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音楽に関するeveryloveryのブックマーク (212)

  • never young beachが語る「ただハッピーと思われるのは違う」 | CINRA

    never young beach(以下、ネバヤン)の1stアルバム『YASHINOKI HOUSE』はまさに発明だった。「1970年代の日語フォークと、2000年代以降の海外のトロピカルなインディーロックの融合」という、誰もが思いつきそうで、誰も思いつかなかったこと。それを最良の形で作品に仕上げてみせたからこそ、ネバヤンの名前は多くの人に知られることとなったのだ。その分、次の作品に対するプレッシャーは相当なものだったと思うが、彼らは期待を大きく上回る新作を見事作り上げてみせた。 2ndアルバムの『fam fam』というタイトルは、スラングで「血縁の家族、堅い絆で結ばれた仲間」を意味している。バンドの中心人物である安部勇磨はこの1年でさまざまな出会いと別れを経験し、特に「別れ」は『fam fam』の裏テーマだと言っても過言ではない。しかし、安部は別れを悲観的に捉えることなく、今を楽しむた

    never young beachが語る「ただハッピーと思われるのは違う」 | CINRA
  • クイック・ジャパン 1994年Vol.1 小沢健二×鶴見済 - 昼の軍隊

    『クイック・ジャパン』創刊号は1994年8月にに刊行された。その前年に出た創刊準備号は、当時飛鳥新社の編集者だった赤田祐一が自腹を切って刊行にこぎつけたものだった(社長からは「俺にはひとつもわからねえ」と言われたらしい)。創刊号からは版元が太田出版に代わり、赤田も同出版社に移籍している。「好きにやらせてくれる」というのが移籍の理由であり、当初赤田は給与の額すら知らなかったとか。 創刊号の企画は、竹熊健太郎「石原豪人インタビュー」、中森明夫「東京シド&ナンシー伝説」、井上三太「ゴミババアの秘密」、小沢健二×鶴見済対談など。ここでは小沢×鶴見のものを引用していこう。鶴見はあの『完全自殺マニュアル』の鶴見である。 小沢 (前略)だけど中学、高校って、自殺にモーレツに興味あるじゃん?語ったりしてさ。 鶴見 興味ありました? 小沢 僕ね、中学二年くらいまでメチャクチャ人生調子が良くて。けっこう友達

    クイック・ジャパン 1994年Vol.1 小沢健二×鶴見済 - 昼の軍隊
  • 「Coming Next Artists」特集 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

    毎年多くの新人アーティストが登場する音楽シーン。日レコード協会所属の正会員レーベル18社からも数多くの次世代アーティストがデビューを果たし、音楽ファンにさまざまなサウンドを届けている。音楽ナタリーと日レコード協会の連携企画となる「Coming Next Artists」では、各レーベルがプッシュする次世代アーティストたちを1年間にわたって紹介。先輩アーティストや音楽プロデューサー、俳優、モデルといった各界の音楽好きがパーソナリティを務め、それぞれの視点から新人たちの魅力に迫る。 イラスト / Washio Tomoyuki

    「Coming Next Artists」特集 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
  • 高橋幸宏&小山田圭吾が新バンド結成で見つめ直す、バンド論の今 | CINRA

    CORNELIUSが音楽を担当する『攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone』のエンディングテーマを、高橋幸宏 & METAFIVE(小山田圭吾 × 砂原良徳 × TOWA TEI × ゴンドウトモヒコ × LEO今井)が担当する。1980年代初頭のYMOおよび高橋のテクノサウンドを、YMOチルドレンを集めて再現するという、コロンブスの卵的な発想によって生まれたこのバンド。今年1月にEX THEATER ROPPONGIで行われた『テクノ・リサイタル』が大きな話題を呼び、『TAICOCLUB』や『WORLD HAPPINESS』にも出演をしているが、オリジナル曲の制作は今回が初めて。日が世界に誇るSFアニメに、日が世界に誇るテクノアーティスト(の生まれ変わり)が楽曲を提供するというのは、何とも不思議な縁が感じられる。 その『攻殻機動隊ARISE』完結

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  • &w[and w] | 朝日新聞デジタルマガジン&[and]

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  • Cornelius「Mellow Waves」インタビュー|10年半ぶりのアルバムをより深く楽しむためのサブテキスト (1/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

    ナタリー 音楽 特集・インタビュー Cornelius Cornelius「Mellow Waves」インタビュー Cornelius「Mellow Waves」 PR 2017年6月28日 Corneliusの10年半ぶりの新作「Mellow Waves」がついに完成。オリジナルアルバムとしてはひさしぶりだが、その間、Salyuのプロジェクト・salyu × salyuのプロデュースをはじめ、映画テレビ番組のサントラ制作、高橋幸宏を中心にしたバンド・METAFIVEへの参加など、Cornelius=小山田圭吾はとどまることなく動き続けてきた。そうしたさまざまなプロジェクトからの刺激も受けながら完成させた作は、メロディを重視した歌モノが中心になっており、サウンド面では2006年発売の前作「Sensuous」とは違ったアプローチを展開。坂慎太郎が提供した歌詞や、イギリスのロックバンド・

    Cornelius「Mellow Waves」インタビュー|10年半ぶりのアルバムをより深く楽しむためのサブテキスト (1/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
  • Corneliusが11年ぶりのアルバムを語る。この11年何があった? | CINRA

    「2017年最大の話題作」と言っても決して大げさではないだろう。Corneliusの新作『Mellow Waves』が遂に完成した。前作『SENSUOUS』の発表後、小山田圭吾はsalyu×salyuやMETAFIVE、『攻殻機動隊』や『デザインあ』など、様々なプロジェクトに関わってきたが、Cornelius名義のオリジナルアルバムは実に11年ぶり。近年創作のパートナーとなっている坂慎太郎を作詞に迎えたリードトラック“あなたがいるなら”はすでに国を超えて話題となり、世界中のファンがアルバムの到着を待っている。 歌の比重が増え、トレモロによる揺らぎのある音像が支配する楽曲。時間の流れを描き、夢と現実を行き来するような世界観。銅版画家の中林忠良によるモノクロームのジャケット。語るべきポイントは無数にある。その解釈は聴き手それぞれに委ねようと思うが、『Mellow Waves』という作品が20

    Corneliusが11年ぶりのアルバムを語る。この11年何があった? | CINRA
  • メジャーは危ない? 意気揚々とデビューしたSANABAGUN.の葛藤 | CINRA

    「もはやメジャーとインディーに差はない」。このフレーズは2010年代において、いやもっと前からとっくに常套句となっているわけだが、それは100%正解であると同時に、100%間違っている。このフレーズの質は「もはやひとつの物差しで優劣を測れる時代ではない」ということであり、現在において最も重要なのは「アーティスト自身の意志」である。つまり、そのアーティストがマスでの成功を夢見るのであれば、マンパワーがあり、宣伝力のあるメジャーが有利なのは今も変わらないし、関わる人数が多い分、混乱が生じやすいということも、やはり変わらないのだ。 ジャズやヒップホップをベースとした音楽性で成り上がりを目論むストリート発の8人組SANABAGUN.が、ビクター内レーベル・CONNECTONEからメジャーデビューを果たしたのは昨年の10月。スーツを着込んでの華々しいアー写が印象的だったが、新作『デンジャー』では一

    メジャーは危ない? 意気揚々とデビューしたSANABAGUN.の葛藤 | CINRA
  • 大貫妙子が語る、何かを成すのではなく未来へ繋げるという人生観 | CINRA

    ソロデビュー40周年を迎えた大貫妙子が、それを記念したボックスセット『パラレルワールド』を発表する。山下達郎らとのシュガー・ベイブでキャリアをスタートさせ、1976年にソロデビューアルバム『グレイスカイズ』をリリースすると、その後も坂龍一や小林武史といったプロデューサーとのコラボレーションで数多くの名作を発表。近年では坂とのひさびさの共作となった『UTAU』が大きな話題を呼び、小松亮太との『Tint』では『日レコード大賞』の優秀アルバム賞を受賞している。また、現在の「シティポップ」の流行もあって、若いミュージシャンとの会話のなかで、彼女の名前が挙がる機会が増えているのも確かだ。 今回の取材では「今だからこそ訊きたいこと」を様々な角度から質問すると、大貫はその一つひとつに対して丁寧に(ときに大胆に)答えてくれた。そこから浮かび上がってきたのは、メロディーとサウンドに対する絶対的な信頼の

    大貫妙子が語る、何かを成すのではなく未来へ繋げるという人生観 | CINRA
  • 「ミュージシャンは積極的配信を」 七尾旅人が語る (1/5)

    シンガーソングライター・七尾旅人。 ささやくような歌声からプリンスのようなシャウトまで、圧倒的なボイスコントロール、そしてガットギターを抱えた風貌からはうまく想像できないが、人一倍インターネットの可能性を感じ、それを音楽活動に取り込もうとしているミュージシャンの一人だ。 7月7日に発売された3年ぶりの新譜「billion voices」はTwitterやYouTubeなどのパーソナルメディアで「何億もの声が顕在化している状況」を捉えたアルバムという。 アルバムは先行配信曲の「検索少年」※、DJやけのはらと共演した「Rollin' Rollin'」を含む構成。これまで2枚組、3枚組の長大な物語として提示されてきた彼の作品としてはかなりポップで聴きやすい。音楽的にもパンクジャズからテクノサウンドまで、様々な手法を駆使して現在をとらえようとする意欲作だ。 同時に彼は「DIY STARS」という音

    「ミュージシャンは積極的配信を」 七尾旅人が語る (1/5)
  • SANABAGUN.「メジャー」特集 高岩遼×尾崎世界観(クリープハイプ)×社長(SOIL & "PIMP" SESSIONS)鼎談 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

    ナタリー 音楽 特集・インタビュー SANABAGUN.「メジャー」特集 高岩遼×尾崎世界観(クリープハイプ)×社長(SOIL & "PIMP" SESSIONS)鼎談 2015年10月21日 音楽ナタリー Power Push - 高岩遼(SANABAGUN.)×尾崎世界観(クリープハイプ)×社長(SOIL & "PIMP" SESSIONS) “メジャー”の先輩と語るSANABAGUN.の過去現在未来 管楽器2人を含む6人の楽器隊、ボーカリスト、ラッパーからなる8人組の生音ヒップホップチーム・SANABAGUN.がこのたびビクターエンタテインメント内レーベルのCONNECTONEからアルバム「メジャー」でメジャーデビューを果たした。音楽ナタリーではこれを記念して、ボーカルの高岩遼、SANABAGUN.の音源を愛聴しているというクリープハイプの尾崎世界観、同じく彼らに興味を持ちつつ、サナ

    SANABAGUN.「メジャー」特集 高岩遼×尾崎世界観(クリープハイプ)×社長(SOIL & "PIMP" SESSIONS)鼎談 - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
  • 日本の音楽に中指立てて成り上がる SANABAGUN.インタビュー | CINRA

    ソウルやファンクの世界的なリバイバル、新世代ジャズの盛り上がりなどを受けて、ここ日でもブラックミュージックがメインストリームの位置へと手をかけつつあるが、その決定打となりそうなのがこの平成生まれ、渋谷ストリート発の8人組ヒップホップチームSANABAGUN.である。音大出身のメンバーを多く擁し、確かなスキルと知識に裏打ちされたジャズベースのヒップホップはコアな音楽ファンを唸らせつつ、実はメンバー全員体育会系出身でもあり、エンターテイメント性抜群のライブもすでに高い完成度を誇る。メジャーデビューアルバム『メジャー』は、彼らから日音楽シーンに打ち込まれる一発目の銃弾というところだろう。 今回取材に応えてくれたのは、カリスマ性のあるボーカリストの高岩遼と、音楽的な中軸であるベーシストの小杉隼太。対照的なキャラクターながら、二人とも歯に衣着せぬ発言を次々繰り出すと同時に、確かなエモーションも

    日本の音楽に中指立てて成り上がる SANABAGUN.インタビュー | CINRA
  • 「音楽的なレベルは10段階で5」孤高のラッパー5lackに聞く、日本語ラップが“アングラ”から抜け出せないワケ (2015年3月24日) - エキサイトニュース

    2009年、『My Space』『Whalabout?』2枚のアルバムで、突如として日語ラップシーンに登場し、衝撃を与えたラッパー/トラックメーカー、5lack(S.L.A.C.K)。“オラオラ”感あるラップとは一線を画す、音楽性を重視した心地のよい脱力系ラップを奏で、シーンに新たな世界観を構築した。 コンスタントに作品を発表し、日語詞の表現領域を拡張し続ける一方、実兄PUNPEE、GAPPERとのユニット・PSGや、Budamunk、ISSUGIから成るSICK TEAMとしても活躍する5lackだが、注目度の高さとは裏腹に、あまりメディアの前に姿を見せることはない。そんな彼が、3月25日(水)にニューアルバム『夢から覚め。』をリリースするという情報が舞い込んできた。飄々とシーンを駆け抜ける新世代ラッパーが今の日語ラップシーンをどのように見ているか、話を聞いた。 ――5lackさん

    「音楽的なレベルは10段階で5」孤高のラッパー5lackに聞く、日本語ラップが“アングラ”から抜け出せないワケ (2015年3月24日) - エキサイトニュース
  • J-POPを経験したエミ・マイヤーが「里帰り」を語る | CINRA

    昨年は「エミ・マイヤーと永井聖一」名義で全編日語詞のJ-POPアルバムを発表し、今年に入ってからは富田ラボ feat.Emi Meyer名義で坂真綾のトリビュートアルバムに参加、さらには話題の映画『ビリギャル』で劇中歌を担当と、ますます多面的な活躍を見せるエミ・マイヤー。そんな彼女の新作は、往年の名曲のカバーを中心としたジャズスタンダード集『モノクローム』だ。 スモーキーな歌声や初期作の印象から、彼女に「ジャズ」のイメージを持っている人は少なくないと思うが、実は彼女は「ジャズシンガー」という枠に違和感を覚えていたという。しかし、作品ごとにコラボレーターを迎え、一期一会の旅を続けながら自らの音楽を形にしてきた彼女は、今回改めて「ジャズシンガー」としての自分と向き合う決心をした。この作品に収められているのは、歴史にリスペクトを捧げつつ、あくまで今を見つめようとする、エミならではのスタンダー

    J-POPを経験したエミ・マイヤーが「里帰り」を語る | CINRA
  • 小島麻由美による、中東音楽の入門講座。オススメ9作を紹介 | CINRA

    デビュー20周年の節目を迎えた小島麻由美が誰も予想していなかった驚きの共演アルバム『With Boom Pam』を発表した。共演相手はイスラエル出身、地中海のサーフロックバンド・Boom Pam。ギリシャやユダヤやアラブのルーツミュージックを元に、サーフギターとベース代わりのチューバをフィーチャーし、日でもワールドミュージックのファンやベリーダンサーを中心に人気を誇る4人組。これまでに2度来日を果たし、昨年の『フジロック』には初のイスラエルバンドとして出演している。以前から中東音楽やサーフロックなどエキゾチックな音楽を消化してきた小島ならではの冴えた縁組みだ。 今回、Boom Pamの手によって生まれ変わった小島の代表曲は10曲。日とイスラエル、アジアの東端と西端で活躍する2組は、まだ1度も会っていないにも関わらず、国境や言葉を超えた音楽ケミストリーが驚くほどバッチリ作用している。遠く

    小島麻由美による、中東音楽の入門講座。オススメ9作を紹介 | CINRA
  • SONY MDR-EX800ST “ずっと使い続けられる至高の高級イヤホン” - 2個目のブログ。

    先日、購入した高級イヤホンのレビュー。実売2万前後。イヤホンには興味がなくて数千円のモノをずっと買ってる感じの人ほどオススメです。 SONY MDR-EX800STは面白く、基的に一般コンシューマー向けのプロダクトではないのです。*1 よって、値段の割に真っ白の簡素な箱に入っているし、他のソニーのイヤホンとは違い付属品も最小限。業務用!という趣。 SONYでもっとも有名なヘッドホン、MDR-CD900STというのがある。四半世紀前の登場以来、事実上、レコーディング・スタジオのデファクト・スタンダードとして使用され続けている銘器。エンジニアが使用するモデルで、いわゆるモニター系のサウンド(音作りをしないで原音を忠実に鳴らすタイプ)がウケて一般にもヒットした。 【第27回】ソニーの定番モニター「MDR-CD900ST」の音はイマも通用するか? (1/2) - Phile-web MDR-EX

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  • 脱スタバ宣言のニール・ヤング、遺伝子組み換え作物にまだまだ吠える | CINRA

    ニール・ヤング「GOODBYE STARBUCKS!!!」宣言は続く ニール・ヤングが、「これまで毎日列に並んでラテを買ってきたが、昨日が最後になった」とし、「GOODBYE STARBUCKS!!!」を宣言したのは昨年末のこと。遺伝子組み換え作物(GMO)の使用を明記する制度を条例化したアメリカ・バーモント州に対して、バイオ化学メーカー・モンサントが、条例を差し止める訴訟を起こした。ニール・ヤングはこの訴訟にスターバックスが加わっているとし、声を上げたのだ。モンサントは、かつてはベトナム戦争の際にアメリカ軍が空からバラまいた枯葉剤を製造、その後、牛成長ホルモン剤、除草剤のラウンドアップ、GMOなどで事業を拡大してきた。とりわけ、GMOについては90%もの世界シェアを持つ。ニール・ヤングは、モンサントの主義主張に同調しようとしたスターバックスを名指しすることで、消費者の知らぬ間に荒らされて

    脱スタバ宣言のニール・ヤング、遺伝子組み換え作物にまだまだ吠える | CINRA
  • 細野晴臣 ソロ活動40周年インタビュー - 音楽ナタリー 特集・インタビュー

    細野晴臣が、最新アルバム「Heavenly Music」を発売した。ボブ・ディランやフランク&ナンシー・シナトラ、CARPENTERSらが生み出してきたスタンダードの数々のカバーを収めたこの作品は、アレンジ、ボーカル、ミックスに至るまで自身が手がけ、その独自の視座で名曲群に新たな魅力を与えている。そして細野は今年、ソロ活動40周年を迎えた。これを記念してナタリーでは細野のロングインタビューを公開。ロック、フォーク、ワールドミュージック、アンビエント、スタンダード……と縦横無尽に音楽を作り続けてきた氏に、“ソロワーク”をテーマに40年を振り返ってもらった。 取材・文 / 加藤一陽 インタビュー撮影 / 八島崇 1969年9月10日 「エイプリル・フール」 / エイプリル・フール 1970年8月5日 「はっぴいえんど」 / はっぴいえんど 1971年11月1日 「風街ろまん」 / はっぴいえん

    細野晴臣 ソロ活動40周年インタビュー - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
  • 大瀧詠一が初めて細野晴臣の部屋に入った瞬間、思わず発した言葉とは?

    細野晴臣と大瀧詠一がはじめて出会うのは1967年の春先のことだが、きっかけはもう一人の友人との出会いだった。 その前年の秋、立教大学のキャンパスにある待ち合わせ場所で、細野は指定されたベンチに座っていた。立教高校時代からの友人から、「経済学部におまえみたいに音楽にうるさいやつがいるんだ、紹介するよ」と言われていたからだ。 やがて友人に連れられてやってきた男は、ポツリと「中田です」と名乗った。それからお見合いのような形でボソボソと、探りあうような会話が始まった。 「いまどんなの気に入ってるの?」 「うーん、ポール・サイモンなんか、けっこう」 ――おっ、こいつはできるな。 「ちいさい秋みつけた」や「めだかの学校」「夏の思い出」などの作曲家、中田喜直の甥にあたる血筋に生まれた中田佳彦はギターが上手で、アソシエーションなどのソフト・ロック系にも詳しかった。 お互いの音楽への関心がわかって意気投合し

    大瀧詠一が初めて細野晴臣の部屋に入った瞬間、思わず発した言葉とは?
  • 言葉を忘れるほどの孤独が生んだ、haruka nakamuraの音楽 | CINRA

    東京在住の音楽家、haruka nakamuraが2枚組の新作『音楽のある風景』を完成させた。これまでに『grace』『twilight』、Nujabesとのコラボレーションを基にした『MELODICA』という3枚のソロ作を発表し、地元青森の夕暮れの風景を、過去・現在・未来の3つの視点で描いてきたnakamura。『音楽のある風景』は、即興をベースに作られた『twilight』を契機に編成された「haruka nakamura PIANO ENSEMBLE」によって公開録音が行われ、闇から光への軌跡を描き出した、感動的な大作である。 自由と孤独は常に隣り合わせ。haruka nakamuraの波瀾万丈な音楽人生を紐解いていくと、そんな真理を思い出さずにはいられない。しかし、彼の音楽は、孤独であることが、1人でいることが、当はいかに豊かな時間であるかということを教えてくれる。そう、結局のと

    言葉を忘れるほどの孤独が生んだ、haruka nakamuraの音楽 | CINRA