日本代表に残る、解けないままの宿題―南アから変わらぬ2つのテーマ(後編) 10月の欧州連戦を1勝1敗で終えた日本代表。強豪に通用する部分があった一方で、実力の差を否応無しに感じさせられた部分があったのも事実だ。では、現状の日本代表で何が問題で、それをどう解決していけばいいのか。そして、未来に進むために何をなすべきなのか。連戦を現地取材した清水英斗氏が肌で感じた問題点を指摘する。 2012年12月26日(水)9時38分配信 text by 清水英斗 photo Kenzaburo Matsuoka タグ: 清水英斗 【前編はこちらから】 | 【サッカー批評issue59】掲載 ハイレベルなボランチを育成するのに必要な土壌 とはいえ、細貝が日本代表の心臓になるためには問題点も少なくない。ブラジル戦ではせっかく奪ったボールをあせってつなごうとしてミスを犯すなど、遠藤や長谷部の落ち着いたプレーぶり