サッカーの元日本代表DFで日本フットボールリーグ(JFL)、松本山雅FCの松田直樹選手の死去から一夜明けた5日、同FC本拠地の松本市のアルウィンには献花台が設置された。サポーターが続々と訪れ、早過ぎる死を惜しんだ。 「ありがとう松田直樹」と書かれた献花台は、設置から1時間もしないうちに花束でいっぱいになった。 小学生の子ども2人と訪れた主婦近藤裕加さん(46)=安曇野市=は、回復を祈って近所の人と一緒に作った約100羽の折り鶴と花束を手向けた。「(折り鶴は)今後も松本山雅を応援する気持ちで完成させた」。7日のホーム試合は家族旅行の日程を縮めて観戦することにしたといい、「マツ(松田選手)がいない分、みんなで力を合わせて応援しないと」と話した。 木曽郡木曽町の飲食店従業員、上垣外鉄也さん(32)は「『サッカーをずっとやりたい』と言っていたのが印象的。ずっとやっててほしかった…」と無念そう