活発な前線の影響で、九州北部を中心に発達した雨雲が流れ込み、局地的に激しい雨が降っていて、大分県では筑後川が氾濫しました。大雨の特別警報が出されている福岡県と佐賀県、長崎県では、記録的な大雨で川の氾濫や土砂災害の危険性が極めて高い状態が続き、引き続き最大級の警戒が必要です。避難場所など安全な場所で過ごしてください。 気象庁によりますと、活発な前線の影響で西日本と東日本の広い範囲で大気の状態が不安定になり、この時間は、九州北部を中心に発達した雨雲が流れ込んでいます。 レーダーによる解析では午前6時までの1時間に、▼熊本県小国町付近、▼大分県日田市の中津江付近と天瀬付近、▼大分県玖珠町付近では、いずれもおよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表しました。 また、午前10時までの1時間には、▽愛媛県東温市上林で46.5ミリ、▽福岡県添田町で42ミリ、▽熊本