アルゼンチン・ユース衰退の理由
独自の育成術「ハナサカクラブ」ロンドンに3人…C大阪 扇原貴宏(MF、20歳) サッカー男子のロンドン五輪代表メンバー18人の中に、C大阪からMF山口蛍(21)、扇原貴宏(20)、期限付き移籍中の東京VからFW杉本健勇(19)が選出された。3人はいずれもC大阪U―18出身で、07年に始動したC大阪独自の育成システム「ハナサカクラブ」の1~3期生。有望な若手を輩出し続ける秘密に迫った。 1つの実りの時を迎えた。五輪代表18人の中に「ハナサカクラブ」から巣立った3選手。「支援してくれている人の喜びはひとしおだと思う」。発案者の宮本功・育成部長は感慨深げに語った。 「ハナサカクラブ」はサポーターから募った出資の全額を育成組織の費用補助に充てる基金のこと。きっかけは、05年の宮本部長(当時統括部マネジャー)のプレミアリーグ視察だった。多くのサポーターが500円ほどの宝くじを購入。売り上げの半額が抽
7月29日、東京都内でチャリティーセミナー「日本サッカーをいかに育むべきか」が開催された。サッカージャーナリスト養成講座の主催。元FC東京、元 U-17日本代表監督の城福浩氏と、サッカージャーナリストで当養成講座の講師も務める小澤一郎氏がパネリストとして出演した。司会進行は、同養成講座の アカデミー長で、『ワールドサッカーキング』や『Jリーグサッカーキング』の編集人などを兼任する岩本義弘が務めた。 テーマは主に若年層からの育成論で、セミナーの冒頭では、ナショナルトレセンのコーチや、U-15、U-16、U-17と、10代の日本代表監督を歴任 した城福氏が日本サッカー界における育成の現状を解説。城福氏は、日本のトップであるべきJクラブのアカデミーが存在する一方、実際、日本代表には高体連 (高校サッカー)経由の選手が多い点を挙げ、「この現実を受け止めないといけない。そこには向かい合わなければい
日本中が歓喜に沸いたサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のワールドカップ制覇。まさか、まさかサッカー後進国の日本が、こんなにもはやくワールドカップを制覇できるなんて……少なからずサッカーに携わってきた者として、喜びの中に驚きが含まれていたのは本音である。 さて、なでしこジャパンや各選手への賞賛はさまざまなメディアが行っているので、ここでは彼女らをとりまく環境について言及しておこう。 すでにたびたび報道されていると思うが、女子サッカーは日本においてあまりにもマイナーなスポーツである。マイナーであるとはつまり、それだけで飯が食える選手がほんの一握りにすぎないということだ。聞くところによれば、ワールドカップでMVP&得点王という、名実ともに世界トップの選手となった澤でさえ年収は300万ほどだとか。しかもこれは、バイトなどで稼いだお金を加えての数字だというから驚かされる(数字は諸説あるようなの
U16代表が技巧的な攻撃とバランスのとれた試合運びを見せて、堂々とワールドジュニアユース出場を決めた。世界大会は3回連続出場、以前は中々この世代は、世界大会に出られなかったのだから隔世の感もある。かつて常勝を誇ったユース代表の2大会連続の世界進出失敗を併せて考えると、「日本サッカー全体の若年育成は上々に進んでいるが、ベストメンバで戦えないユースは苦戦している」と言う仮説が成立するのかもしれない(もっとも、先日の広州での中国への完勝を考えると、やはりか(以下略))。 準々決勝で日本は、イラクとの美しい攻め合いを制し、世界大会出場を決めた。イラクは日本と並び、アジアでは最もボールを大事にして丁寧なサッカーをする国(07年アジアカップやアテネ五輪のように1カ所集中開催の大会だと抜群の強さを発揮するが、H&Aでは中々勝てないのは、現在の「国情」のためなのだろう、この国が安定した強さを発揮してくれれ
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