読者のみなさんは小さいころ、将来何になろうとしていましたか。サッカー選手や宇宙飛行士、中には、ウルトラマンにあこがれていた、なんて人もいるかもしれません。しかし、多くの人はその夢や計画を人生のあるタイミングで変えて、まったく別のことをやっているのではないでしょうか。 成功している多くの経営者やビジネスマン、学者たちの中にも、インタビューなどで過去の経歴について語るとき「最初自分は○○になろうとしていた」と言い、子どもの頃なろうとしていたものとは別の職業に就いているケースがしばしば見られます。ある調査によると、18歳の時になろうと考えていた職業に実際就いている人は、8%ほどしかいないのだそうです。 このように、人生とは、多くの場合、様々な出会いから進路を変え、当初は予想もしていなかったような道を歩むことになるものなのです。 そんな、つかみどころのないキャリアの流れ。いくら人生設計を考えても結