NHK杯フィギュア・アイスダンスのリズムダンス(RD)で演技する村元哉中(左)、高橋大輔組=2021年11月12日、東京・国立代々木競技場【時事通信社】 デビュー戦から約22点上積み フィギュアスケートでアイスダンスに昨年転向した男子元世界王者の高橋大輔が、また華やいでいる。村元哉中と組んで2シーズン目に入り、11月のグランプリ(GP)シリーズ、NHK杯でコンビとして初の公認スコアとなる合計179.50点をマークした。大会終了時で今季の世界20位。全日本選手権3連覇の小松原美里、尊組を国際大会で7点以上も上回り、国内での序列をまずは崩した。 デビュー戦だった1年前のNHK杯から、合計で22点余りも伸ばしてきた。アイスダンス元全日本覇者の木戸章之さんは「今の採点方式に対してきちんと戦略的にやってきている。取れるものをしっかり取ってきた。できるものをやってきたというレベルが想像を超えている」と