第73期ALSOK杯王将戦の特集ぺージです。藤井王将がタイトル戦20連覇を果たすか、菅井八段が叡王戦で敗れた屈辱を晴らすか。注目のシリーズです。
将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(16)の今年度の対局数が、昨年度の73を大きく下回りそうだ。棋戦のほとんどが勝ち上がりのトーナメント方式のため、勝てば勝つほど対局が増えるはず。調子を落としているわけではないのに、どうしてなのか? 藤井七段は昨期、61勝12敗で勝率8割3分6厘の成績を残し、29連勝も達成した。記録4部門(対局数、勝数、勝率、連勝)で1位を独占。29連勝は歴代でも1位の快挙だった。 今期も、10月31日対局分まで勝率は昨年度を上回る8割3分9厘で1位、26勝(5敗)の勝数が2位と好調を維持。10月には、31年ぶりに新人王戦の最年少優勝記録も塗り替えた。 ただ、対局数は31にとどまり、7月と9月に棋聖と王位のタイトルを相次いで奪取した首位の豊島将之二冠(28)の42と、差が開いている。このペースだと、今年度の対局数は50程度にとどまると予想される。 好調にもかかわらず、なぜ対局
棋聖戦五番勝負第3局で勝利し、同タイトルの防衛と共に通算のタイトル獲得数81期の記録を樹立した羽生善治王位=島根県江津市有福温泉町で2012年7月5日午後7時9分、内林克行撮影 将棋の羽生善治王位・棋聖(41)が5日、棋聖の防衛に成功し、7タイトルの通算獲得数を81期として、歴代単独1位となった。これまでの記録は大山康晴十五世名人が、82年に作った通算80期。羽生はデビューから26年での記録達成となった。 【大記録達成−−羽生王位の経歴、一問一答、保持していたタイトル一覧も】将棋:変幻自在「羽生マジック」…81期目タイトル この日羽生は、島根県江津市で行われた棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)の第3局で、挑戦者の中村太地六段(24)に77手で勝って3連勝。棋聖は5連覇、通算11期となった。 将棋界には名人、王将、竜王、王位、王座、棋王、棋聖の7棋戦があり、毎年タイトル戦が行われている。
印刷 仏チャンピオンと対局する羽生善治二冠 将棋の羽生善治二冠(41)が29日、フランス・ロワール地方の古城でチェスの仏チャンピオン、マキシム・バシエ・ラグラーブさん(21)とチェスで対戦し、引き分けた。ラグラーブさんが羽生二冠、森内俊之名人(41)と同時に2局指す親善対局だったが、ラグラーブさんは「日本にこんな強い選手がいることにびっくりした」と話した。 パリ近郊で、海外としては初めて開かれている国際将棋フォーラムに合わせ、仏チェス連盟が、将棋とチェスの相互理解と交流を進める行事として企画した。約50人の関係者や観光客らが見守る中、対局。会場のビランドリー城は16世紀に建てられた城館で、一般公開されている。 羽生二冠は終盤で相手のキングの詰みを逃し、最後は引き分けた。羽生二冠は「チャンスがあったと思ったが、時間がなくて読み切れなかった。でも、上出来です」と振り返った。森内名人は敗れ
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