日本マイクロソフトが総務省の調査などを元に試算したところ、ビッグデータによって7.7兆円の経済効果が得られることが分かっているという。東京オリンピックの経済効果が3兆円といわれているので、その倍額に相当する。だが、現時点では、その4.6%しか活用されていないとも。 ビッグデータというと、どうしても量やバリエーションばかりが注目されるが、真っ先に考えなければならないのは誰が活用し、どのように事業に生かしていくかだとマイクロソフトはいう。つまり、特定の業種、業態、部門だけが使うものではないことに注目しなければならない。 現状ではマーケティングでの活用が先行し、一部ではBI(ビジネスインテリジェンス)で経営管理に使われるなどの限定的な利用だが、これをもっと裾野を広げる方向に活用していくことが必要だという。 利用しないのはビッグデータが扱えないから なぜ、裾野が広がっていかないのか。 その原因をや