2023年4月です。 結構気がついている方もいらっしゃいますが、量子コンピュータは現状使い物になりません。なので、世界中で量子の冬と呼ばれる不景気が起こっています。大規模に調達しながら結果がきちんと出せずに苦労している企業やベンチャーが多く、何よりそれをビジネスに活用しようとしていたユーザー企業に失望が広がっています。 では、技術開発できればそれが解決されるかというとそうい...
量子コンピューターがビジネスを変革し、前例のない演算能力の新時代を切り開くという考えが、先進性や革新性を示すものとして、経営幹部に売り込まれることが増えている。この技術は、競争で優位に立つために必須の新たな要素として宣伝されることが多い。 しかし、この分野で働く多くの科学者にとって、投資家や最高情報責任者(CIO)が量子コンピューティングに寄せている強い関心は、諸刃の剣だ。量子コンピューターはいずれ研究段階を終えてビジネスで活用する必要があるが、この技術の商用化はまだ早すぎる可能性があり、量子コンピューティングが仮想現実やブロックチェーン、NFTとともに、恐ろしい「誇大宣伝」カテゴリーに追いやられるリスクがある、と科学者らは警告する。 量子コンピューティングがつまらないものというわけではない。科学的な観点から言えば非常に刺激的であり、だからこそこの分野では何十年も研究が続いている。 199
この記事は武蔵野アドベントカレンダー19日目の記事です。 物理のステートメントはだいぶ雑ですが、計算のステートメントには一応正確さに気を使って書いているつもりです。何か誤りがあった場合は、@iKodackまでご連絡いただけると幸いです。 (2018/12/22に「宇宙破壊コンピュータはセールスマン巡回問題の最適化問題を解けるか? 」「時間遡行コンピュータで無限ループすると何が起きるか?」を記事末尾に追加しました。) (2018/12/28に「宇宙破壊コンピュータは答えが無い場合に全ての宇宙を破壊する?」について記事末尾に追加しました。) 前書き より速い計算機が欲しい、という欲求は全ソフトウェアエンジニア共通であることが知られています。 最近、業務において500GBのSSDや16GBのメモリを最低水準にするべきではないか、という議論がネットで活発になされていますが、生産性を限界まで高める限
5年後に汎用量子コンピュータ登場か、IBM、Google、Microsoftが先陣――NRI、「ITロードマップ 2018年版」を発表 野村総合研究所(NRI)は、今後のビジネスや社会に影響を及ぼすIT技術について、数年先までの動向をまとめた「ITロードマップ 2018年版」を発表。AI進化の切り札となる「量子コンピュータ」については、2024年度以降に汎用化と予測する。 野村総合研究所(NRI)は2018年3月8日、これからのビジネスや社会に広く普及し、さまざまな影響を及ぼすと考えられる情報通信関連の技術が2018年以降、どのように進展し、実用化されるかを予測した「ITロードマップ 2018年版」を発表した。ロードマップの詳細は、同年3月9日に発売される書籍『ITロードマップ2018年版~情報通信技術は5年後こう変わる!~』に掲載される。 ITロードマップ 2018年版で取り上げたのは、
アメリカの検索大手グーグルは16日、アメリカ航空宇宙局(NASA)と共同で量子コンピューターを使用できる研究所の共同開設を発表しました。機械学習、ウェブ検索、音声認識、計画とスケジューリング、太陽系外惑星の探索、管制センターの運用支援の研究に用いられるといいます。 グーグルとNASAのエイムズ研究所は、共同で「Quantum Artificial Intelligence Lab(量子人工知能研究所)」を設立するとしています。研究所にはカナダのD-Wave社による量子コンピューターを設置。この計算資源は、学術団体USRを通してアメリカ国内の研究者も利用できます。 グーグルの目的は、機械学習を進展させる可能性がある量子コンピューティングについての研究だとしています。機械学習には、数学的にNP困難と呼ばれる計算に天文学的な時間がかかる問題があり、これをより高速に解くために量子コンピューターが役
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