2015/12/10 ついに、都心に3万人以上を収容できるサッカー専用スタジアムが生まれる可能性が出てきた。 サッカー界で積年の課題となっていたスタジアム問題だが、首都である東京での建設実現となれば影響力ははかりしれない。一気に全国に波及し、日本のスポーツビジネスを新たなステージに引き上げることも、十分にあり得るはずだ。 日本スポーツ界に風穴をあけるような計画の実現性はどれほどなのか──。東京ヴェルディの羽生英之社長が明かした。 羽生英之(はにゅう・ひでゆき) 1964年生まれ。JR東日本に入社後、東日本JR古河フットボールクラブ(現・ジェフユナイテッド市原・千葉)へ出向。その後、Jリーグに転じて、2005年から事務局長を務める。2010年に親会社の撤退で経営難に陥っていた東京ヴェルディの再建のため、事務局長との兼務で同クラブの社長に就任。クラブの存続に奔走した。同年10月にJリーグ事務局