富士スピードウェイで行なわれた『スーパーGT×DTM特別交流戦』のレース2予選後に突然の引退宣言をした中嶋大祐。決勝レース終了後にレーシングドライバーを辞める理由を訊いた。 日本人初のフルタイムF1ドライバーである中嶋悟の次男である大祐は、2006年に鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラを卒業し、翌2007年に4輪レースデビューを果たした。その後2009年からイギリスF3に参戦。ポールポジションも獲得している。 2011年からは再び国内に活動の拠点を移しし、フォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)に参戦を開始。2012年からはスーパーGTにも参戦した。両カテゴリーで表彰台は何度か経験するも優勝を飾ることはできず、今回の特別交流戦が自身のレースキャリアとしては最後のレースになった。 改めて、レースを終えた大祐に話を訊くと、引退は以前から決めていたことだと答えた。 「自分の人