どこかが違う。何かが違う…この違和感はいったいナニ? 答えは試合のスピード感だろう。 侍ジャパンが4連勝を飾ったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の1次リーグ・東京ラウンドB組の試合と米国マイアミやフェニックスで行われているC組(米国・カナダ・メキシコなど5カ国)、D組(ベネズエラ・ドミニカ共和国・プエルトリコなど5カ国)の試合を見比べると違いを感じた。それぞれ接戦もあれば大差のつく試合はあったが、米国での試合の方が全体的にスピード感を感じた。投手の投げる球や打者の打球が速い? いやいやそういう意味ではなく、C組&D組の選手たちは次のプレーに対する備え、動作がスピーディーで試合の展開も総じてテンポよく速く感じられたのだ。 日本代表が戦った1次リーグの4試合。試合時間は初戦の中国戦が3時間41分で韓国戦は4時間超え。チェコ戦は3時間26分、オーストラリア戦が一番短くて3時間18分。