リオ五輪でのブラジルのノルマは最高でも金、最低でも金と語るセルジオ越後このところ寝不足気味だよ。欧州選手権(ユーロ)と南米選手権(コパ・アメリカ)、長い歴史を持つビッグイベントが史上初めて同じタイミングで行なわれている。サッカーファンにとっては幸せなことだけど、さすがに全試合を追うのは無理があるね。うれしい悲鳴だ。 両大会の出場チーム中、僕が最も注目していたのは母国ブラジル。ところが、グループリーグで1勝1分け1敗に終わり、早々と姿を消してしまった。ブラジルのグループリーグ敗退は1987年大会以来、実に29年ぶりだ。 確かにメンバーは微妙だった。大黒柱のFWネイマール(バルセロナ)をはじめ、MFドウグラス・コスタ(バイエルン・ミュンヘン)など本来の主力は不在。中国リーグでプレーしている選手がふたりもスタメン起用されていた。また、疑惑の判定もあったし、負けた言い訳はたくさんある。 ただ、優勝