 - kom’s log
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    REV 2008/02/05
    シベリア鉄道を三往復くらいしてみたら?穴掘りよりラクだと思う。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E9%89%84%E9%81%93
  • ドイツの教育格差―2008-01-25 - kom’s log

    空手の先輩がウルグアイに月末に引っ越すので家に呼んで夕を供した。ギムナジウムの物理の教師なのだが、それを3年ほど休職してウルグアイの私立高校で、ドイツ語で物理を教えることにしたのだそうである。海外に一度住んで別の文化の中で自分がなにを考えるのか体験してみたい、とのこと。 ウルグアイの私立高校は金持ちの子供が通うウルグアイの上流社会だから、なんかやりにくかもなあ、クレームとかすぐにくるそうだし、という話からドイツの中等教育状況の話になった。ドイツの子供は4年間の小学校を終えた後に、3種類の進路からひとつを選ぶ。ギムナジウム、ハウプトシューレ、レアルシューレの三種である。ギムナジウムは大学に進むことになり、ハウプトシューレとレアルシューレは前者が専門学校、後者が実業学校という感じで、たとえば職人や銀行事務員になる。10歳で進路を決めてしまうドイツのシステムは日でも「能力に応じて誇りをもつこ

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  • kom’s log - 戦争をしない国

    粒子物理で宇宙線のモンテカルロ・シミュレーションをやっているひととディスカッション。実は隣のマックスプランクにいる彼の専門のことはこれまで知らなかったのだが、たまたま最近判明してもりあがった。モンテカルロの並列化についていろいろおしえてみらう。今後お世話になるなあ。フォートランの方がCより速い、とかいっていた。ほんとかよ。 所内報のエディターと打ち合わせ。昨晩ながながと書いた牛涎な文章を「エディットしたらOKね」とのことでありがたがってくれた。ほっとひといき。 来月のミーティングのことで、パリ・エコール・デ・ミンの数理形態学センターのひとたちとメールやりとり。ヴィデオコンファレンスにしようということで、ビデオ参加したいというオックスフォードの支所に連絡。うちの部門のヘッドがゲストのメンツになんか妙にびびっているので、エコール・デ・ミンってなんじゃね、とフランス人ジェローム君に聴いたら、パリ

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    REV 2007/01/24
    「改憲するならばそのまえに甚大なるこの60年間の九条の対外効果を公正に判断する必要があまりにある。」
  • kom’s log - コンビニエンス国家

    ”死ぬ死ぬ詐欺”という言葉で、海外での難病治療に必要な費用を補填するための募金活動を批判するネット上の活動があるのを最近になって知った。こうした目的をもつ募金活動自体は時々目にするので珍しいこととも思わないが、その募金活動を微に入り細にわたり検証している状況はこれまで私はあまり見たことがない。そんなわけで、あちらこちらざらざらと見てまわった。「募金活動といいつつ過剰にカネをあつめているのではないか」といった批判がある。これすなわち”詐欺”であると称するわけであるが、この批判の根拠として、病人である子供の両親の勤務先がNHKであり高給取りであろうこととか、具体的に治療と予後にかかる費用の吟味、ならびにこれに関連するが募金活動の母体である「さくらちゃんを救う会事務局」の会計明細が公開されていない、といった点が挙げられている。こうした詳細をめぐってあちらこちらで議論が戦わされ、給与推定の確度を互

    kom’s log - コンビニエンス国家
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    REV 2006/11/03
    日本の医療制度は世界最高水準。移植医療は、臓器提供者の犠牲が容認できないので裏技となっている。
  • kom’s log - 長所だけれど短所: 「賢い踏切」実験へ 国交省、開かずの踏切で緊急対策

    ジャームッシュ氏と契約を交わした。関係ない話題で二時間も喋りこんでしまった。件の彼女は大工さんなのだそうである。昨年ヨーロッパフトンのことを書いたのだが、そのログに登場する店員(実はたった一人の社長なのであるということが後日うちまでフトンを配達しに来た折にお茶話に知った)も懇意の知り合いなのだそうで、若手手工業職人のサークルみたいなものが我が街にはあるのだなあ、と思った。 「賢い踏切」実験へ 国交省、開かずの踏切で緊急対策 この”賢さ”の説明を読んで -即ち、列車の速度に対応して踏み切りの遮断時間を調整する- 日ってこんなところにこだわるんだなあ、と感心する一方で、悪いところでもあるよなー、とも思う。要するに質的解決ではないからである。 確かに「開かずの踏み切り」の問題の解決は焦眉の課題である。しかし、どうかんがえてもその質的な解決は、立体交差しかありえない。より長期的には首都機能分

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    REV 2005/10/28
    抜群のマイクロ工夫能力は本質的解決が延々と先延ばしにする
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