総務省はターゲティング広告など利用者のデータ提供に関するルール整備に乗り出す。ネットの閲覧履歴のデータが第三者に提供される状況を利用者が止める仕組みをサイト運営者に義務付ける。閲覧データを分析する業者や広告配信業者は現在の仕組みでの展開は難しくなり、ネット広告のビジネスモデルの転換につながる可能性がある。プライバシー意識の高まりから世界では閲覧履歴の利用を制限する動きが加速している。日本でも利
総務省はターゲティング広告など利用者のデータ提供に関するルール整備に乗り出す。ネットの閲覧履歴のデータが第三者に提供される状況を利用者が止める仕組みをサイト運営者に義務付ける。閲覧データを分析する業者や広告配信業者は現在の仕組みでの展開は難しくなり、ネット広告のビジネスモデルの転換につながる可能性がある。プライバシー意識の高まりから世界では閲覧履歴の利用を制限する動きが加速している。日本でも利
ブラウザのタブなどに表示されるFavicon(ファビコン)は、サイトのシンボルとして重要なアイコンです。しかし、このファビコンにはCookie(クッキー)のようにユーザーを追跡可能な「スーパークッキー」の問題が潜んでいると、研究者らが警鐘を鳴らしています。 Tales of Favicons and Caches – Persistent Tracking in Modern Browsers (PDFファイル)https://www.cs.uic.edu/~polakis/papers/solomos-ndss21.pdf supercookie • workwise https://supercookie.me/workwise ファビコンとは、サイトのシンボルマークとしてタブやURLの隣などに表示される小さなアイコンのことです。 イリノイ大学シカゴ校のセキュリティー研究者らは2021
SNSに投稿された画像から住所が割り出されていました。アイドル活動をする女性が帰宅したところを襲ったとして逮捕された男は「SNSに投稿された女性の顔写真の瞳に映った景色を手がかりに住所を特定した」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。 佐藤被告は女性の熱狂的なファンで、その後の調べで「SNSに投稿された女性の顔写真の瞳に映る景色を手がかりに住んでいる場所を特定した」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。 グーグルマップのストリートビューという機能を使って、女性の瞳に映った駅の風景と特徴が似ている駅を見つけ出し、駅で待ち伏せをしてマンションを特定したということです。 また、女性がSNSで配信した動画を見て、カーテンの位置や窓の光のさしかたなどから、女性の部屋の位置まで把握していたということです。 刑事政策が専門でSNSのリスクにも詳しい首都大学東京の星周一郎教
Google I/Oプライバシー関連まとめ──Chromeのcookie対策やシークレットモード:Google I/O 2019 Google I/Oで発表されたプライバシー関連の取り組みをまとめた。「すべての人のためにより役立つGoogle」を目指すためにユーザーデータの収集は必要なので、データ収集に当たってはより安全に、透明性を強化していく。さらに、データを集めずに機械学習する「Federated Learning」も紹介した。 米Googleが5月7日(現地時間)から開催している年次開発者会議「Google I/O」で発表された、プライバシー関連をまとめる。 米FacebookのCAスキャンダルをきっかけに、Google、Amazonなどのいわゆるプラットフォーマー企業による個人データの扱いについての懸念が高まる中、Googleは基調講演で具体的な対策を幾つか示した。 スンダー・ピチ
by Priscilla Du Preez スマートスピーカーのAmazon Echoなどに搭載されている音声認識アシスタント「Amazon Alexa」を巡っては、2018年12月に録音データが無関係な第三者に送信される事例が発覚していますが、新たにニュースサイト・Bloombergにより、Alexaが聞き取った音声データはAmazonの従業員により手動でタグ付けが行われているという事実が報じられました。 Is Anyone Listening to You on Alexa? A Global Team Reviews Audio - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-04-10/is-anyone-listening-to-you-on-alexa-a-global-team-reviews-audio Am
Bluetoothはトラッキング目的にかなり広く使われている。ペットの追跡、アドオン式の追跡タグ、ビーコンなどだ。 米国時間1月28日に仕様の最新アップデートが発表され、デバイスが信号の方向性を検出できるようにする機能がBluetoothに追加された。これにより、精度と有用性が向上する見込みだ。 仕様を策定するBluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)によると、「(システムの)位置精度はセンチメートルレベル」にまで向上するという。 Bluetoothコア仕様のバージョン5.1は開発者向けに公開されている。 当然ながら、各種メーカーが最新仕様を組み込んだ製品を開発するまで、そうした製品を購入することはできない。
「なぜ、単なる十数ケタの数字の羅列が、個人情報として保護の対象になるのか、そこがさっぱり分からないんですよ。企業ごとの自主的な規制ではダメなんでしょうか…」 2015年3月10日に閣議決定した個人情報保護法の改正案(ITpro関連記事:個人情報保護法改正案を閣議決定、個人情報の定義は骨子案を踏襲)を巡り、企業や経済団体の担当者から、取材の場でこうした疑問をぶつけられた。 担当者を困惑させているのが、個人情報の定義を明確化するという名目で新たに導入される「個人識別符号」という概念だ。個人の氏名だけでなく、政府や民間企業が個人に割り当てた符号(数字や文字)を含む情報も、個人情報として保護の対象になる。 企業や経済団体は、個人情報保護法改正案のどこに、違和感を覚えているのか。経済団体への取材を基に、改めて「符号を法的保護の対象にする」ことの意味について考えてみたい。 国会審議で明らかになった個人
ベネッセの顧客情報23人分、紙に書き写して持ち出した疑い トランスコスモス元契約社員、コールセンターから ベネッセのコールセンター業務を委託しているトランスコスモスの元契約社員が、ベネッセの顧客情報23人分を不正に取得し、紙に書き写して外部に持ち出していた可能性。 ベネッセコーポレーションは3月17日、コールセンター業務を委託しているトランスコスモスの元契約社員が、ベネッセの顧客情報23人分を不正に取得し、紙に書き写して外部に持ち出していた可能性があると発表した。 昨年3月ごろから8月ごろにかけ、コールセンターで電話オペレーターを担当していたトランスコスモスの元契約社員が、ベネッセが業務委託の際に閲覧を許可した顧客23人分の苗字と電話番号(一部の顧客は氏名、住所、生年月日、所属先も含まれる)を、コールセンター施設内から持ち出した可能性があるという。 トランスコスモスによると、元契約社員は別
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
NEWS: cciとDAC、DDAI(Data Driven Advertising Initiative)を設立、行動ターゲティング広告のオプトアウトを一元管理 サイバー・コミュニケーションズ(cci)とデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は3月14日、ターゲティング広告に対するユー ザの啓発と、収集されるユーザの閲覧履歴データの透明性を確保することを目的として、DDAI(Data Driven Advertising Initiative)を設立したと発表した。 ユー ザの閲覧履歴を活用したターゲティング広告が急速に普及するなか、ユーザの行動データの収集や利用について様々な意見が出ている。一方、DSP・SSP・ Ad Exchangeなどの広告プラットフォームの普及により、ユーザから見た際に、どの事業者が広告掲載に関わっているのかが分かりにくくなってきている。 このよう
通行人などの顔を自動判別する「顔認識」方式のカメラが増えているが、このうち首都圏の商業施設や大規模マンションの29台で、断り書きなしに撮影が行われていたことが読売新聞の調べで分かった。 広告用ディスプレーに小型カメラを埋め込み、視聴した人の性別や年代を分析して顧客分析に利用するのが目的だ。設置業者は「個人を特定しておらず問題ない」としているが、専門家からは「ルール整備が必要」などの声が上がっている。 東京都江東区の大型商業施設「ららぽーと豊洲」。店舗案内を流している高さ約2メートルのディスプレーの上部に、小型カメラが設けられている。外観からは分かりにくいが、終日、客の顔を撮影し、どの広告をどんな客が見たかを分析している。ららぽーとを運営する三井不動産グループによると、2009年11月に同店で10台導入し、10年3月からは新三郷店(埼玉)でも8台稼働させているが、いずれも撮影は明示していない
関連トピックスヤフードラッグストア「ウエルシア」の店頭では、Tポイントが使えることを示すのぼりがはためいていた=東京都内Tポイントの仕組み 4千万人以上が利用する日本最大の共通ポイントサービス「Tポイント」が、ドラッグストアで会員が買った医薬品の商品名をデータとして取得し、会員に十分な説明をしないまま販促活動などに使っていることがわかった。医薬品の購買履歴には、本人が他人に明らかにしたくない情報が含まれることが多い。日本薬剤師会などは「育毛剤を買った人にかつらの広告を送ったり、関節の痛みを和らげる薬を買った人に健康食品を勧めたりしないか」と懸念。厚生労働省も問題視している。 Tポイントは、住所氏名などの個人情報を登録して会員になり、無料で発行されるTカードにためる仕組み。提携店でカードを出すと、支払額の0.5〜1%程度がポイントになり、次からの支払いで1ポイントを1円として使える。
東京メトロの30代の男性駅員が昨年、駅の業務用端末を使って、ストーカーの標的にしていた30代の女性の乗車履歴を引き出し、インターネット上に公開していたことがわかった。女性から被害の申告を受けた東京メトロは昨年3月、駅員を懲戒解雇した。 女性によると、駅員は2009年ごろから、帰宅時に女性の勤務先で待ち伏せるようになった。食事などにしつこく誘われ、夜道で尾行されたこともあった。 女性は、氏名や生年月日を登録する記名式のIC乗車券「PASMO(パスモ)」を使っていた。昨年2月、ネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」で自分の乗車履歴に関する投稿を発見。自宅の最寄り駅など約1カ月間に利用した首都圏の9駅と乗降した日付、利用したバス会社名などが書き込まれていた。 うち1駅はラブホテル街に近いとして、男性と性的関係を持ったのではという事実無根の内容も書かれた。女性の名前はなかったが、事実上個人を特定できる
約230人のブロガーによって、ITにまつわる時事情報などが日々発信されているビジネス・ブログメディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」。今回は、その中から「自転車」「URLの賞味期限」「携帯電話」について紹介しよう。 ここ最近、不景気にエコブームも手伝ってか、自転車を利用する人が増えている。テレビでホステスが通勤に自転車を使っている風景が映されるくらいだ。 そうなると、自転車にまつわるトラブルも当然増加する。本稿で何度か取り上げてきたマナーに関することもさることながら、自転車の駐車スペース問題は拡大の一途をたどっている。磯島大氏「天下夢想onオルタナティブBLOG」の自転車が停められるところをお巡りさんに聞いてみると?では、「もしもお巡りさんが近くにいた場合、自転車を停められる場所を尋ねると、どのような回答が返ってくるか」と問い掛けた。3つの選択肢のうち「当てはまらないもの」を選ぶ
SNSで生年月日を公表したり、子供の写真を投稿したりしているユーザーが多いことが、米消費者情報誌の調査で判明した。 米消費者情報誌「コンシューマー・リポート」は、米国の成人を対象にSNSの利用動向調査を実施した結果を発表した。SNSで自分や家族の情報を公表し過ぎてしまうユーザーが多数いると報告した。 SNSで生年月日を公表しているユーザーは全体の38%だった。米最大手のFacebookユーザーに限ると42%に上った。子供がいるユーザーのうち、45%が子供の写真を投稿したことがあり、自分の住所を公表しているユーザーも8%いた。 SNSがユーザー保護のために提供しているプライバシーコントロール機能を使ったことがないという人も多く、Facebookユーザーの23%は、サイトにプライバシーコントロール機能があることを知らない、または使っていないと答えた。 SNSでマルウェア感染、詐欺、嫌がらせなど
■ 楽天ad4Uの隠しリンクを露出させるユーザスタイルシート 脆弱性を突いてブラウザの閲覧履歴を調べるという禁じ手に手を出した、掟破りの(自称「次世代」)行動ターゲティング広告「楽天ad4U」について、amachangの「IEのinnerHTMLやappendChildで要素が挿入された瞬間を取得する方法」を参考に、その隠しリンクを露出させるユーザスタイルシートを作ってみた。(Internet Explorer用。) #ad4u_list { display: expression(function() { if (!this.__mark) { this.__mark = true; // alert(this.innerHTML); var o = '<div style="overflow:scroll; border:dashed 4px red;">'; o = o + this
米Googleは5月19日、ユーザーがオンラインで自分の医療情報を管理できるサービス「Google Health」を一般公開した。 同サービスは、ユーザーが自分の医療関連情報を1カ所で保存、管理できるようにする。利用は無料で、Googleのアカウントが必要。ユーザーは症状やアレルギー情報、服薬情報など自分の医療情報を好きなだけ入力でき、「Reference」リンクから疾患や治療に関する情報を見ることもできる。 提携先の病院や薬局のサイトから医療記録をインポートすることも可能だ。GoogleはBeth Israel Deaconess Medical Center、Cleveland Clinic MyChartなどの医療機関や、Cleveland Clinic MyConsult、ePillBox.infoなど医療関連サービスを提供するサードパーティーと提携している。 ユーザーが新たな情報
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