ミケル・エチャリのイラン戦レポートを読む>> 「日本が序盤に喫した2失点は、どちらも守備の強度が足りていなかった。他にも、簡単にインサイドへのパスを通させてしまっている。後半はプレーが改善されたが......」 スペインの慧眼、ミケル・エチャリ(72歳)はアジアカップ決勝、日本がカタールに1-3で敗れた試合をそう振り返っている。 エチャリは80年代、エイバルを監督として率い、5バックを使いこなして戦っている。当時、日の出の勢いだったデポルティボ・ラ・コルーニャと引き分ける"金星"を挙げた。戦術家として、"フットボールの回路"を知り尽くしている。 エチャリは、カタールの堅守に苦しみ、その効果的な攻撃に沈んだ日本をどのように見たのか? アジア杯決勝カタール戦で、就任以来初の黒星となった森保一監督「日本はこれまでと同じように、4-4-2を採用。ボランチの遠藤航(シント・トロイデン)が欠場し、塩谷
単にエスノ・ロックと呼べない凄みを感じさせます。詳細は以下から。 人間がいれば必ず音楽があるように、世界のどこにでもロックンロールは存在しています。ですがモンゴルからこのような音楽が届けられることを誰が予想していたでしょうか? The HUはモンゴルのウランバートルのロックバンド。2018年9月に最初の楽曲「Yuve Yuve Yu」をアップ。これまでに820万再生を突破しており、11月にアップした「Wolf Totem」も420万再生となっています。いったい彼らは何者なのでしょうか? The HUは自らを「Hunnu Rock Band(匈奴ロックバンド)」と名乗っています。匈奴は紀元前209年にモンゴル高原を中心とした中央ユーラシア東部に一大勢力を築いた遊牧国家の名前です。音楽としてはヘビーメタルに近いと言えるのでしょうか。 まずは強烈なヴィジュアルに目を奪われる「Wolf Totem
自国開催となった前回大会(2015年)で初めてアジアカップのトロフィーを掲げてからの4年間、アジア王者としてのオーストラリア代表は多くの変化を経験してきた。 その最も大きな変化は、オーストラリアに初のアジアタイトルをもたらした名将アンジェ・ポステコグルー(現横浜F・マリノス監督)の突然の退任。母国代表をロシアW杯に導きながら本大会での指揮はせず2017年11月に辞任した経緯は、メディアやファンとの関係性を含めていまだにミステリアスなままだ。 急きょW杯でチームを率いることになったのは、元オランダ代表監督のベルト・ファン・マルワイク。このオランダ人指揮官もまたサウジアラビア代表監督としてW杯切符をほぼ手中に収めながら職を辞していた(2017年9月)だけに、そんな彼がポステコグルーを引き継いだというのは何とも興味深い。しかしファン・マルワイクの短期政権(2018年1月〜7月)は、残念ながら身に
AFCアジアカップ2019が終わった。日本は決勝戦でカタールに完敗。なぜこれほどまで完璧にやられたのか。カタールはどのように日本対策をしたのか。(取材・文:植田路生【UAE】) 【動画】日本、未来の布陣はこれだ! 4年後の日本代表イレブンを予想 ●日本対策ができたのはわずか30分 まさにこれこそ完敗と言うべき内容だった。 日本代表はカタール代表の術中にはまり、AFCアジアカップ2019の優勝を逃した。後半は押し込む時間帯もあったものの崩しきれず、一方で前半はほぼ何もできなかった。日本はなぜ敗れたのか。時計の針を少し戻したい。 現地時間29日、カタールはUAEと準決勝を戦っていた。4-0と快勝し、日本が待つ決勝へと駒を進めた。30日、カタールは完全オフ。決勝戦は1日なので、カタールに残された準備期間は31日、その1日しかなかった。 現地時間31日、カタールは90分間練習した。ウォームアップ、
前回のアジア杯サウジアラビア戦に続き、私が主宰するサッカー戦術分析ゼミ「FIゼミ」で限定公開し始めた独特の視点で試合を分析するらいかーるとさんインタビューを、今回は特別に無料全文公開する。 内容としては、 ・「アジアの盟主だ!」と主張するイランの選択 ・アンカー脇を大迫南野中心に活用して攻める日本 ・対応するイラン。逆に大迫が被カウンターの起点に ・代えが効かない柴崎の特異な能力 ・原口の頑張りと堂安の苦悩 ・吉田と権田のあまりに不安な連携面 ・かすかに見えてきた森保監督の特技「4局面円環」 ・スペインのような決勝の相手カタール ・トランジションを制するものは試合を制す と1万5千字近くの長文で盛りだくさん。ではどうぞ。サッカーアナライザー:では今日はイラン戦の振り返りと、決勝の予想じゃないですけど、展望について軽く話せたら。 らいかーると:そうですね。後者はあんまり話せないですけど。 サ
アジアカップ決勝を前に思わぬ波紋が広がっている。UAEサッカー協会(UAEFA)がカタール代表の帰化選手の出場資格について、アジアサッカー連盟(AFC)に対して正式に異議申立てを行ったようだ。UAE『ガルフニュース』などが報じている。 UAE代表は29日の準決勝でカタールに0-4で敗れ、ベスト4敗退。この試合でカタールの2点目を挙げ、現在8ゴールで得点ランク首位に立つFWアルモエズ・アリ、そしてDFバサム・アルラウィの2選手に対してUAE側から疑惑の目が向けられているという。 もともとアルモエズ・アリはスーダン、バサム・アルラウィはイラクの出身。国際サッカー連盟(FIFA)の規定では、選手が国籍を変えて出場する場合、両親または祖父母がその国籍を有しているか、選手本人が18歳以降、その国で最低5年の継続居住歴を持たなければならない。 アルモエズ・アリは現在22歳で、バサム・アルラウィは21歳
森保一監督と選手たちにとって、心地良い復讐の叫びだったに違いない。 現地時間1月28日18時にキックオフされたアジアカップ準決勝で、日本はイランに3-0で快勝した。今大会の出場国ではFIFAランクが最上位であり、ここまで5試合を12得点無失点で勝ち上がってきた優勝候補の最右翼を、完膚なきまでに叩きのめした。 イランはキーマンのひとりを欠いていた。背番号17を着けるメフディ・タレミが、累積警告で出場停止だったのである。ウイングやインサイドハーフを担当するこのアタッカーは、ここまでチーム2位の3ゴールを挙げていた。 彼と背番号11のバヒド・アミリが左サイドでコンビを組むと、ポジションチェンジが頻繁なうえにクロスの供給源が分散され、守備側にとってはひどくやっかいになる。タレミの出場停止によって、左サイドからの攻撃の脅威度はダウンしていた。 もっとも、イランがベストメンバーだったとしても、結果は変
#アジアカップ サッカー日本代表 vs イラン 試合終了!! 3:0で日本の勝利!! — たこあぼがど (takoabogado) 2019, 1月 29 日本3-0イラン 原口選手、ナイスゴール👏💯 https://t.co/5anyqHw6Ol — james 🍈🍞🍭 (winwin88) 2019, 1月 29 日本3ー0イラン カッタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!カッタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! バンザイヽ(^o^)丿バンザイ(/・ω・)/バンザイ\(^o^)/ #daihyo — シーマスター (BlueSeamaster) 2019, 1月 29 日本勝利!!!!! 大迫2点ゴール😊😊😊 原口ゴール!!😊😊😊 ほんま大迫半端ないって!!! 南野くんがとにかくすげえwww 遠藤大丈夫かな???心配です😭😭 #大迫半端ないって #サッカー日本代表 #大
ジャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。上海財経大学公共経済管理学院・公共経営修士(MPA)。およそ15年滞在した上海で情報誌創刊、“市井の息遣い”から時代の変遷をウォッチ。「中国取材はデッサンと同じ。あらゆる角度から取材して光と影で実像をつかむ」を持論に30年近く中国に向き合う。近年は中国からの人や資本の流入をフォロー。ダイヤモンド・オンライン「ChinaReport」は10年を超える長寿コラム。 著書に『中国で勝てる中小企業の人材戦略』(テン・ブックス)、『インバウンドの罠』(時事出版)『バングラデシュ成長企業』(共著、カナリアコミュニケーションズ)、『ポストコロナと中国の世界観』(集広舎)ほか。内外情勢調査会、関西経営管理協会登録講師。宅地建物取引士。3匹の猫の里親。 China Report 中国は今 90年代より20年超、中国最新事情と日中ビネス最前線について上海を中心に定
米テキサス州ヒューストンで27日にあった大リーグ・ワールドシリーズ第3戦の試合中、アストロズのユリエスキ・グリエル内野手(33)がドジャースのダルビッシュ有投手(31)から本塁打を放った後、アジア系の人を侮辱するようなしぐさをした問題で、大リーグ機構(MLB)のマンフレッド・コミッショナーは28日、グリエル選手に対し、来年のシーズン開幕から5試合の出場停止などの処分を科すと発表した。 問題の場面は、第3戦の二回。本塁打を放ったグリエル選手がベンチの中で談笑しながら両目を両手の人さし指で細めるしぐさをした。この様子がテレビで放映され、米メディアなどが一斉に報じた。 28日に会見した同コミッショナーは、「あのような態度に言い訳はできない」と発言。出場停止となる来季の5試合は無給とし、その分の給与を球団が慈善行為に寄付することを発表した。また、同選手に対し、シーズンオフに感受性訓練を受けることを
たかが16歳以下――。 もしかすると、そう思っている人も居るかもしれない。9月15日からインドで開幕するAFC U-16選手権。来年のU-17W杯(インド)の出場権を懸けた、いわゆるアジア最終予選だ。 現在、A代表がロシアW杯のアジア最終予選を戦っている最中だ。初戦でUAEに敗れたことで、W杯行きが危ぶまれる声も挙がり、サッカーファンは大きな危機感を覚えているだろう。 では、その危機感はA代表に関わったことのみだろうか。UAE戦を振り返ってみて欲しい。あの敗戦で挙がったのは、日本の課題だけでなく、「アジアのレベルが向上している」という声だ。これは日本が危機感を持つべきポイントの一つで、アジアのレベルは間違いなく上がっている。では、どの国もA代表だけがいきなり強くなったりしているのだろうか。 答えはノーだ。UAEやウズベキスタン、イラク、イランなど、近年目覚ましく力を付けて来た国は、いずれも
2016 - 02 - 01 2016 U-23アジア選手権決勝 日本vs韓国じっくりマッチレビュー サッカー 日本代表 じっくりマッチレビュー list Tweet あの日 カタールの首都ドーハ。そこは、日本サッカーにとっては特別な意味を持って語られる場所である。そう、あの「ドーハの悲劇」が起きた地だからだ。 1993年10月28日。アメリカW杯アジア最終予選に進んだ日本は、一時は最下位に転落しながらも、北朝鮮と宿敵(と、当時言っていいものかどうか悩むくらい勝てない相手だったが)韓国を降し、最終戦に臨んでいた。相手はイラク。この時点で首位に立っていた日本は、勝ちさえすれば文句なしに初のW杯出場が決まる。日本中の目が、かつて無い熱気で日本サッカーを見つめていた。 試合は開始5分で日本が先制点を奪い、後半にいったん同点に追いつかれたが、69分にラモス瑠偉が放ったスルーパスに中山雅史が反応して
小さなうねりが起こっている。 9月3日にカンボジア、同8日にアフガニスタンとのW杯アジア2次予選に臨んだ日本は、予定どおりに勝点6を積み上げた。カンボジア戦まで湿りがちだった攻撃陣は、アフガニスタン戦で久しぶりに大量得点を記録した。香川真司が、岡崎慎司が、本田圭佑が、原口元気が、称賛に包まれている。 大切な事実がひとつ、見落とされている。 長く正GKを務めてきた川島永嗣がいないなかで、日本は2試合連続無失点を記録したのである。32歳の経験者はスタンダール・リエージュ退団後の新たな所属先を見つけられず、23人のリストから外れていた。 川島に代わってゴールマウスを任されたのは、浦和レッズ所属の西川周作だった。本田らと同じ北京世代の守護神は、すでに29歳となっている。 アフガニスタン戦を終えた西川は、落ち着いた口調で切り出した。 「2試合連続の無失点ということで、最低限の仕事はできたかと思います
2015年8月5日に行われた東アジアカップの日韓戦は、20世紀の日韓戦のようだった。正確にはハンス・オフトが代表監督に就任する以前の、1991年までのゲームを見ているようだった。 韓国が攻め、日本がしのぐ。 韓国が攻め、日本がしのぐ。 なおも韓国は攻め、日本は耐える。 1991年以前の日韓戦と違ったのは、土壇場で失点を喫しなかったことだろう。1-1の引き分けで、日本は終了のホイッスルを聞いた。 試合後のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、「韓国は我々よりも連携が取れていて、ある程度準備が進んでいたチームだ」と話した。 ハリルホジッチ監督と同じ'82年のスペインW杯に出場したウリ・シュティーリケが、昨年10月から韓国を率いている。「日本より準備が進んでいる」のは確かだが、この日のスタメンはテストの色彩が濃い。 大会開幕時点で国際Aマッチ出場が2ケタに満たない選手が、実に7人も起用されている。そ
ハリルホジッチ氏はアジアを舐めている。 シンガポール戦にせよ、この北朝鮮戦にせよ、相手の能力を軽視し、自分の都合だけで試合に臨んでいる。さらに、状況の悪さの修正を怠っている。 誤解しないで欲しいが、私はアジアサッカーの特殊性を指摘しているのではない。むしろ、正反対だ。日本の戦闘能力はアジア屈指だから、シンガポールが守備を固めてくるのも、北朝鮮がシンプルだが高さを前面に押し立ててくるのも当然の話。これはレベルこそ違え、ドイツやアルゼンチンが各大陸の大会で苦労するのとまったく同じだ。それに対して、的確な準備をせずに試合に臨み、しかも試合中に修正ができていない。これだけ実績のある監督だけに、この2試合の失態は、氏が「アジアを舐めている」が故としか思えないのだ。 開始早々、右サイドバックに起用された遠藤航の好クロスを、敵DFを振り切った武藤雄樹が押し込んだ。五輪代表の主将と、今シーズン「化けた」攻
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