■英国、現金が最多の決済手段でなくなる見通し 英紙イブニング・スタンダード(ES)は4月12日付の記事で、英国が10年以内に完全なキャッシュレス社会になるとの予測を掲載した。この予測をしているのは、フィンテックの新興企業、レボリュートの共同創設者、ヴラド・ヤツェンコ氏だ。 イギリスの住宅難に乗じて、家賃の代わりに性的な見返りを求める行為が社会問題化 英国では、カードや携帯などでの非接触型決済が都市部を中心に急速に進んでおり、現金を全く受け付けないカフェも出てきている。2年前の2016年、ロンドン市民2000人を対象に行われた調査では、回答者の4分の3近くが、ロンドンが完全にキャッシュレスになるのは2036年と予測していた。この2年で、キャッシュレス化の勢いが強まったことがうかがえる。 英紙ガーディアンは今年2月、英国における決済方法として現在最も多いのは現金だが、年内にはデビッドカードがこ