2位と17.5差 オリ独走&貯金独占で「CSやる意味あんの?」の声、SNSで再燃 議論の余地必要か
ロッテ・佐々木朗希投手(20)が24日のオリックス戦(京セラ)に先発登板し、2回の投球中に白井一行球審がマウンドへ歩み寄る場面があった。 ストライク、ボールの判定に不満そうな態度を見せた佐々木朗に対し、注意をしに向かったとみられるが、この場面について、NPB元審判部副部長の五十嵐洋一氏は「白井くんらしいなと思いましたよ。彼は真面目で熱いところがありますから。ただ、何かあるとパワハラだとか言われる今の時代だとどうなのか…」。 五十嵐氏は続けて「私が現役でやっていたころなんて、しょっちゅうありましたよ。ボール判定を不満に思い、私のほうを振り向いた捕手に対して『前向いてやれ!』と一喝したり、やじを飛ばしてきたベンチに『文句たれんとやっとけ!』と注意したこともありました。あんまり頭にきたときには『次にど真ん中投げてきてもボールにしてやろう』と思ったこともあります。どんな状況でも冷静、正確に判定しな
今年のプロ野球は、セパともに昨年最下位のヤクルト、オリックスがペナントとCSを制し、日本シリーズでは近年まれに見る激闘を見せた。いかに監督の手腕とチーム育成が大事かを球界とファンに思い知らせる十分なインパクトがあったのではないか。両チームの躍進の裏では、巨額補強を繰り返す球界の盟主・巨人がシーズンで負け越す醜態を見せ、それでも原辰徳・監督は3年契約で続投することが決まった。 【写真3枚】ビッグボスは秋季練習では選手顔負けの動きと往年の強肩を見せつけた。一方の原監督は…… 『週刊ポスト』(11月29日発売号)では、一時、噂になった「松井秀喜・監督説」がなぜ消えたかを詳細に暴いているが、そこでも巨人の監督人事に苦言を呈した重鎮OBの広岡達朗氏は、同じ取材で球界の話題をさらう「ビッグボス」新庄剛志・日本ハム監督を絶賛していた。 * * * 新庄の言ってることは正しいですよ。「ピッチャーもバッター
しかし、それ以外の投手を見れば、9回完投は、シーズンで1、2度あれば御の字というレベルで常に後続投手の救援を仰いでいる。優勝を目指す先発投手陣としては、これでは貧弱だ。桑田氏はその気になれば「9回完投135球」が余裕で可能な投手を作ろうとしているのだろう。 ポイントになるのは「イニング当たりの球数」 ポイントになるのは「イニング当たりの球数」だ。9回135球は、1イニング当たり15球。これは投球数の目安となる基本の数字だが、現在のNPBではこの数字をクリアする投手はほとんどいない。 <2020年の規定投球回数以上の投手の1イニング当たりの平均投球数> 〇パ・リーグ 千賀滉大(ソ)17.32 山本由伸(オ)15.48 有原航平(日)15.54 涌井秀章(楽)16.38 高橋光成(西)16.83 美馬学(ロ)15.26 田嶋大樹(オ)17.01 石川歩(ロ)15.55 〇セ・リーグ 大野雄大(
日本シリーズについて「全てにおいて、われわれは劣っていた」と語った原辰徳監督。巨人はDH制の導入に前向きだが…… セ・リーグの来季の指名打者制度導入がなくなった。 セ・リーグは12月14日に理事会を開催。席上、巨人・山口寿一オーナー(読売新聞グループ本社代表取締役社長)が文書を提出し、来季の指名打者制度の暫定導入を提案した。しかし、この提案に他球団はこぞって反対し、来季導入は事実上の見送りとなった。 「今の段階では来季、(指名打者制度を)入れるのは止めましょうという感じです。セ・リーグを強くすることについては、永続的に考えていかないといけないというまとめ方です」 理事会後にこう語ったのは阪神の谷本修球団本部長だった。 巨人の提案は全く相手にされなかった 新型コロナウイルスの蔓延に収束の気配が見えないばかりか、むしろ拡大の様相を見せる中での理事会。すでに発表された2021年の日程では3月26
今オフはフリーエージェント(FA)権を行使した場合に争奪戦が予想されたヤクルト・山田哲人、中日・大野雄大が残留を表明したため、静かなストーブリーグとなっている。ただ、巨人は別だ。同一リーグのDeNA・梶谷隆幸と井納翔一の獲得に成功。セ・リーグ4連覇に向けて補強ポイントに合致する選手として口説き落とした。 【写真】「平成で最もカッコいいバッティングフォーム」はこの選手! 1993年オフに導入されたFA制度で、巨人は獲得選手が28人と2位・ソフトバンクの13人の2倍以上で断トツに多い。落合博満、広沢克実、清原和博、工藤公康、江藤智、小笠原道大、村田修一、杉内俊哉、山口俊、丸佳浩……。豊富な資金力と巨人というブランドで、各球団の主軸やエースを獲得してチームの中心に据えてきた。 ただ、昨オフは様相が異なった。FA宣言した美馬学(現・ロッテ)、鈴木大地(現・楽天)の獲得に名乗りを上げたが縁がなく、2
「来年はダメでも良いんやないのか」 広島東洋カープOB正田耕三から、衝撃的な言葉が聞かれた。 【写真】イチローが「本当の天才」と言った男とは? 3連覇から一気に転落した赤ヘル軍団。立て直しには時間と労力が必要になりそうだ。 「過渡期を迎えていてしばらく時間がかかる。佐々岡真司監督は1年契約なので、球団もどう判断するのか。本来なら3年くらいかけてチームを根本から立て直したかった。今年は種まきをしたかったけど、それができなかった。1年遅れで来年は種まきからやるくらいじゃないと、根本的な立て直しは難しい。やるべきことは多い」 広島は16年からリーグ3連覇を達成、攻守で圧倒的なチーム力を身につけた。同時に社会的ブームになった“カープ女子”など新規ファン獲得にも成功。かつての地方マイナー球団のイメージを払拭し、全国的に名だたる人気チームに変貌を遂げた。 しかしその期間も長くは続かなかった。チームはた
亡くなった野村克也さんが、最後まで嫌った「8人の男たち」 バラエティ 投稿日:2020.02.21 11:00FLASH編集部 「こんな老兵に、聞くことなんてあるのか?」 野村克也氏(享年84)へのインタビューは、いつもこの言葉から始まった。 本誌が初めて野村氏に取材する機会に恵まれたのは、2013年9月のこと。以来、2019年10月までに、その回数は20回以上に及んだ。球界の将来を憂うがゆえに、批判は辛辣。取材中、話が脱線すると、“プロ野球をダメにした男たち” への悪態をつく。 【写真:若き日の野村夫妻】 ●原辰徳、高橋由伸 もっとも名前が挙がったのが、巨人・原辰徳監督だ。 「名将? まさか。彼はエリート然とした “お坊ちゃん”。あの成績は、(巨人の)財力と組織力のおかげ。原に、『監督論』を聞いてみたいね。 彼がNHKの評論家時代に、カル・リプケンをスタジオに迎えたことがあった。そこで、
若大将の球界改革提言、第2弾―。巨人・原辰徳監督(61)が4日、FAによる人的補償制度の撤廃を訴える私案を披露した。FAは選手の権利であり、尊重すべきと考える指揮官は「人的補償はなくす必要がある。そしたら他のチームも、もっと参戦すると思う」と意見。人的補償の存在が“足かせ”となっているのでは、と疑問を呈した。また、今オフのFA権行使を受け、本格調査していた楽天・美馬学投手(33)、ロッテ・鈴木大地内野手(30)の獲得へ正式に動き出す方針を明らかにした。 覚悟を決めて、原監督が再び物申した。今オフにFA宣言した選手との交渉が3日から解禁となり、FA戦線がいよいよヒートアップしてきたこのタイミングで、声を上げた。「人的補償はなくす必要がある。そしたら他のチームも、もっと参戦すると思う」。あくまで私案と位置づけて訴えたのは、FAによる人的補償制度の撤廃。先日はセ・リーグもDH制を導入すべきと声を
「巨人軍は永久に不滅です!」 45年前、10連覇を中日ドラゴンズに阻止された巨人の最終戦は、背番号3・長嶋茂雄の引退試合となった。 試合後のあいさつで、長嶋は声を張り上げ、こう言った。 ところが巨人戦のテレビ中継は、1990年代から視聴率を落とし始め、2006年以降は一桁に低迷した。 そして今シーズン、6年ぶりに日本シリーズに進出した巨人は、ソフトバンクに4連敗と散った。しかも関東地区の4試合平均視聴率は9.5%。日本シリーズの平均視聴率が初めて一桁に終わったのである。 もはや関東の地上波テレビでは、巨人戦中継はオワコンなのか。 現実を検証してみた。 日本シリーズでもお荷物10月19日から始まった今年の日本シリーズは、ソフトバンクの4連勝で幕を閉じた。 ビデオリサーチが計測する関東地区の世帯視聴率は、8.4%・7.3%・9.7%・11.8%。全試合の平均は9.4%と一桁だった。 フジテレビ
公式戦抽選券配布で大混乱 途中打ち切りで抗議殺到 3枚 広島カープの今季公式戦の入場券購入のために必要となる抽選券の配布が25日、マツダスタジアムで行われたが、球団の想定を上回る約5万人が詰めかけ、途中で配布が打ち切られた。多くの人が抽選券を手にできず、抗議する人が続出。球場周辺が大混乱した。 これまでチケット販売は先着順だったが、転売目的などの買い占めを防ぎ、多くの人に購入機会を提供するため、今年から抽選制に変更された。 球団は事前に「午前11時までに来場した人に抽選券を配布する」と発表していた。今回配布されたのは、3月1日に窓口販売する1300人、及び3月2日に窓口販売する800人の計2100人を選出するための抽選券。球団は「2100人を超えても、来場した人すべてに配布する」としていた。 しかし、実際には午前11時前に球場に来ても大行列ができており、その列も広島駅方面だけでなく、別方面
巨人にしんみりムードが広がっている――。長野久義外野手(34)が21日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3000万円増の2億2000万円でサインした。ただ年俸アップにも背番号7に笑顔はない。会見で口を突いて出たのは、人的補償により西武へ移籍した兄貴分・内海哲也投手(36)への思いだった。とはいえ、今は選手の誰もが明日は我が身。残る広島の選択に球団内は戦々恐々だ。 会見場には口を真一文字に結んで現れた。うれしいはずのアップ評価にも、長野は白い歯を見せず「満足するシーズンではなかったし、個人的なことよりチームが4年連続で優勝を逃していることが悔しい」と唇をかんだ。 今季は規定打席に未到達ながら116試合で打率2割9分、13本塁打、52打点。入団から9年連続で2桁本塁打をマークした。8月末に故障で登録抹消。実際は脇腹肉離れの重症だったが、9月中旬に驚異的なスピードで復帰すると、クライマック
広島が7日、巨人にFA移籍した丸佳浩外野手(29)の人的補償として長野久義外野手(34)を獲得したことを発表した。 ◇ ◇ 優勝しなければいけない、チームを強くしなければいけないというのは分かるが、大事なのは何なのかな。とても残念というか、寂しい。FAで選手を取ったそのツケが来るというのは分かっている。しかし優勝へ向け「よし、行くぞ!」という時にチームの中心となるベテラン選手がたて続けにいなくなるのはどうなのか。選手は「自分だってどうなるか分からない」という不安な気持ちになる。これでチームが1つになれるのか。チームに良い空気は流れないと思う。 私は89年にトレードで巨人から中日への移籍を経験した。当時の監督の藤田さんには「残してください。2桁勝ちます。ダメだったらトレードしてください」と言ったがトレードが決まった。断れば定岡(正二)のように引退するしかなかった。まだ野球をやりた
悪天候などで試合中止が相次いでいるセ・リーグは20日、アグリーメント(申し合わせ事項)に基づき、クライマックスシリーズ(CS)出場球団は同開幕予定日の2日前の10月11日終了時点の順位をもって確定するとした。現時点で全日程終了は10月9日だが、阪神は今月26日から14連戦が組まれるなど、今後の天候次第では11日までに日程を消化できないこともあり得る。その場合、最終順位とは異なり、BクラスのチームがCS進出の可能性も出てきた。 【写真】初回、スパイクの裏についた土を気にするジョンソン。「阪神の日程が厳しいという理由で…」と苦言 マツダスタジアムの広島―阪神戦の試合終了は午前0時3分。試合開始を遅らせ、試合中も何度も中断、グラウンド整備を行いながら、何とか試合終了にこぎつけた。2日がかりの試合は、プロ野球史上14度目だが、9回試合では史上初めてとなった。 試合を成立させたい事情があった。セ・リ
メジャーリーグの表現を借りるなら、4月19日の松坂大輔の敗戦は「タフ・ロス」ということになる。 直訳すれば不運な負け。日本のファンにもすっかり定着したクオリティ・スタート(QS)、つまり6イニング以上、自責点3以内という好投が報われず、打線に見殺しにされた敗戦を意味する。もちろん反対語もあり、QSの条件を満たさずに勝利投手となることは「チープ・ウィン」と呼ばれる。 移籍後2試合目の阪神戦(ナゴヤドーム)での松坂は、7イニングを2失点で自責点1。これまたMLBでの指標ではハイクオリティ・スタート(7イニング以上、自責点2以下)となる。 もっとも、ここに松坂の満足感はない。「自分のミスからだから、悔しさしかない」と振り返ったように、自責点にならなかった1点は、不運ではなく松坂自身の失策がからんでいるからだ。 123球を投げた翌日以降も右肩に異変なし。 4回、先頭の西岡の平凡なゴロを捕り損ね、グ
江夏氏、ショック-「江夏の21球」などで23日に死去した元広島の衣笠祥雄さんと公私にわたる親交が広く知られる江夏豊氏(69=野球解説者)は24日、ショックを隠せない様子だ。この日、松山坊ちゃん球場でのヤクルト-阪神戦を解説するため、羽田空港から松山入り。松山空港で報道陣に対応した。 「ふ~っ」とため息をついた江夏氏は「しょうがないよな。順番だから」とポツリ。これまでの親交を振り返るように「いいヤツを友人に持ったよ。オレの宝物だ。どっちみちワシもすぐ追い掛ける。向こうの世界で野球談議をするよ」と寂しそうに話した。
DAZNは2月16日、2018年に放映するスポーツコンテンツの詳細について発表した。プロ野球と男子プロバスケットボール「B.LEAGUE」などが新たに加わる。 追加するのは、プロ野球セ・リーグ5球団、パ・リーグ6球団の計11球団のオープン戦の一部と公式戦主催全試合と、プレミアリーグ、ラ・リーガサンタンデールの全試合と、UEFAチャンピオンズリーグ、UEFAヨーロッパリーグ、UEFAスーパーカップの2018~2019シーズン~2020~2021シーズンの欧州サッカー、B.LEAGUEの男子プロバスケットボール。 公益社団法人 日本プロサッカーリーグと契約を結んだJリーグに対し、プロ野球は個別に球団と契約しているとのこと。セ・リーグに関しては、5月にサービスを終了するソフトバンクのスポーツ専門ライブ映像配信サービス「スポナビライブ」の契約を引き継いだが、パ・リーグは「スポナビライブとは関係ない
昨年、NPBの公式戦の観客動員は、2513万9463人を記録した。これは実数発表を始めた2005年以降では最多。2005年は1992万4613人だから、12年で500万人以上増加した。今回は、「観客動員」の数字についていろいろ考えてみる。 昭和の昔、プロ野球の観客動員数は「いい加減な数字」の代表のようだった。私の通った高校では、適当なことをいう奴に「プロ野球の観客数みたいなこと言うな」と言ったものだ。 後楽園球場の巨人阪神戦は判で押したように「5万人」。でも、実数発表の日本シリーズでは「4万2182人」。そもそも後楽園球場のキャパは「4万2337人」だったから、5万人も入るはずがないのだ。 同時期のパ・リーグの球場には閑古鳥が鳴いていた。シーズン終盤、順位が決まった後の大阪球場なんか、「1人、2人」と数えられるくらい少なく、うすら寒い景色が広がっていたが、発表は「1000人」。 翌日、朝刊
大きな見出しを見て、本人はどう思っただろうか。 6日付の日刊スポーツは1面でデカデカと「清宮 恋愛禁止」と報じた。何事かと思ったら、日本ハムの栗山監督が、20歳まで恋愛や娯楽はひとまず置いて、野球に集中して欲しいと期待したという内容だった。 その栗山監督は規律正しい合宿所生活こそが「野球に集中」できるベースになると思っているに違いないが、昭和の頃に比べると大きく様変わりしたプロ野球界にあって、50年前と変わらないのがこの合宿所生活だ。新人は既婚者以外、年明け早々に大きな荷物を持って合宿所に入り、同僚や先輩たちと同じ釜の飯を食うことになる。 例えば、清宮が入る日本ハムの勇翔寮は千葉県鎌ケ谷市のファイターズタウンの敷地内にある。かつてはダルビッシュや中田翔もここで寝泊まりし、今オフメジャー移籍が濃厚な大谷の生活拠点でもあった。 大谷は栗山監督の方針で外出は許可制になっていたが、清宮にも「当然も
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