サッカー日本代表は4日、2014年ワールドカップ(W杯)・ブラジル大会の出場を決めた。埼玉スタジアムで行われたアジア最終予選のオーストラリア代表戦で1−1と引き分け、世界最速で5大会連続5度目のW杯切符を手にした。引き分け以上で本大会出場が決まる日本は82分に先制を許したが、試合終了間際にPKを獲得。これを本田圭佑が豪快に蹴り込み、同点に追いついた。 劇的な形でW杯出場を決めた日本だが、オーストラリア戦では課題も多く見受けられた。この一戦を、元日本代表としてW杯予選を戦った経験を持つ三浦淳寛氏に分析してもらいながら、本大会で勝つために今後求められることを語ってもらった。 前半は、オーストラリアが前に来ていた分、難しい試合になりました。(ティム・)ケーヒルのヘッドなどピンチもありました。しかし、後半は香川(真司)が左サイドに張って、アタッキングサードから仕掛ける場面も増え、ペースを握ったと思